コインロッカー・ベイビーズ(下) の商品レビュー
必要とされてる人間なんてどこにもいないんだよ、 全部の人間は不必要なんだ、 それがあんまり寂しかったから僕は病気になったんだ。
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エネルギーを吐き出すこと。 じっとしてられず動き出すこと。 どんな境遇に陥っても生きていること。 「生きる」という繊細で壮大な仕掛けを、無駄の無い的確なイメージで与えてくれる小説。村上龍の小説はいつもそればかりが主題にされている。 メチャクチャ面白い。
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最後までよくわからなかった。 後半に進むにつれ、表現のグロテスクさがどんどんグレードアップ。 好みの問題だろうけど、好き嫌いがハッキリとわかれそうな作品。
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下巻も読了。もう20年以上も前の小説だったのですね。いまだったらもう少し違ったものになっていたのかなぁ。
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2006年12月読。 読むことに苦痛を伴った。気持ち悪くなったりもした。それなのに読むことをやめられなかった。衝撃的。キクとアネモネは言いコンビだなぁ。「心臓の音」は命の証。
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会社の人が勧めてくれた作品。 コインロッカーに捨てられた二人の子供が大暴れします。 最後はすごいことになってた気が。
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キクとハシ。 自分はこういう対照的な主人公が 二人でてくるものに弱いのかも 最後に 「いや 違う 俺たちはコインロッカーベイビーズだ」
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ダチュラ。この言葉を言いたくなる。フィクションなのにノンフィクションな気がしてきてゾクゾクする。
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無意識のうちに求めていた音。その音は聞くととても安心する。それは心音であるのだが、わからないままその音が聞きたくて探している。 この話を読んで、赤ちゃんや小さい子供の頃のことでも実はどこかで覚えているのかなーと思った。最近虐待とか多いけど、大人になってもそういうのはトラウマになっ...
無意識のうちに求めていた音。その音は聞くととても安心する。それは心音であるのだが、わからないままその音が聞きたくて探している。 この話を読んで、赤ちゃんや小さい子供の頃のことでも実はどこかで覚えているのかなーと思った。最近虐待とか多いけど、大人になってもそういうのはトラウマになって残っていると思う。
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キクとハシの弱さ、強さ。 高校生のとき初めて読んだんだけどあまりに衝撃的で眠れなくなった。当時読んでよかったと思う。ぜひ高校生に読んでもらいたい。大人になって感じることとは多分違う。
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