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眼の壁 の商品レビュー

3.8

29件のお客様レビュー

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最後のシメ方は絶品で…

最後のシメ方は絶品です。ある種の差別がこういう結末を引き起こすということは覚えていたほうがいいとおもいました。1

文庫OFF

2026/04/03

PrimeVideo 出演者: 小泉孝太郎、泉里香、上地雄輔 ------|--------|-------------- 手形詐欺の驚くべき手口、調査を始めた部下を襲った、不可解な事件。 昭和32年、『点と線』と並行して連載された、清張初期の秀作。 白昼の銀行を舞台に、巧妙に...

PrimeVideo 出演者: 小泉孝太郎、泉里香、上地雄輔 ------|--------|-------------- 手形詐欺の驚くべき手口、調査を始めた部下を襲った、不可解な事件。 昭和32年、『点と線』と並行して連載された、清張初期の秀作。 白昼の銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた三千万円の手形詐欺。責任を一身に負って自殺した会計課長の厚い信任を得ていた萩崎は、学生時代の友人である新聞記者の応援を得て必死に手がかりを探る。二人は事件の背後にうごめく巨大な組織悪に徒手空拳で立ち向うが、せっかくの手がかりは次々に消え去ってしまう……。 複雑怪奇な現代社会の悪の実体をあばき、鬼気迫る追及が展開する。

Posted byブクログ

2026/03/25

清張作品を初めて読んだ。日経新聞1面の「春秋」欄で本書に触れていて興味を持ったのがきっかけ。ただ、何に興味を持ったのか忘れてしまったのは残念。 戦後間もない頃が舞台の作品のため、「現代にはそぐわない」表現が多々あるのは致し方ない。やたら煙草を吸うシーンがある、「女の子」という呼...

清張作品を初めて読んだ。日経新聞1面の「春秋」欄で本書に触れていて興味を持ったのがきっかけ。ただ、何に興味を持ったのか忘れてしまったのは残念。 戦後間もない頃が舞台の作品のため、「現代にはそぐわない」表現が多々あるのは致し方ない。やたら煙草を吸うシーンがある、「女の子」という呼び方、そして見ず知らずの他人に個人情報をべらべら喋る人々。特に3番目は現代の人間が読むとかなり違和感があるが、この世界観がないと話は序盤でストップしてしまう。 この違和感が軸でストーリーが展開される。探偵でも刑事でもない20代の主人公が警察より先回りして事件を調べ上げ、真相に迫る。今はほぼ絶滅した2時間ドラマでお馴染みのプロットだ。トリックを解き明かして最後に謎解きが来るが、やや唐突感が否めない。それでもそこそこ夢中になって読み進めた。これが推理小説の王道というものか。

Posted byブクログ

2026/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

手形詐欺にあった会計課長の関野が自殺。上司を慕っていた萩崎は、友人の新聞記者の力を借りて事件の真相を追い求める。しかし、事件を調査していた元刑事が射殺される事件が発生。さらにその調査を依頼していた顧問弁護士も誘拐されてしまう。 最近流行りのイヤミスやどんでん返し系、若手作家のミステリーとはまったく異なるものを読みたくて選んだ。 松本清張は、小説を読んだことがなくても映像化された作品でタイトルや内容を知っているものも多いが、本作は初めて知るものだった。 情景描写がとても丁寧で、取引現場、バー「レッドムーン」の雰囲気、怪しげな人物など、どれも映像を見ているかのよう。それなのに、”犯人”は特徴のない顔とされていて、ずっと掴みどころのなさがある。逆に、”犯人”ではない人物「ベレー帽の男」や「なぜか主人公が惹かれてしまう女性・絵津子」にはわかりやすい特徴があるのに。 真相究明の時間軸にも時代があらわれて、汽車や電話、住所録、電報なども新鮮に読めた。 硫酸を使った死体トリックは途中でわかってしまった。黒幕の最後も、真相にたどり着くまでの道のり(読書時間)を考えると少し呆気なかったかなと思う。

Posted byブクログ

2026/03/11

2026/08 やっぱり松本清張はいい。ということを再確認。 詐欺により自殺した同僚のため、独自に詐欺グループを突き止めようとする男性とその友人の記者。 今とは全く違う時代背景が本当に魅力的。 令和は便利だし、豊かで、物も人もたくさん溢れかえっていて活気はあるけれど この時...

2026/08 やっぱり松本清張はいい。ということを再確認。 詐欺により自殺した同僚のため、独自に詐欺グループを突き止めようとする男性とその友人の記者。 今とは全く違う時代背景が本当に魅力的。 令和は便利だし、豊かで、物も人もたくさん溢れかえっていて活気はあるけれど この時代みたいに、ものすごく長い時間をかけて電車に乗って地方へ行ったり、スマホに触れる代わりにぼーっとしてたら俳句を思いついたりしてみたい。 プライバシーもないので情報筒抜けで、他人と知り合いの境界線が曖昧なのも面白いなと思う。 泥臭く誰かのために真相を追求する主人公と記者の姿に痺れた。途中で重要な女性が気になるものの二人がほぼ接点なく進むのもこの小説の良さ。 松本清張らしいトリック、オチ、楽しめました。

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2025/12/09

松本氏の作品、初めて読みましたが、いやー、凄かった。ただただ、凄かった❗最後、犯人はちゃんとわかるのに、自分の脳がまだ理解できてない凄さに、この作家の偉大さを知った

Posted byブクログ

2025/11/15

探偵役が会社員、素人だから手当たり次第に手掛かりを探すストーリーでつい感情移入してしまうし、 事件を追う動機も信頼してくれた上司の弔い合戦で応援できる。 東京名古屋なんて新幹線使えよって思ったけどまだ開通してなくて驚き

Posted byブクログ

2025/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

手形詐欺事件を苦に自殺した上司の仇を撃つべく、萩崎は記者の友人と組んで調査に乗り出す。相手は右翼の大物。事件の鍵を握る女の影。萩崎は密かに恋心を抱く。 『ゼロの焦点』とは違って、ラストはあっけない点や黒幕の背景がボカされた点が悔やまれるところではあるが、テンポも良いし、サスペンスとしてもすこぶる面白い。

Posted byブクログ

2025/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全容の見えない事件と数多くの謎が次々と現れていくのが面白い。テンポも良く読みやすい。 ただ、全体を通じた大トリックがあるというよりは、いくつかのトリックを最後にまとめて解き明かす形式のため、そこのスペクタクルは人によっては物足りなく思うかもしれない。 また、竜雄の上崎絵津子に対する脈絡のない好意や、一部のトリックの動機に対する疑問は少し残った。

Posted byブクログ

2024/10/12

面白い作品だったので、一気に読みきってしまいました。 白昼の中、手形詐欺にあうところから話が始まる。主人公の上司の無念をはらすため、主人公の友人の新聞記者とともに詐欺の主犯格を探す。今では考えられないような社会の常識も、当時は当たり前の部分もあり、突っ込みどころ満載だが、作品と...

面白い作品だったので、一気に読みきってしまいました。 白昼の中、手形詐欺にあうところから話が始まる。主人公の上司の無念をはらすため、主人公の友人の新聞記者とともに詐欺の主犯格を探す。今では考えられないような社会の常識も、当時は当たり前の部分もあり、突っ込みどころ満載だが、作品としては次のページが気になるほどの面白さでした。 ただ、どうしても気になるのが、黒幕がわかったところ。特に、犯人があっけに取られるほどの劇的な終わりをむかえるところです。初めて読むスピードが落ち、その部分を二度読んでしまいました。

Posted byブクログ