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金閣寺 の商品レビュー

3.9

741件のお客様レビュー

  1. 5つ

    198

  2. 4つ

    219

  3. 3つ

    197

  4. 2つ

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  5. 1つ

    7

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2009/10/04

これを読んで京都・金閣寺に行ったら、もはや、この小説の舞台としてしか金閣寺を見れなかった。。。燃える金閣寺、見てみたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

一方の手の指で永遠に触れ、一方の手の指で人生に触れることは不可能である。やばい。三島由紀夫やばい。おもしろかった!今まで難しそうだな、って手を付けなかった自分に後悔。日を置きながら読んでたんだけど、ラストの放火にかける数ページはドキドキした!だんだん都合良くなってくるでしょ。もう...

一方の手の指で永遠に触れ、一方の手の指で人生に触れることは不可能である。やばい。三島由紀夫やばい。おもしろかった!今まで難しそうだな、って手を付けなかった自分に後悔。日を置きながら読んでたんだけど、ラストの放火にかける数ページはドキドキした!だんだん都合良くなってくるでしょ。もう可笑しくて、はよ放火しろよ!って。その後も結局逃げるのかよ!って(笑)細い線を決してはみ出さないように指で這うような心情の描写。あそこまで執着した文章もすごい。主人公の気持ちは共感した。しすぎた。破壊衝動あるよ私。変態かもな・・。結局自分の周りが思い通りにならなくなると、キレるみたいな。その言い訳に金閣寺を利用してるんじゃないかな。もしかしたら今の社会に起きる不可解な事件とかも、主人公のような日々の劣等感、虚無感の集積、それに基く思考の果てに或る行為を見い出しているのならば、誰も理解できないよね、って思う。只これは金閣寺っていう完璧な美に出会ったその瞬間から、焼き払う運命だったのかもしれないけれど。(20060818)

Posted byブクログ

2009/10/04

三島由紀夫はやっぱり読みにくい。高校のころ読んだのをもう一度読み直してみたけど、やっぱり読みずらかった。そして何も残らない。この人は重厚で絢爛な文章を書くのに、こうも読後に何も残らないのが不思議でならない。

Posted byブクログ

2009/10/04

説得力のある逆説、するどい心理描写、おもしろいです。 主人公の「金閣寺=美」に対する心理的変化に注目。

Posted byブクログ

2009/10/04

 お前ほんま、どんなけ金閣寺好きやねんってぐらい金閣寺金閣寺ですよ。金閣寺博士ですよこれはもう。しかもウジウジマンやし。こうはなりたくねぇなって思う(笑)。文学史的な意味は大きいが、面白さはなかった。

Posted byブクログ

2009/10/04

コンプレックスを克服すための一つのヒントを提示してくている。もちろん、それを実践するかしないか、またその実践方法は人それぞれであろう。

Posted byブクログ

2009/10/04

大学時代に課題で出されて、全部読まずにレポートを書いてしまったので、改めて読み直してみた。どうなんだろう?って部分も多いのだけど、最後の最後に見せる展開は劇的でなかなか面白かった。

Posted byブクログ

2009/10/04

欝っぽくなってた時期に読んで精神状態がしゃれにならなくなったので中断した作品。その1年後くらいにちゃんと読み終わりました。怖い…かな。

Posted byブクログ

2011/07/27

「なぜ死なないのか」。全ては過去形の物語なのが興味深いです。死を前提とした一体感は、文字通りかけがえのないものであったからこそ、主人公はもう一度それを再現せざるを得なかったのではなかろうかね。

Posted byブクログ

2009/10/04

金閣寺の放火を計画する青年の話。この作品で三島由紀夫は金閣寺の美や闇を何百もの単語を使って様々な角度から表現しています。三島由紀夫が放つ日本語の美しさ・斬新さに息を呑むばかりでした。

Posted byブクログ