日本の昔話 の商品レビュー
昔話…は、それなりに知っていると思ってたけど、知らないのがたくさんあった! どこかで読んだようなものもある。竹から生まれないかぐや姫の話もある。 具体的な地名が出てくるものも面白い。
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普段すっかり忘れてるけど幼少期に こんな昔話 「聞いたわー」「読んだわー」 「テレビで観たわー」(まんが日本昔ばなし)と 記憶の壺を掘り起こす脳の運動のようだった 知らないお話でも どことなく懐かしみを感じるのは やっぱり日本人DNA? 特に身近な小さな動物たちのエピソード ...
普段すっかり忘れてるけど幼少期に こんな昔話 「聞いたわー」「読んだわー」 「テレビで観たわー」(まんが日本昔ばなし)と 記憶の壺を掘り起こす脳の運動のようだった 知らないお話でも どことなく懐かしみを感じるのは やっぱり日本人DNA? 特に身近な小さな動物たちのエピソード 日本人はそういう動物達を愛でたり 優しい眼差しやユーモラスな心を 持っていたんだなぁと感じた ほっこり良い本
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柳田国男著『日本の昔話(新潮文庫)』(新潮社) 1983.6発行 2017.11.16読了 「民俗学の祖」として有名な柳田国男だが、今まで一度も読んだためしがないことに気づいて、手ごろなものから手に取ってみた。この本は昔話の原型で、必ずしも昔話とは言えない話もあり、その内容も...
柳田国男著『日本の昔話(新潮文庫)』(新潮社) 1983.6発行 2017.11.16読了 「民俗学の祖」として有名な柳田国男だが、今まで一度も読んだためしがないことに気づいて、手ごろなものから手に取ってみた。この本は昔話の原型で、必ずしも昔話とは言えない話もあり、その内容も短いものから長いものまで様々なものが収録されている。しかし、だからと言って、この本の価値が減少するということはなく、むしろ、昔話というカテゴリーが確立する以前の、単に口伝えとして各地で伝承されていたハナシの原型が垣間見れる。現代文芸との共通点を探りながら読むと面白いかもしれない。 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000001627967
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柳田国男さんの「日本の昔話」ですね。 子供の頃、かなり厚い(昔の本で紙が厚い)「日本昔話」を本がバラバラに成るくらい何度も読み返し記憶が有ります。 この本は原型ともいえる本ですね。 柳田さんとその仲間、お弟子さんたちで全国を旅して収集した集大成の昭和5年判の復刻だそうです。 お爺...
柳田国男さんの「日本の昔話」ですね。 子供の頃、かなり厚い(昔の本で紙が厚い)「日本昔話」を本がバラバラに成るくらい何度も読み返し記憶が有ります。 この本は原型ともいえる本ですね。 柳田さんとその仲間、お弟子さんたちで全国を旅して収集した集大成の昭和5年判の復刻だそうです。 お爺ちゃんお婆ちゃんに語ってもらって集めた物だそうですが、柳田さんとしては物語として満足のいく作品ではなかったようです。その後も収集も続けて物語として読みごたえのある作品を模索されたとか。 私が読んだ本はかなり読み物として完成された作品だったと思います。 この本はそれでも当時の記憶を呼び覚ます懐かしい昔話ばかりで、知らない話もあり、これも優れた文学だと思います。子供が読むには少し難解かな。 口承文学として楽しみたいですね。
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過去分 よく知っている昔話もたくさんあったが、全く意味の分からないものも。 特に後半は、教訓めいたもの?ではなかった
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昭和5年に初めて本にまとめられたもの。この新潮文庫された昭和58年からでも52刷(H25.6刊)。昭和初期頃の昔話の状況を知るための史料として貴重なものであろう。もちろん読んでも面白い話が多い。特に最後の方の短い話が面白い。
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聞いた事がある話から、似たような話、知らない話まで。 数行で終わっているもの、似たような話しか知らないもの 全く知らない話などなど、ひとつ分でも かなり読みやすい感じで書かれていました。 大半、似たような話を聞いた事があるような…でしたが 地方によって違ったり、展開が違ったり。...
聞いた事がある話から、似たような話、知らない話まで。 数行で終わっているもの、似たような話しか知らないもの 全く知らない話などなど、ひとつ分でも かなり読みやすい感じで書かれていました。 大半、似たような話を聞いた事があるような…でしたが 地方によって違ったり、展開が違ったり。 ちょっと読むにも、いいかも、です。
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古くから口伝によって語られてきた日本各地の昔話をまとめた一冊。 聞いたことがあるのは「わらしべ長者」くらいだったな。 教訓として読めるものがほとんどだが、さっぱり何を言いたいのか分からないものも散見される。 親切にしろ、正直であれ、欲深くあるな、分を弁えろ、困る者には手を差し伸...
古くから口伝によって語られてきた日本各地の昔話をまとめた一冊。 聞いたことがあるのは「わらしべ長者」くらいだったな。 教訓として読めるものがほとんどだが、さっぱり何を言いたいのか分からないものも散見される。 親切にしろ、正直であれ、欲深くあるな、分を弁えろ、困る者には手を差し伸べよ。 まあ、シンプルだが、分かりやすい訓戒でした。
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思っていたよりもずっと面白く、興味深く読み終えた。 『善い爺悪い爺』『長者』などの典型的な昔ばなしに加え、いわゆる妖怪的な話もちらほらとあり、そのたびに手が止まる。「魏死鬼」なんていう素敵な響きの鬼の話もあったり。 自分は短時間で読み終えてしまったけれど、ゆっくりとした電車旅なん...
思っていたよりもずっと面白く、興味深く読み終えた。 『善い爺悪い爺』『長者』などの典型的な昔ばなしに加え、いわゆる妖怪的な話もちらほらとあり、そのたびに手が止まる。「魏死鬼」なんていう素敵な響きの鬼の話もあったり。 自分は短時間で読み終えてしまったけれど、ゆっくりとした電車旅なんかでぱらぱらと読むのがよさそうだ。
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遠野物語とは異なり、語りそのもののよりかは、物語としての中核・精神性を集めたものだと思ふ。おそらく、時や場所が異なれば、これらの物語に様々なヴァリエーションが生まれ、語られ方もきつと違つたものであつただらう。 しかし、語られ方が異なつても、これらの話の覚えやすさ、親しみやすさはそ...
遠野物語とは異なり、語りそのもののよりかは、物語としての中核・精神性を集めたものだと思ふ。おそらく、時や場所が異なれば、これらの物語に様々なヴァリエーションが生まれ、語られ方もきつと違つたものであつただらう。 しかし、語られ方が異なつても、これらの話の覚えやすさ、親しみやすさはそれほど変はらなかつたのではないか。そんな気がしてならない。 迷信かどうか、真実かどうか、さういつたことが問題なのではなく、実は、かうした物語がひとびとに深く根を下ろして語り継がれていくこと、維持されていくことそのものがなんとも不思議なことであると小林秀雄は言ふ。 確かに、戦争で昔話の多くを語れるひとは少なくなつてしまつたに違ひない。また、記録からもれていくその中で失はれた物語もあつたはずである。それでもひとは現在だけに生きることはできず、過去といふものを振り返る。あるひは何かをわからうと理由や説明を求め納得しやうとする。その時、形は異なれど、きつと同じ様な物語をひとは生み出すそんな気がしてならない。 物語だけでは生きてゆけぬが、物語のないまま生きることができない。どうやらさういふやうにひとはできてゐるらしい。
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