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鹿男あをによし の商品レビュー

3.9

555件のお客様レビュー

  1. 5つ

    134

  2. 4つ

    236

  3. 3つ

    132

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    3

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2011/09/08

「プリンセストヨトミ」より面白かったな~ 先生と鹿の交流でなんか癒された(笑) ところでこれ、ジャンルは「ファンタジー」でいいんよな?

Posted byブクログ

2011/09/03

自称:森見登美彦 のライバル万城目学の作品。古都奈良を舞台にしており情景を思い浮かべながら読んでいると面白いが、どうしても森見と比べると使っている言葉が稚拙で表現や比喩も大げさで安っぽい。 比べる相手が森見でなければ、休日に頭をからっぽにして読む分にはそれなりの作品であるが、意...

自称:森見登美彦 のライバル万城目学の作品。古都奈良を舞台にしており情景を思い浮かべながら読んでいると面白いが、どうしても森見と比べると使っている言葉が稚拙で表現や比喩も大げさで安っぽい。 比べる相手が森見でなければ、休日に頭をからっぽにして読む分にはそれなりの作品であるが、意識されるものが森見である以上、低評価をせざる得ない。

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2011/08/28

先日DVDで「鴨川ホルモー」を鑑賞してから、積んであったこれを読み始めました。1週間ほどかけて読了。ドラマも放送当時観ていたためネタバレしていましたが、それでも楽しめました。 文章がとても美しい。ほんとに夏目漱石みたいです。まじめさがおかしみを含んでいて、読むのが楽しい本でした。...

先日DVDで「鴨川ホルモー」を鑑賞してから、積んであったこれを読み始めました。1週間ほどかけて読了。ドラマも放送当時観ていたためネタバレしていましたが、それでも楽しめました。 文章がとても美しい。ほんとに夏目漱石みたいです。まじめさがおかしみを含んでいて、読むのが楽しい本でした。 剣道の試合のシーンは特にすばらしかった。緊張感や熱気、息遣いが伝わってくるようでした。 またドラマを観てみたくなりました。

Posted byブクログ

2011/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あー面白かった!! ドラマを観ていて、いつか原作を読んでみたいと思いつつ やっと読む機会が訪れたが、いやあ面白かった! しゃべる鹿と狐と鼠、神様となまず、謎の「しるし」 というファンタジーちっくな設定と、 夏目漱石の「坊っちゃん」を意識したネタの数々が 妙に心地よく混ざり合っていて、 「坊っちゃん」を知っているものにとっては より面白いつくりになっていた。 物語がスムーズに行きそうな時に限って、 意外な方向で新たな問題が発覚する。 主人公と一緒になって、何回も「えっ」と驚いた。 神経衰弱の気があるまじめ主人公と、 主人公を取り巻く心優しい人たち、 なかなか主人公と打ち解けない生徒。 奈良・京都・大阪という舞台で、 繰り広げられる摩訶不思議な世界。 ドラマを観た人も、そうでない人も是非一度、 この世界に足を踏み入れてみてください。 読書のおともには、ポッキーを片手に。

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2011/08/18

この本の前に鴨川ホルモーを読んでいたのですが、あまり進まず、私万城目さんの作品苦手かもしれないと思っていたのですが、私は歴史を感じさせるものが好きということと、剣道が好きということが見事にこの作品に当てはまり、すらすら読めました♪ 松尾芭蕉の話は成る程なぁと思いました。 ...

この本の前に鴨川ホルモーを読んでいたのですが、あまり進まず、私万城目さんの作品苦手かもしれないと思っていたのですが、私は歴史を感じさせるものが好きということと、剣道が好きということが見事にこの作品に当てはまり、すらすら読めました♪ 松尾芭蕉の話は成る程なぁと思いました。 今度はドラマの方もみてみたいと思います!

Posted byブクログ

2011/08/14

奈良に行きたくなる。万城目さんの意図しているところの何も触れられなかった気がする。不思議な世界観で、情景が浮かんでくる文章が素敵。

Posted byブクログ

2011/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本を舞台にしてファンタジーを書くとこんな感じになるのか、と思う。最初は万城目さんはどんなものを書くのだろうと思っていたがなかなか発想が面白くて、楽しめた。日本古来からの言伝えをうまく利用して話が作られていて、ああ、日本は多神教の国なんだなとつくづく思った。

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2011/08/12

ドラマをちょっと観た時は変な話だなあと思ったものだが、他の作品に親しんだ後に読むと、まさに万城目ワールドという展開。

Posted byブクログ

2011/08/10

初万城目作品。すごいアイディア持ちだなぁ、と思った。他の作品もこんな感じなのかな。 鹿男にされてしまった主人公。大明神やら、狐、鼠と登場して、60年ぶりの大?騒動。最後は大円団。 個人的には半だるみもあったけど、思わぬところに話が進み、ほのぼの、すっきりとした読後感でした。

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2011/07/31

読み終わった率直な感想ですが,これは面白い。『鴨川ホルモー』より面白いかもしれません。  奈良のとある女子高に,2学期だけの代用教員として赴任した主人公の先生の物語──と書くと,学園青春もの?という感じですが,むしろ出だしは『坊っちゃん』です。生徒から受ける嫌がらせをコミカルに...

読み終わった率直な感想ですが,これは面白い。『鴨川ホルモー』より面白いかもしれません。  奈良のとある女子高に,2学期だけの代用教員として赴任した主人公の先生の物語──と書くと,学園青春もの?という感じですが,むしろ出だしは『坊っちゃん』です。生徒から受ける嫌がらせをコミカルに描いているあたりがもろに『坊っちゃん』です。放課後の行動を逐一黒板に書かれたりするあたりが特に。  しかし『坊っちゃん』のまま終わるわけではありません。途中からファンタジーの要素が入り込み,その先は剣道部の学園青春ものになって,ミステリーの要素を加え,日本古代史に触れる壮大なファンタジーとなって,最後はさわやかに終わります。堀田イトという重要なキャラクターの描かれ方がちょっと足りないような気もしましたが,全体としては非常に楽しめる内容でした。私は歴史屋なので,特に日本古代史に関する話をうまくファンタジーに仕立て上げているところに感心しました。

Posted byブクログ