アミ 小さな宇宙人 の商品レビュー

エンリケ・バリオス(著者),石原彰二(著者)

2015/08/21

ずっと読みたかった本。一見子ども向けに書かれているが、とても概念的なので、実際には子どもが理解するのは難しいだろう。さくらももこ氏による可愛らしいイラストは、必要以上に視覚的に印象を決定づけるので、ないほうが良かったかも。
テーマは（著者が信じる）愛。地球に住む男の子のところに宇宙人アミが現れ、理想郷を説く。アミによると、宇宙の法というのは、愛が絶対基準だそう。愛さえ十分にあれば、お金も必要なく、諍いも起こらないという。国家なんて必要ないという考え方は、ジョン・レノンのイマジンという歌に出てくる理想の世界と通じるものがあると思った。もっとのほほんとした本かと思ったら、想像以上に哲学的で驚いた。

2015/08/20

今までに読んだことのないジャンルだった。宇宙の中の愛、愛の中にある宇宙、地球の人類はどれだけちっぽけで、野蛮で優しい愛に満たされていないか、本当の愛とは何なのか、アミが優しく分かりやすく教えてくれる。

ひらがなが多くとも読むのには自然と時間が掛かった。本から目を離して、少し上を見上げてアミの言葉を考える時間が多かった、と言った方が正しいかもしれない。

自分は純粋じゃないのかなと考えるも、そんなものはまたくだらないと思える読書だった。たまに彼の言葉を思い出して我に返ることがる。

2015/07/12

この本に出会えた人生に感謝します。

もう大人ですけど、
ワクワクしながら読める私でよかったなーと
思いました。

誰が何と言おうとも、心からそう思います。

2015/06/30

こんなに分かりやすい宇宙の法則の本があっただろうか・・・
ストーリーは物語形式で読みやすく、感じにもふりがながふってある。
あちこちに人生の宝物となるメッセージがいっぱい。
これは一生の保存版の本。

2作目も読まなければ。

2015/05/14

宇宙人アミが、少年に平和な世界と愛について伝える話。
宗教色濃い系かと思ったらそうでもなく。
ほんと、地球のこれからと世界の平和について考えさせられる良い本だった。
みんな、幸せに暮らしたいだけだと思うけど、自分の幸せのために誰かを犠牲にしなくちゃいけないと、張り合わなくちゃいけないと思ってる人が多い気がする。
社会主義、というわけじゃなくて、もっと違うんだよなー・・・
日本は、世界はどこに向かうのかと思う日々だけど、８０億人のうちの何人くらいの人がこのことに気づけば、世界は平和になるのかな、と思った。

2014/12/04

【2014/12/4】
紹介者：米山
レビュー：米山

宇宙の法則は「愛」である。
という目線から臨場感ある物語調で話が進む！

楽しみながら、「愛ってなんだろう？」って自分の経験を振り返ることができる逸品（≧∇≦）

あと、さくらももこさんの挿絵がかわいい

2014/11/10

すごく易しく書かれており、子供にも読める本。読み終わった時に温かいものが心に残る。自分の考え方、生き方が間違っていないか考えさせられた。
続きも読んでみようと思う。

2014/10/20

とても、示唆に富んだ本だと思います。ただの不思議な話、きれいな童話と片付けてしまうのはもったいないと感じました。

2014/09/18

自分の目に見える世界だけがすべてじゃないってこと。宇宙規模からしたら地球なんてほんのちっぽけなもの。時々思い出しては又読みたくなる。そんな本。

2014/08/06

ペドゥリオートがそうだったように、多分誰しも、アミの素直な言葉が響く瞬間、伝わる瞬間があるのだと思う。「きれいごとはうんざり」とはねつけたいときもある一方で、すとんと落ちるときがある。分からないときこそ、ゆっくり口に出してみたい気もする。世界はシンプルで美しい