斜陽 の商品レビュー
太宰治の表現の仕方が素敵です。 とっても上品。 弟の手紙の部分で難しい表現も ありましたが、彼の心情が手にとる 様に解りました。
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斜陽族という言葉を生み出したこの『斜陽』。堕ちていく四人の交錯する、異なった生き方の行く末は。直治の言葉が響きます。
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読み終えた後、唐突に計られたように…斜陽の意味を感じます。したたかに女は恋をして革命する。斜陽族、儚い没落貴族 。大人になって、やっと読んだ太宰治です。この作品の一節が忘れられないです。
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高校の頃には、お母さましか印象に残らなかった。今、読み直して思ったのは、直治のような青年は今の方がたくさん育ってきている。自分で稼いでから遊べ。 そしていろんな経験しろ。
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面白くなくはなかったが結局意味がわからなかった。 ラストまで読んでもわからず友達みんなで回し読みしてもわからず。 やっぱり太宰って難しいんだなぁと思った高1の冬。
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時代背景があまりつかめないまま読みきってしまいましたが、なぜかすっと読めてしまいました。文章が美しいな、と思いました。
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日本語の美しさと女性の美しさ、落ちて行く美しさと。 美を意識させるわりに身近に感じる会話。 まさにデカダン。
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太宰の美しい(時に滑稽な)文章に惹かれ、一気読みしてしまいました。途中出てくる直治の日誌は傑作だと思います。
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美しい日本語。 太宰文学の最高到達点。 没落貴族の生活を的確な描写と叙情的な構成で書いた日本文学の金字塔の一つ。
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タイトルどおり、主人公含め家族が落ちていく本。話は決して明るくはないですが、日本文学の良さってそこだと思ってます。いいです。
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