掌の小説 の商品レビュー
気になる本のひとつ。時々、短いお話を読む。いまだに、全編を読む事が出来ないでいる。ゆっくりと楽しんで読んでいる。
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たった一行で川端文学の世界が一気に広がっていく。 稀な作品です。 天才的なその文章は、私を虜にしてなかなか離しません。 凄艶な描写にただただ驚かされ、また、情景描写の豊かさにため息をつかせてくれます。 一度は読んでおくといいでしょう、小説家志望の人であれば。
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今読んでいる途中。日本語というか、文の使い方が綺麗です。本当は片腕を買おうと思って行ったのになく、突発的に買ってしまったのですが、当たりの予感。
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sudden fictionで知って手をつけた非国民ですみません。でも満足しました。勉強になります。
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康成初体験がこれでした。ドンと背中を押された拍子に見知らぬ土地へ放り込まれ、不安を感じる前にそのふわっとした奇妙な着地にかえって気分がよくなる感じ。好きだなあ。
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これ一冊で川端氏大満喫! エロとエゴと鼻血が満載でおなかいっぱいになれます。 川端氏の作品に関しては、この位短い文章の方がこのみです。
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掌編小説の名前の由来になったもの。 抽象的な話、結末のない話が多く、一編ごとに考え込んでしまいます。 小説の形態をとった、詩のような感じです。
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川端康成の短編集。長編を書く前には、多くの作家が詩を通過してくるが、彼の場合は短編小説だったという。膨大な量に及ぶこれらの作品が「ノーベル賞作家」川端康成を生み出す素養となったのだろう。「妹の着物」など良作多し。
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最高。美しい日本語に惚れ惚れ。一つ一つが2・3ページしかないショートショートなのに、凄まじいまでの作品世界が繰り広げられています。世界の川端は伊達じゃない!!(何を今更)
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「てのひら」と読むのか「たなごころ」と読むのかで苦戦すること数分。「てのひら」が正しいと教えていただいた小説。掌サイズの(?)短編集です。面白い作品がいっぱいです。個人的には『雨傘』や『火に行く女』などがオススメです。
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