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さらば愛しき女よ フィリップ・マーロウ の商品レビュー

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49件のお客様レビュー

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私立探偵マーロウ物。…

私立探偵マーロウ物。突飛だけど男の愛を感じる傑作。

文庫OFF

この作品が、映画や小…

この作品が、映画や小説、音楽などいろいろな芸術に与えた影響は計り知れないと思います。後日、これがもとかと思われるせりふなども多いですね。タイトルも格好よいです

文庫OFF

フィリップ・マーロウ…

フィリップ・マーロウの魅力を堪能できます。卑しい街に住んでいながらも自身は卑しくなく、繊細で、優しく、正義感もありしかも強い!

文庫OFF

2024/03/28

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 『さらば愛しき女よ』 著者:レイモンド・チャンドラー 訳者:清水俊二 装幀:辰巳四郎 発行所:株式会社早川書房 初版発行:1940年 発行:1976年 ハヤカワ・ミステリ文庫 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ...

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 『さらば愛しき女よ』 著者:レイモンド・チャンドラー 訳者:清水俊二 装幀:辰巳四郎 発行所:株式会社早川書房 初版発行:1940年 発行:1976年 ハヤカワ・ミステリ文庫 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ レイモンド・チャンドラー(1888〜1959年) アメリカ文学に多大なる影響を与えた レジェンドであり、私立探偵フィリップ・マーロウを 主人公としたハードボイルド探偵小説を生み出した。 日本では村上春樹が翻訳したことでも知られる。 そんなレジェンド、チャンドラーであるが 小説を書きはじめたのは44歳と遅咲きだが、 長編第1作目『大いなる眠り』は 『三つ数えろ』と改題され映画化された。 主人公フィリップ・マーロウを演じた トレンチコート姿のハンフリー・ボガートの いぶし銀な姿も相まって「ハードボイルド」という 男の矜持を世に知らしめた。 本書は、 そんなチャンドラー2作目の長編小説となっている。 刑務所から出てきたばかりの大男、"大鹿"マロイは、 別れた恋人ヴェルマを探しにセントラル街を訪れた。 だがそこでマロイは再び殺人を犯し逃亡してしまい、 その現場に居合わせたフィリップ・マーロウは 取り調べを受けることになる。 その後、 別の依頼を引き受けたフィリップ・マーロウは その依頼中にまたしてもトラブルに見舞われる。 はじめてのチャンドラー小説だったが 彼に影響を受けた村上春樹の初期作品 『風の歌を聴け』に見られるような、 洒落た言い回しやジョークを ふんだんに用いた台詞や会話を楽しむのが本書の、 いやチャンドラー作品の魅力の1つだろう。 特に美女とフィリップ・マーロウの 男女としての駆け引きの場面ではそれが顕著だ。 ふたたびの殺人を犯した 大鹿マロイはどうなってしまうのか? そのマロイの別れた恋人ヴェルマはどこにいるのか? 私立探偵フィリップ・マーロウが ウィスキーを飲み紫炎をくゆらせ、 事件解決へと奔走する。 ネタバレは回避するが、 結末はタイトル通り、 まさしく『さらば愛しき女よ』にふさわしい 内容となっている。 男と女の悲哀、 これもまさしく「ハードボイルド」に 必須な要素なのだ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

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2024/02/24

何十年ぶりの再読。 チャンドラーを読んだ人間と読んでない人間では、人生観が違うのではとまで思った少年時代。 今回あらためて読んでみて、筋を追うだけでは事件の全体像が最後の最後まで分からないので、終盤マーロウが何をしたいのかチンプンカンプンだし、読み通すのにめちゃくちゃ忍耐が要っ...

何十年ぶりの再読。 チャンドラーを読んだ人間と読んでない人間では、人生観が違うのではとまで思った少年時代。 今回あらためて読んでみて、筋を追うだけでは事件の全体像が最後の最後まで分からないので、終盤マーロウが何をしたいのかチンプンカンプンだし、読み通すのにめちゃくちゃ忍耐が要った。

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2023/08/21

ハードボイルドの古典、私立探偵フィリップ・マーロウを主人公とする長編シリーズの第2作目。村上春樹の新訳もある。 独特の魅力を持つ私立探偵フィリップ・マーロウが偶然巻き込まれた二つの事件。背景が明らかになるにつれ、それぞれが次第に繋がり一つの真実に導かれていく。 アクションあり...

ハードボイルドの古典、私立探偵フィリップ・マーロウを主人公とする長編シリーズの第2作目。村上春樹の新訳もある。 独特の魅力を持つ私立探偵フィリップ・マーロウが偶然巻き込まれた二つの事件。背景が明らかになるにつれ、それぞれが次第に繋がり一つの真実に導かれていく。 アクションありロマンスあり、巧みに張り巡らされた伏線による驚きの結末あり。文体も読みやすくて面白い。何よりも、登場人物たちの魅力が大きい。ミステリーは門外漢な上にハードボイルドは未知の領域だったけれど。古本で110円だったから……という安易な購入理由で読んだ本作は、やはり名作の香りが高く読み応えがあった。マーロウがやたらモテる理由がわからないことが、自分がモテない理由なんだろうな(笑)。読了後に検索していて知ったが、DSでゲーム化されていたとは恐れ入った。

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2019/03/27

後半、一気に加速。 正直、かなりご都合主義的なところもあるけど そこから注意がそれるほど、 ぐいぐいと気持ちを引っ張っていく。 たぶん、見落としているところも 多い気がするので 再読すると新たな発見がありそう。

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2019/03/10

「さらば愛しき女よ」誰が訳したのか知らないが、心打つ名訳だ。1995年版ハヤカワ文庫 一度は読むべき本である。

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2018/12/14

(108)比喩の訳わからなさにイヤにならなければ面白く読める。メガネさんに鍛えられていれば大丈夫。中国茶のように云々。

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2018/10/15

文体がとてもクール。やはり一気に読まないと話のスジがわからなくなる。村上春樹が好きというのもわかる。 再読 19951003

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