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さらば愛しき女よ フィリップ・マーロウ の商品レビュー

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49件のお客様レビュー

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2009/10/04

マーロウのかっこよさは、完璧なかっこよさじゃなくて、なんというか捜査の途中でびびっちゃったり、女の人を口説いてみたり、そういう人間くささがありながら、ちゃんと謎を解決しちゃうという、そういうかっこよさだよね。 春樹訳バージョンも読んでみたい。ぜったい清水さん訳のマーロウより男臭い...

マーロウのかっこよさは、完璧なかっこよさじゃなくて、なんというか捜査の途中でびびっちゃったり、女の人を口説いてみたり、そういう人間くささがありながら、ちゃんと謎を解決しちゃうという、そういうかっこよさだよね。 春樹訳バージョンも読んでみたい。ぜったい清水さん訳のマーロウより男臭いだろうな。

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2009/10/04

刑務所から出てきたばかりの大男マロイは、別れた恋人ヴェルマを探しに、酒場を訪ねるが、そこで再び殺人を犯してしまう。現場に居合わせたフィリップ・マーロウは、姿を消したマロイと、ヴェルマを探し始める。 冷徹な描写、豊潤な詩情、含蓄に富む台詞、印象的な登場人物。 ハードボイルド派ミス...

刑務所から出てきたばかりの大男マロイは、別れた恋人ヴェルマを探しに、酒場を訪ねるが、そこで再び殺人を犯してしまう。現場に居合わせたフィリップ・マーロウは、姿を消したマロイと、ヴェルマを探し始める。 冷徹な描写、豊潤な詩情、含蓄に富む台詞、印象的な登場人物。 ハードボイルド派ミステリーの美学が詰まった、レイモンド・チャンドラーの傑作。 NINTENDO DSでゲーム化もされました。 「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」("プレイバック"より) by Steel

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2009/10/07

あまりに有名なチャンドラーの作品。 今まで一度もフィリップ・マーロウを読んだことがなかったことに気づいて古本屋で購入してみました。 読んでいて物価の違いに驚きます。書かれた時代がしのばれるなあ… あまりに有名な作品なので気負って読んだ感があるのでそれでちょっと評価が低くなり...

あまりに有名なチャンドラーの作品。 今まで一度もフィリップ・マーロウを読んだことがなかったことに気づいて古本屋で購入してみました。 読んでいて物価の違いに驚きます。書かれた時代がしのばれるなあ… あまりに有名な作品なので気負って読んだ感があるのでそれでちょっと評価が低くなりました。 それにしてもアメリカもあの時代は飲酒運転が厳しくなかったんだなあ…

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2010/09/09

2009/4/28ジュンク堂似て購入 2009/ 26夜 レイモンド・チャンドラー万歳!!

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2009/10/04

080102 かっこいい。推理小説としてどうなのかは、わからない。チャンドラーの結婚歴は夢があっていい。

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2009/10/04

「ほめているのか、からかっているのか?」 アン・リアードンはおちついた声で言った。 「わかんないの?あたし、接吻してもらいたいのよ」 しみじみ思うことは、 ここぞという時どうするか、っていうのは、 やっぱり女のほうが一枚上手って感じ。 そういうオンナになりたい。。

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2009/10/04

チャンドラー作品に出てくる魅力的なキャラクターはマーロウ以外にも枚挙に暇がないけれど、この作品の大鹿マロイとアン・リアードンはその大きな存在感をブッちぎりで持ってると私は思う。 『わかんないの? あたし、接吻してもらいたいのよ』 そんなセリフ、死ぬまでに一度くらい言って貰いたいよ...

チャンドラー作品に出てくる魅力的なキャラクターはマーロウ以外にも枚挙に暇がないけれど、この作品の大鹿マロイとアン・リアードンはその大きな存在感をブッちぎりで持ってると私は思う。 『わかんないの? あたし、接吻してもらいたいのよ』 そんなセリフ、死ぬまでに一度くらい言って貰いたいよな?

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2009/10/04

処女作「大いなる眠り」に引き続き、フィリップ・マーロウを主人公に据えたチャンドラーの二作目長編。関連性がないように思われる複数の事件が、終盤に向かってゆくにつれて徐々に集約されていく構成の巧みさは前作と同様。洗練されすぎていて物足りなさを感じる部分もあるものの、無頼漢マロイにささ...

処女作「大いなる眠り」に引き続き、フィリップ・マーロウを主人公に据えたチャンドラーの二作目長編。関連性がないように思われる複数の事件が、終盤に向かってゆくにつれて徐々に集約されていく構成の巧みさは前作と同様。洗練されすぎていて物足りなさを感じる部分もあるものの、無頼漢マロイにささげられた結末は、男女間にある埋めることのできない生き方の隔たりを真正面からとらえた素晴らしいもの。哀愁どっぷり。

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2009/10/04

マーロウかっこいい。なんかとりあえずこれしか感想が…。プロットの練り具合というか最後に全ての事件が繋がりあう所なんかは絶妙なんだけど正直俺には原?のほうが錯綜するプロットが上手いと思った。ただ引き込まれるように読んじゃうのは確か。海外ものなのに。それが上手さなのかな。

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