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続 氷点(下) の商品レビュー

4.2

56件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    16

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    9

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二人の男性をめぐって…

二人の男性をめぐって、陽子が出した結論は………

文庫OFF

陽子の内面に、他人を…

陽子の内面に、他人を受け入れる心が本当の意味で残っていて、良かった。

文庫OFF

2025/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「氷点」につづきおもしろかった…!! 死の淵から復活した陽子が直面する自分の罪と、産みの母の罪。そして彼女を取り巻く面々それぞれの罪。人間は原罪をどう償えばよいのか。 宗教的なテーマを掲げながら、説教くさくない。神の教えが素直に心に沁みてくる作品。 夏枝や村井、達也など、その身勝手さは読んでいてイライラするが、それが生身の人間の姿なのだ。だからこそ、嫌悪感を抱きながらもどうしても嫌いになれない。深く掘り下げられた人間像と、美しい北海道の情景。三浦綾子の筆力に感嘆する。

Posted byブクログ

2025/05/06

やっぱり続編は一枚落ちる、少なくともミステリーとしては全部読めてしまって面白いとは必ずしも言えない。 でも本作の主題は第1作含めて、詰まるところ「愛」とは何か?だろうから、その手の要素はあくまで附属品なんでしょう。でも読み物として、最初から続編考えてたのかな?という疑問含めて少々...

やっぱり続編は一枚落ちる、少なくともミステリーとしては全部読めてしまって面白いとは必ずしも言えない。 でも本作の主題は第1作含めて、詰まるところ「愛」とは何か?だろうから、その手の要素はあくまで附属品なんでしょう。でも読み物として、最初から続編考えてたのかな?という疑問含めて少々詰め甘かなぁと思う次第。

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2024/12/17

 達哉の言動にイラッとしながらも、そりゃ色々思うところはあるよなと思い直したり、私もこんな風に強引にやりそう…と思ったりしながら読みました。 けれど、俗世に塗れた私は「嫌なものはイヤで良いじゃないか」と思ってしまう。そんな私だからこそ、三浦文学は対極にあるようで、惹かれるのかなあ...

 達哉の言動にイラッとしながらも、そりゃ色々思うところはあるよなと思い直したり、私もこんな風に強引にやりそう…と思ったりしながら読みました。 けれど、俗世に塗れた私は「嫌なものはイヤで良いじゃないか」と思ってしまう。そんな私だからこそ、三浦文学は対極にあるようで、惹かれるのかなあー。  何はともあれ、色々なことがスッキリ片付いた感が良かったです。

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2024/01/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

包帯を巻けないなら、他人の傷に関わるべきではない。 自分の機嫌自分で取る。と通づるものを感じる。 人間は生きている限り多くの罪を犯す。 それを認識できていれば、他人をどうこう裁くことなどできない。 自分にも罪があり、必ずしも正しくなど居られないことを自覚できているのであれば。 ただ、達哉と村井と夏枝だけは最後まで好きになれない。 どうも自分勝手が過ぎる… 以下好きな言葉。 自分 1人ぐらいと思っていけない。その1人ぐらいと思っている。自分にたくさんの人が関わっている。ある人がデタラメに生きると、その人間の一生に出会うすべての人が不快になったり、迷惑を被ったりするのだ。そして不幸にもなるのだ。 一生を終えて、後に残るのは、我々が集めたものではなくて、我々が与えたものである

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2023/11/12

「氷点」よりは少し淡々と進んでいく感じ。 人間の色々な感情がリアルに書かれていて、唸ってしまった。 達哉の強引さはひどい。。

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2022/02/03

会社員一年目に、彼女に教えてもらい、自分の原点の一つにもなった作品。 全編を通じて描かれる原罪と赦し。 ドラマ性と人物描写がとても良い。 高木の配慮により佐石の娘では無かった陽子、兄の徹、弟の存在、そして北原。父啓三のような人格者でも、嫉妬とエゴに負けて過ちを犯す。 これはある...

会社員一年目に、彼女に教えてもらい、自分の原点の一つにもなった作品。 全編を通じて描かれる原罪と赦し。 ドラマ性と人物描写がとても良い。 高木の配慮により佐石の娘では無かった陽子、兄の徹、弟の存在、そして北原。父啓三のような人格者でも、嫉妬とエゴに負けて過ちを犯す。 これはある意味、人間賛歌(良い面も悪い面も含めて)ではないかと、後の自分には思える。 最後に残るのは、北原の瑞々しい青年の心。そこに一番惹かれる。 この本に出合えて良かった。ある意味一番辛かった社会人に駆け出し時代に、今思うとこの本との出会いで純粋な自分を保てたような気がする。姫路での一人暮らしを支えてくれた読書の中で、一番大きい存在だった。 それと、元々好きな北海道がとても好きになりました。網走に流氷も見に行ったけど、残念ながら会えず。 でも何年も経て、塩狩峠には行きました。 いつまで経っても色あせない作品ですね。

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2021/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

陽子をただの清らかな子としなかった点が特に良かった。自分を正しいとすることの驕りに気付かされた。これ無くして陽子のことは語れない。 より深くキリスト教と聖書の教えに沿っていく下巻だった。前作のラストが完璧だと思ったので、続編はどうかと思っていたが、この続編があってこそ、人の罪とゆるしに深く潜り込むことができているように思う。 達哉の暴走、順子の苦しみ、追い詰められた恵子、三井の罪の意識、北原の事故。何かの試練のように苦しみが付き纒うが、この物語が始まったときには、全てがもう決まっていたのだと思える。ここを避けては通れないという思いがする。そんな運命のような物語だった。

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2021/05/03

学生時代に父親に勧められて読んだが、改めて再読。 ストーリーの面白さだけでなく、色々と考えさせられる内容。赦すということの難しさ。

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