まっくろネリノ の商品レビュー

ヘルガ・ガルラー(著者),やがわすみこ(著者)

2024/08/09

真っ黒な雛のネリノ、黒い色が故に兄弟たちからも仲間はずれ。ただ、その体の色を活かして兄弟のピンチを救うことに。色が上手く使われていて、視覚的に印象に残る絵本です。内容は分かりやすく幼い子からでも楽しむことが出来そう。

2024/05/28

ネリノは、かわいい小鳥。でも色はまっ黒、兄弟は皆きれいな色なのに……。
暗闇の中のネリノは目だけ光ってて、いつも兄さん達のようにきれいな色になりたいなぁ〜って思ってました！
目玉のキョロキョロしか見えないネリノだってとってもチャーミングなのにね！

生まれながらの黒、このコンプレックスが個性としてどう変わっていくかというお話しです。

まっ黒ネリノだから大活躍ができた！お兄さん達の為に自分の色を活かしたのです。そして、それを自信に繋げていきます。

ぼくなら助け出してあげられるかもしれない……。

ネリノかっこいいよ！

個性を受け入れ、喜びにしたネリノ…素敵ですね！

オーストラリア児童文学賞作品です。

#まっくろネリノ
#ヘルガガルラー　さく
#やがわすみこ　やく
#偕成社
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2024/03/31

主人公：小鳥　ネリノ
舞台となる年代・地域：野外
主題：特性を生かす
対象年齢：幼児〜
文章：ネリノ一人称
挿絵について：黒地にクレヨン（の様）で塗りつぶし、子供が書いた様に可愛らしく身近に感じる
内容：真っ黒なネリノはカラフルな兄さんたちに遊んでもらえずいつもひとりぼっち
そんな兄さんたちが捕まえられ、真っ黒なネリノは闇に紛れて助け出す。
特記：クレヨン画と黒地
魅力的な点：一見簡易な絵に親しみを感じ、文もわかりやすい。

2023/07/07

１つだけ仲間はずれにされてしまうお話って結構あります。そういう意味では真新しさはないのですが、独特な絵が印象的なお話に昇華しています。

2023/09/13

ち：ダメだと思う部分だってちゃんと役に立つってこと！
他人とちがうということは、他人にはないものを持っているという事。
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★2023.9（1年・２年・３年）

2023/05/07

中央児童福祉審議会特別推薦文化財
オーストリア児童文学賞

優しい色合いの絵がかわいくて、ちょっぴり寂しい。まっくろネリノの孤独さや悩んでいる様子が切ないです。
生まれつきの色。でも黒だからこそできることに気づいたとき、まっくろネリノの世界が変わります。

2023/01/24

小さい頃、大好きだった絵本。
お話の内容よりも、暗い背景にカラフルな兄さんたちが映えているのが、ただただ綺麗で好きだった。
ネリノのさみしい気持ちは読み取れなかった子供だったらしい。
ネリノ、鳥なの？

2022/11/06

”くろすけ”ではない。
でも、”くろすけ”のような風貌の小鳥のネリノ。

親鳥達はエサ探しに忙しく、かまってくれない。
他にいる4匹のカラフルな兄達もネリノの色を理由にかまってくれない。
孤独と寂しさを抱えるネリノだが、その色彩が仇となって捕らえられてしまった兄達を助け出すことで居場所を見つけるという、よくあるといえばよくある話。

背景が黒だと体が完全に溶け込んで、ちょびっととさか、大きな目、細い足しか見えないところがなんかかわいかったな。

2022/09/29

絵がとても可愛いいしデザイン的にもスッキリしている。ストーリーはあるあるな感じだけでストレート。少し物足りないけど小さい子にはいいかな。

2023/10/23

真っ黒な故に、カラフルな兄弟たちから仲間外れにされていたネリノが、その黒くて夜に見えにくいという特徴を活かして、捕まってしまった兄弟たちを助けるお話。

11月、３歳～、