まっくろネリノ の商品レビュー
まっくろネリノは自分がまっくろけなのが気に入りません。でもある日、、、オチは大人にはわかるものの心温まる絵本。絵もとっても素敵です。
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図書館で幼稚園児くらいの男の子が手にしているのを見て、私もよみたくなってしまい図書館で借りた 「まっくろネリノは、きょうだいにも仲間はずれにされて、いつもひとりぼっち。けれども、ある日、兄さんたちがゆくえ不明になって・・・・。しんみりと味わいふかく、ソフトなパステル画が魅力的。」(裏表紙より) シンプルですてきな絵本だ 両親と四人の兄さんはきれいな色なのに、自分だけまっくろなネリノは、それがうまれつきなのかな?と考える 切ないけれど、子どもは意図せず残酷なことがある 人は見た目じゃありません、ということを、小学校の道徳で習ったことがあるような気がする 自分が助けられたからって、相手に対する評価が変わるなんて現金じゃない?とも思ったけれど、それは子どもだけでなく大人にもあてはまってしまうことなのだ だから、このくらいわかりやすい例があってもいいと思う 最後の「作者の紹介」が少しおもしろかった
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ミムラさんの絵本紹介の中で、異質な存在であった本。 オーストリアのデザイナー、ヘルガ=ガルラーの描いた絵本。 まっくろな背景に体の色が真っ黒の鳥の目玉だけがギョロリ と輝く不思議な感じの絵です。 美しい兄弟の中で、ひとり違った存在は、みにくいあひるの子 かなとも想像しましたが...
ミムラさんの絵本紹介の中で、異質な存在であった本。 オーストリアのデザイナー、ヘルガ=ガルラーの描いた絵本。 まっくろな背景に体の色が真っ黒の鳥の目玉だけがギョロリ と輝く不思議な感じの絵です。 美しい兄弟の中で、ひとり違った存在は、みにくいあひるの子 かなとも想像しましたが、真っ黒はそのまま。 まさに暗闇に 紛れて捕まった兄弟を助けに行きます。 シンプルな絵ですがパステルのタッチ、色彩のコントラストに 引き付けられます。子供たちは目玉だけのネリノを絵の中に見 つけて、「ネリノはここ!」「がんばれネリノ、見つからないぞ」 と応援するのでしょうか。 そして、最後にネリノを真ん中に兄弟が仲良くそろってほっとす るのですね。
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家族の中で一羽だけまっくろなネリノ。その姿のせいで兄弟からも相手にされず孤独な日々。でも、ある日、兄さんたちがいなくなって。。。 表紙もまっ黒だけど、中のイラストも暗めの背景に描かれています。 色づかいの綺麗な絵本。 孤独だった自分が、個性を生かして皆にみとめられるという 絵本らしさを持ったシンプルないい絵本。 (年齢が上がると単調な話と思うかもしれない) 幼稚園~低学年向け? 3分40秒
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「ほらね、もう まっくろくろだって ちっとも かなしいことなんか ないんだ。」 自分の持っているものに自信が持てなかったら、他人との違いが気になったら、ぜひ手に取ってほしい一冊!絵を見ているだけで心に花が咲いてくる温もりがあります。 アクション 生まれ持った自分の色を生かす。
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昔から表紙だけは知ってたんだけど、カラフルなお花の方にばかり目が行って隣にいるネリノに全く気付いていませんでした。今回初めて文章を読んで、ようやく「あ!ここにいる!」って(笑) それくらい目立たないネリノ。でもだからこそにいさんたちを助けることができたんですね。自分では欠点だと思ってたところも、見方を変えてみると良い所もある。そんな当たり前のことを思い出させてくれた絵本でした。
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1973年発表の ベストセラー絵本。 コレ最初に読んだの いつやったかなぁ〜(^_^;) 自分も学生時代から 白い羊の群れに馴染めない 黒い羊だと思って ずっと生きてきたし、 自分自身のアイデンティティに 疑問を感じてた時期もあって、 自分だけが黒い体だということに ...
1973年発表の ベストセラー絵本。 コレ最初に読んだの いつやったかなぁ〜(^_^;) 自分も学生時代から 白い羊の群れに馴染めない 黒い羊だと思って ずっと生きてきたし、 自分自身のアイデンティティに 疑問を感じてた時期もあって、 自分だけが黒い体だということに コンプレックスを持つネリノに 本当に共感してしまいました。 物語は、 黒い体のせいで 誰にも相手にされなく ずっと自分に自信が持てなかった、 真っ黒クロスケに似た 不思議な鳥のネリノが、 真っ黒な体の ネリノでしかできないやり方で 兄弟たちのピンチを救い 自分は自分でいいんだと 本当に大事なことに気付くという ストーリーです。 子供向けの絵本には珍しい黒を基調にした 表紙のインパクトと、 鮮やかで優しい パステル調の絵の中に 孤独なネリノの 心模様を表したかのような 絶妙な黒の使い方が 見事ですね☆ 他人との違いに気付き それを認めるということは、 実はそう容易くはいかない。 人と同じだということが 安心感を生み信頼に繋がる、 小さな子供の世界では なおさらだと思います。 だからこそ、この物語は 孤独は決して 悪いことではないということや、 自分は自分でしかないという事実は 悲しいけれど、 かけがえのないことでもあるということ、 他の誰でもないという事実こそが 綺麗だということ、 あなたは あなただから 綺麗なんだよということを 無意識のうちに教えてくれる。 悲劇を俯瞰して 笑い飛ばす勇気をくれる 絵本なので、 アイデンティティに悩む すべての人たちに オススメします(^_^)v ただパラパラと見て楽しむだけでも綺麗で 心落ち着きますよ☆
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図書館借本。 3歳半娘2歳2ヶ月息子に読み聞かせ。 絵、内容、長さすべて◎ コンプレックスは発想を変えれば特技になる! 『みんなちがってみんないい 金子みすゞ』だね。内容のわりに文章がさらりと言葉が少ない所も良いのか1回読むと2、3度リクエストされます。
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まっくろネリノ。ぼくはおとうさんとおかあさんとおにいちゃんとくらしています。よるになるとぼくはでもくらいからめとあしだけしかみえない。あーでも、おにいさんたちぼくとあそんでくれないからはんれてねよう、とまっくろねりのはおもいましたー。でもたんぽぽのはなはへいきです。おとうさんとお...
まっくろネリノ。ぼくはおとうさんとおかあさんとおにいちゃんとくらしています。よるになるとぼくはでもくらいからめとあしだけしかみえない。あーでも、おにいさんたちぼくとあそんでくれないからはんれてねよう、とまっくろねりのはおもいましたー。でもたんぽぽのはなはへいきです。おとうさんとおかあさんから、おにいさんとおねえさんがいなくなったことをききました。さがしてももうどこにもいません。いました。とりかごのなかに。おにいさんたちはあまりきれいで、とりかごのなかにいれられちゃったのかー。そうだ、ぼくならだいじょうぶだよ。ひがくらくなったらぼくがあけてあげるからね。にいさんたちはいっしょにぼくたちとあそんでくれたよ。
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