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ベストセラー小説の書き方 の商品レビュー

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35件のお客様レビュー

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小説の書き方に絶対正…

小説の書き方に絶対正しい方法などはない。これはどこまでもクーンツ流。彼の執筆信念と書き方の重要ポイントを、豊富な例をあげて解説している。内容は濃く、示唆に富んでいる。

文庫OFF

 ベストセラーの書き…

 ベストセラーの書き方なんて 妙な本が出ていると思った。奇麗ゴトを言うなら ベストセラーなんて狙わずに 本当に自分にしかかけない小説を書いて欲しい。読んだことのないものが見たいから

文庫OFF

これを読んでからとい…

これを読んでからというもの、前より読書を楽しめるようになりました。こういう本を読んでから本を書くのは考え物だけど、良い読者になるために一度は読んでおきたい本。

文庫OFF

どうすれば、より多く…

どうすれば、より多くの人に読まれるのか?作者が培った経験を惜しみなく本書に注ぎ込んでいる。ここまで手の内を明かしても良いんでしょうか。作家志望はもちろん、読書家にとっても必読の一冊。

文庫OFF

アメリカの作家による…

アメリカの作家による創作指南。ベストセラーになるほど良い本を目指せ、ということでしょう。

文庫OFF

何百万もの読者に支持…

何百万もの読者に支持される人気作家ならではの、それ自体が一つのエンターテインメントとなるように計算された好読み物!巻末に読書ガイド「読んで読んで読みまくれ」添付。

文庫OFF

2024/04/03

「大衆に売る」ことに焦点を当てて語られていたのが良かった たくさん読んで、たくさん書けというのはスティーブンキングが言ってたのと共通していた

Posted byブクログ

2023/02/18

『作家で億は稼げません』の吉田親司氏が推薦していた本。この本自体は昔から存在は知っていたものの未読でした。 良いきっかけだし読んでみるかと思って読んでみました。 確かに参考になることもいくつかは書かれていたものの、出版年が古く、既出の情報が多かったです。一応、自分なりに重要そう...

『作家で億は稼げません』の吉田親司氏が推薦していた本。この本自体は昔から存在は知っていたものの未読でした。 良いきっかけだし読んでみるかと思って読んでみました。 確かに参考になることもいくつかは書かれていたものの、出版年が古く、既出の情報が多かったです。一応、自分なりに重要そうなところを列挙しますが、創作指南本を何冊か読んでいたら、だいたい前提として書いてあることがほとんどを占めています。 「いや、その先を知りたくて本を手に取ったんだよ」と全体的に消化不良でした。 というか、昔から書名だけは知ってて、何人かがオススメの本としてあげていたから、自分のハードルが勝手に上がっちゃっていたのかもしれません。 結論:よく読んでよく書け!(これも多くの作家が言ってることだけど…) 『作家で億は稼げません』の吉田親司氏が推薦していた本。この本自体は昔から存在は知っていたものの未読でした。 良いきっかけだし読んでみるかと思って読んでみました。 確かに参考になることもいくつかは書かれていたものの、出版年が古く、既出の情報が多かったです。一応、自分なりに重要そうなところを列挙しますが、創作指南本を何冊か読んでいたら、だいたい前提として書いてあることがほとんどを占めています。 「いや、その先を知りたくて本を手に取ったんだよ」と全体的に消化不良でした。 というか、昔から書名だけは知ってて、何人かがオススメの本としてあげていたから、自分のハードルが勝手に上がっちゃっていたのかもしれません。 結論:よく読んでよく書け! ●古典的なプロットの定型 ①作家は今まさに恐ろしい困難に遭遇しようとしている主人公を紹介する。 ②主人公はその困難を乗り越えようと努力するが、さらに深みにはまる一方である。 ③主人公が穴から這い上がろうとすると、いろいろとやっかいなことが持ち上がる。 ④恐ろしい体験と耐え難い状況によって、深く傷つき、変貌をとげた主人公は、自分自身について、あるいは人間が常に置かれている状況について、なにかを学びとる。(読者はハッピーエンドを望みがち) ●主人公を困難によって追い詰めるときのルール ①主人公の状況をさらに悪化させるものにする。原稿の水増しに使ってはならない ②前の事件から必然的に生じるもので困難を構成する。 ③「たまたま」「偶然」に起きてはならない ④困難は主人公の愚かさによって引き起こされてはならない ⑤物語の最後の困難は最悪のものに設定する ●結末の作り方 ①よほどのことがなければハッピーエンドにすべき ②それまで組み立てたプロットを正当化するような賢明な結末にすべし ③結末が決まらないうちに書き出してはいけない ④結末に近づいたら、描写を簡潔にして展開を重視して読者を焦らさない ⑤結末を迎えた後、エピローグは簡潔にしてさっさと物語を終わらせる ●登場人物の設定を練るときに考えた方が良い要素 肉体的特徴 声や話し方 動作や仕草 過去の生活 宗教 性に関して 職業 特殊技能 ●登場人物を動かすときの動機づけとして使用頻度が高いもの 愛情 好奇心 自己防衛 金銭的欲望 自己再認識 復讐 →動機は重ねがけすることでより現実味を帯びてくる

Posted byブクログ

2022/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ベストセラー作家のディーン・R・クーンツの指南書。どうすれば大衆にうける物語を作れるのか、小説を読む上でも知っていると楽しめる知識だと思います。古い本ですが、物語の作り方はそうそう変わらないようです。 【瞬読73冊目 毎分9000文字】 【ストーリー・ライン】 最初の三ページで読者の心を掴む 冒頭をとにかく書いてみる→アイデア・ポンプが動き出す。 プロット(物語の中の出来事に秩序と首尾一貫性をもたらす)を大切にする。 テーマは小説を豊かにするが、説教やエッセイぽくならないように。テーマは作者が述べる人間の条件についての声明である。モラルではない。 物語は自分の経験と感性から→自分が学んだ教訓や真実、物語から育む。 読んで読んで読む→描いて書いて書く→潜在意識の大釜を作る→アイディアが作品になる。 【キャラクター】 主人公には行動を起こさせる(言葉で状況を説明しない)アクションを研究する。 キャラクターの作り方・・身上書を作る、動機付けはリアルに説得力のあるものを。 ①愛②好奇心③自己防衛④金銭的欲求⑤義務⑥復讐など 【文体】 セリフは自立させる。○○は~と入れるのはキャラが立っていない 説明は会話の中にいれるなど工夫する。単調な文章を避ける。リズムを作ること。 作家として活躍するには優秀な編集者を見つけること。

Posted byブクログ

2022/01/23

主人公が困難を乗り越える、というのが基本的なプロット。 読者が物語にどっぷりと浸かれる、そんな、読書体験を提供するのがベストセラー作家であり、そのための注意事項を学べる本。

Posted byブクログ