日本語の作文技術 の商品レビュー
日本語での文章の書き方をしっかりと学んだこともなければ、その基本的なルールについても知らず、さすがにまずいと思い、この本を手に取ってみた。「わかりやすい本」かと問われれば、Noであろう。しかし、新聞記者である筆者の鍛錬と経験によって辿り着いた、「わかりやすい文章」を書くための法則...
日本語での文章の書き方をしっかりと学んだこともなければ、その基本的なルールについても知らず、さすがにまずいと思い、この本を手に取ってみた。「わかりやすい本」かと問われれば、Noであろう。しかし、新聞記者である筆者の鍛錬と経験によって辿り着いた、「わかりやすい文章」を書くための法則が綴られている。『句読点の打ち方』の章はこれから何度も読み返すことになるだろう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
作文とか綴り方って授業そういえばなかったよね 大学で初めてレポートの書き方ってあったけどすぐ終わっちゃって何にも身についてない 句読点以外にも見やすい、わかりやすい文章の書き方を多くの例題で具体的に示してくれておりわかりやすい 常に身近に置いておきたい本
Posted by
第二章 修飾する側とされる側 第三章 修飾の順序 第四章 句読点のうちかた 第六章 助詞の使い方 これらの4章が役に立った。それ以外の章は,私にとっては得るものがなかったので,本書の評価を星3つとした。 筆者と同じく私も文章を書いて生計を立てる職業なので,本書から学んだことを...
第二章 修飾する側とされる側 第三章 修飾の順序 第四章 句読点のうちかた 第六章 助詞の使い方 これらの4章が役に立った。それ以外の章は,私にとっては得るものがなかったので,本書の評価を星3つとした。 筆者と同じく私も文章を書いて生計を立てる職業なので,本書から学んだことを日頃の業務で実践していきたい。
Posted by
4章まで推奨だったのでそこまで。 いままでなにげなくやっていたことなんだろうけど、それを意識できるようになる。これを継続できればすっきりとした文が書けるようになるかも
Posted by
技術ですから、誰でもできそうなくらいに基本ルールが分析されている。句読点をロジカルに打てるようになるとは思わなかった。
Posted by
本書は、まさに作文の「技術」という本である。日本語の文を書く際の、 ・修飾語(句)などの語順をどうするか ・句読点の打ち方をどうするか ・段落をどこで区切るか などの「技術」を教えてくれる。 このような「技術」は通常の学校では教えてもらえないため、独自の判断で文を書いている人が...
本書は、まさに作文の「技術」という本である。日本語の文を書く際の、 ・修飾語(句)などの語順をどうするか ・句読点の打ち方をどうするか ・段落をどこで区切るか などの「技術」を教えてくれる。 このような「技術」は通常の学校では教えてもらえないため、独自の判断で文を書いている人がほとんどかと思われる(少なくとも自分はそうであった)。本書を読むことで「分かりやすい文」の体系的な作り方を学習することができる。 本書は、論文を書く際の参考とするために購入した。論文では誤解を与える書き方が許されず、主張を正確に表現することが求められる。本書の「技術」を使うことで、自身の主張を正確に書き表すことに一歩近づけたかと思う。 なお、作文において重要となる“文書の構成”などは本書の範囲外となっている。あくまで「日本語の文章をどのように作るか」に本書の主眼が置かれているため、分かりやすい文書の構成方法等については別に勉強する必要がある。
Posted by
原稿用紙の使い方とか取材メモの取り方とかはあまり必要ない内容もあるけど、修飾の順序、句読点の打ち方、助詞の使い方等、具体的な例を沢山挙げながら非常によく整理されている。中黒点の使い方とか一部同意しかねる内容もあるけど、、今までなんとなくぼんやりしてた(させてきた)ものも整理できた...
原稿用紙の使い方とか取材メモの取り方とかはあまり必要ない内容もあるけど、修飾の順序、句読点の打ち方、助詞の使い方等、具体的な例を沢山挙げながら非常によく整理されている。中黒点の使い方とか一部同意しかねる内容もあるけど、、今までなんとなくぼんやりしてた(させてきた)ものも整理できたので勉強になりました。特に複雑怪奇な文章を扱う特許翻訳者は読んでおいて損はないのでは。
Posted by
最近のグローバル志向の後押しもあるせいか、英会話の勉強というのは今も人気。 だけど、英会話ができるからと言って、それは本当に「語学力がある」と言えるのだろうか? 語学というのは何も他国の言語に限った話ではない。日本語を上手に扱えることも、「語学力がある」ことの立派な証明だ。 ...
最近のグローバル志向の後押しもあるせいか、英会話の勉強というのは今も人気。 だけど、英会話ができるからと言って、それは本当に「語学力がある」と言えるのだろうか? 語学というのは何も他国の言語に限った話ではない。日本語を上手に扱えることも、「語学力がある」ことの立派な証明だ。 本書で解説される修飾の順序や句読点の打ち方、助詞の使い方といった原理は、日本語が持つ「日本語の論理」というのをはっきりと浮き彫りにしてくれる。 これを読んだら「英語は論理的、日本語は非論理的」なんてことは言えなくなります。
Posted by
1982年初版ゆえにやや例文が古くささを感じるのですが、日本語でよりよく伝えるためにとても役に立ちます。
Posted by
語順に無頓着な人は理解しやすい文章をかけません、ということを(主に)主張した本。この本でそれに気付かされました。
Posted by