おひとりさまの老後 の商品レビュー

上野千鶴子【著】

2009/10/04

ところどころ笑いながら読了。

でもこの本、男性はムカつく人が多いのでは？
（特にあとがきなんか）

著者の信条には私は概ね賛成でしたが
公平な視点で客観的に書かれてるかというと
それがそうでもなく、著者自身を含め
独身シングルを賛美し過ぎかなぁ。。。なんて。

福祉面はこれからどんどん変わっていくだろうけど
老いた時の心の持ちようなど勉強になりました。

賛否両論ありそうな本だけど
私には面白かったです。

2009/10/04

2008/8/10
老後も楽しく生きたいなら金銭、交友関係、身辺整理、介護など色々考えて準備は必要なのね。
でも不必要に老後を怖がることはないんだとちょっと安心した。

2009/10/04

独身でバリバリ働いてきた著者の覚悟？ともいえる、老後の過ごし方についての本。確かに面白かったけど、やっぱり結婚してないからの潔さや、ちょっとケース的に足りない部分もありましたが、老後やシングルライフを楽しむ指導書（笑）としては、とても楽しめる本です。

2009/10/04

子どもに頼らない老後、というか頼るべき子どもや肉親のいない老後をどう「生きるか」ということは切実な課題です。しかし、著者の主張は、精神論としてはよくよくわかるし、当り前のことだと思いますが、老後のためにわざわざ作っていかなければいけない人間関係や蓄財がそもそもできない人がどうするか、ということの方が切実なのだと思います。

▲ほんとうをいうと、孤独を癒すのは、「あなたはひとりじゃない」というメッセージではない。もっと正確にいえば「あなたが孤独であることを、同じように孤独であるわたしが、理解はできないが、知っている」というメッセージである。▲

読了　2007／9／19

2009/10/04

単なるエッセイにとどまらず老後の暮らし方、お金の問題、介護のこと、最期をどう迎えるか（遺言、葬儀、墓・・・）、など理論的にも納得。女性学、ジェンダー研究のパイオニアというだけある。「結婚しなければ不幸」とか「親にならなければ半人前」という時代ではない。長生きすればするほどシングルも増える。女性も自立して自分のことはしっかり自分で考えなくちゃね！

2009/10/16

別れてひとりの自分。
いずれ母も先に逝くだろう。
そしたら完全におひとりさまになるわけで、そう遠い話ではない。
母と同居のために、一度出た息子の所には戻れないから。

面白くて笑いながらだけれど、内容は濃いです。
切実な問題です。

心して先を考えておかないと・・・と思ってます。
人生楽しく生きないとね。

2011/09/09

本屋さんでずっと平積みなので、楽しみにしていたけど、内容は、案外ありきたりで、比較的お金持ちさま対象。いくら準備したって、結局だれか、それが家族であっても他人であっても、になんらかの迷惑かけちゃうんだから、この際開きなおって、日々を楽しく生活するに限る！

2009/10/04

漠然と抱えていた「不安」

何がどう不安なのか？何故不安なのか？それは本当に不安なのか？
不安を解消する方法は？考え方は？知り方は？

「私の生き方は私の生き方」
でもひとりで生きてるわけではない。

私の大好きな周囲の人々を大切にしながら
大切にされながら。

大切な人にだけ(笑)、こっそりオススメしてみたい。
そして読後に「私はこう生きたい！」なんて話を聞いてみたい。

2011/09/09

　これは「負け犬」であるおひとりさまの老後であって、わたしの老後ではないなあというのが第一の感想。　彼女がおひとりさまでも払えるだろうというグループホーム、絶対入れないもんね。　だけど収入の高低にかかわらず、ひとりの老後はやってくるもの。そのときのために、こういうタイトルで真面目なものにふれておきたいとは思います。　それに、今の孤独がなんでもないように思えてきません？

2009/10/04

読みましたけど、老後に危機感を持っていなかったし、ほんの少しの貯えと通常の人間関係さえあれば何とかなっていくと思っています。