おひとりさまの老後 の商品レビュー

上野千鶴子【著】

2009/10/04

ん〜。こんなに力まなきゃいけないのかなー、と思った本。言っていることは、その通りと思うんだけど。何より先立つものが必要ね、と思っちゃうんだよな、どうしても。

2009/10/04

上野さんの本との出会いは学生時代の課題レポートで。それからよく読んでいました。単身世帯だけじゃなくて、女性にとってなかなか面白い読み物かもしれません。他の本も久しぶりに読んでみようかな。

2011/07/17

前から上野さんの本を読むと元気になります。今回も、1人だろうがお金がなかろうが、1人でも大丈夫という気にはなりました。あくまでも読んだ直後だけですが。そのうち、現実がじわじわと。だけどこの本に出てくるようなＮＰＯやらお一人様が集まったグループはどうやって見つけるんでしょう。大体人と世間話するより本読んでるほうが好きという人間に、コミュニケーション能力を上げることができるだろうか。なんか寂しい老後のようだ。

2009/10/07

ウエノ先生の「おひとりさま論」。単身世帯はいまや多数派。「ひとりでは寂しいでしょう」とか「ひとりの老後は哀しいわよ」とか、それは要らぬお世話なのだと、自分だけの住まいの快適さ・大切な友人とのネットワーク・それらを支える経済基盤・どんな介護を受けるのか・そしてどんな風に終わるのか・・まで、おひとりさまの諸先輩や同輩の豊富な事例を引きながら、こんなにも楽しめるよと教えてくれる。

2011/07/18

上野千鶴子のおひとりさまの老後を読みました。女性でシングルを通した人の老後はどう生活していけばいいのか、ということを論じた本でした。結婚していようがいまいが、最後はひとり、という強い論調で書かれていました。そこまで、肩肘張ってシングル女性であることを肯定しようとしなくても、と思ってしまいました。読んでいて痛々しさを感じてしまいました。お一人様の老後については、前に読んだ香山リカの老後がこわいに書かれている通り、経済的な問題が影を落とします。この本に書いてあるようなバラ色の老後を迎えられるのは上野千鶴子のようにほんの一握りの女性だけじゃないのかなあ、と思っています。まあ、先のことはわからないので、淡々と今できる事をしていくだけだよなあ、と自分としては納得しているのですが。

2009/10/04

今までどうして誰もこんな本を出さなかったんでしょう。
目から鱗が落ちすぎて、もう目まで無くなってしまったような気がします（笑）