経営を見る眼 の商品レビュー
働くとは何か、企業とは何か、リーダーのあり方、経営のあり方など、経営する視点に立って物事を考えることができる。 この中で、リーダのあり方に関してピックアップしてみた。 □「経営とは、他人を通して事をなすこと」人を動かすことの大切さ □「将というもののありかたは、まず群を統制...
働くとは何か、企業とは何か、リーダーのあり方、経営のあり方など、経営する視点に立って物事を考えることができる。 この中で、リーダのあり方に関してピックアップしてみた。 □「経営とは、他人を通して事をなすこと」人を動かすことの大切さ □「将というもののありかたは、まず群を統制し、兵の心を掌握することにあって、いかに戦うかは、そのつぎにくることである」 □リーダーの要諦 P108 ?部下たちに仕事全体の方向を指し示す。 ?部下たちが仕事をしたくなる、やりやすくなる環境を整備する。 ?部下たちが自分でやるプロセスを刺激する。応援する。 □凡庸な教師は命令する。良い教師は説明する。優れた教師は範となる。雄大な教師は心に火を付ける。 The mediocre teacher tells. The Good teacher explains. Ther superior teacher demonstrates. The great teacher inspires. つまり、「The great teacher inspires.」にならないといけない。 □リーダーへの信頼感の条件は、ぶれない決断。 P112 ?決断してくれということ。それが信頼感を生む。 ?その決断の内容が筋が通っていること。 つまり本質の決断から、信頼感が生まれる。 ?状況の変化と共に決断を容易に変えない。という意味はぶれないこと。 □器量とは ?考えることのスケールの大きさと深さ =>日頃から大きく、深く考えるから、その人は「大きく深い人物だ」と思える。 周りの人には思いも付かない範囲まで考えたり、徹底的に考える。 だから、みんなが納得する意見を言える。 ?異質な人を受け入れる度量 ?想定外の出来事を呑み込む力
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多くの戦略本で語られているツール類の説明ではなく、もう少し構造に目を向けて整理をしようとしている本書。確かにわからなくはないけれど、「情報の目線」「感情の目線」での考察について物足りなさを感じた。リーダー考については興味深かった。
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【070923】 ・将というもののあり方は、まず軍を統制し、兵の心を掌握することにあって、いかに戦うかは、そのつぎにくることである。 ・リーダーの要諦とは、 ?部下達に仕事全体の方向を指し示す ?部下達が仕事をしたくなる、やりやすくなる環境を整備する ?その後は、彼ら自信が自分で...
【070923】 ・将というもののあり方は、まず軍を統制し、兵の心を掌握することにあって、いかに戦うかは、そのつぎにくることである。 ・リーダーの要諦とは、 ?部下達に仕事全体の方向を指し示す ?部下達が仕事をしたくなる、やりやすくなる環境を整備する ?その後は、彼ら自信が自分で仕事をやるプロセスを刺激する。応援する。 ・信頼感を生み出す基礎要件は、人格的魅力とぶれない決断(筋を通す、安易に変えない)である。
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前半部分は、伊丹敬之の本にしては退屈だな、と思いながら読んでいたが、後半はかなり面白かった。「この本は、企業組織の中でマネジャーやさまざまな立場のリーダーになることをめざしている人たちに、企業の経営というものをどのような眼で見ればいいのか、その見方を書いた本」というのが、筆者自身...
前半部分は、伊丹敬之の本にしては退屈だな、と思いながら読んでいたが、後半はかなり面白かった。「この本は、企業組織の中でマネジャーやさまざまな立場のリーダーになることをめざしている人たちに、企業の経営というものをどのような眼で見ればいいのか、その見方を書いた本」というのが、筆者自身が書いたこの本の紹介文である。前半は、企業とは何か、とかという、なんだろう、この本の「前提条件」みたいなものが書いてあるが、その部分は、はっきりと退屈。後半の事業や企業の戦略論的な部分になると面白くなってくる。別にリーダーをめざさない人が読んでも、普通に面白いと思う。平易な文章と内容であり、読みやすい。
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