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レインレイン・ボウ の商品レビュー

3.9

111件のお客様レビュー

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    29

  2. 4つ

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  3. 3つ

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「月曜日は水玉模様」…

「月曜日は水玉模様」の続編です。 前作で主人公だった片桐陶子。 彼女の高校時代のソフトボール部の元メンバーだった、牧知寿子が死んだ。 知寿子の通夜で再会した元メンバーたち。 彼女たち七人が、連作短編のヒロインです。 さわやかあり、温かさあり、ミステリあり、で大満足な本でした。

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心がほっこりして良か…

心がほっこりして良かった。それぞれの短編がひとつに繋がっているのだけれど、どの編の主役も生き生きとしていて、きちんと自分を持ってるなあと。短編集としても楽しめた。

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『月曜日の水玉模様』…

『月曜日の水玉模様』の主人公・片桐陶子さんが、高校時代にキャプテンを務めていたソフトボール部の部員が集合。部員の一人、牧知寿子が死んだのだが…。それぞれの女性としての人生が深い、七人の物語。

文庫OFF

やっぱり陶子さんは素…

やっぱり陶子さんは素敵です。人生捨てたもんじゃない、と思わせてくれる作品。

文庫OFF

2024/05/19

<再登録>七人の女性たちの心情を虹の色になぞらえて描いた7篇を収録。「月曜日の水玉模様」の片桐陶子も元キャプテンをして登場。 どの話も抱えている悩みはすぐには解決されなくても、今の自分を受け入れて希望を持てる終わり方をしています。「雨上がりの藍の色」の由美子がパワフルでよかったで...

<再登録>七人の女性たちの心情を虹の色になぞらえて描いた7篇を収録。「月曜日の水玉模様」の片桐陶子も元キャプテンをして登場。 どの話も抱えている悩みはすぐには解決されなくても、今の自分を受け入れて希望を持てる終わり方をしています。「雨上がりの藍の色」の由美子がパワフルでよかったです。

Posted byブクログ

2023/09/21

再読。 「月曜日の水玉模様」の主人公、片桐陶子の高校時代の部活仲間の牧知寿子が亡くなったところから始まる連作短編集。ソフトボール部の7人の女性のそれぞれの物語が、最後で繋がる感じ。 みんなそれぞれ問題を抱えて生きている。その問題が身近に感じられた。特に私は『緑の森の夜鳴き鳥』が...

再読。 「月曜日の水玉模様」の主人公、片桐陶子の高校時代の部活仲間の牧知寿子が亡くなったところから始まる連作短編集。ソフトボール部の7人の女性のそれぞれの物語が、最後で繋がる感じ。 みんなそれぞれ問題を抱えて生きている。その問題が身近に感じられた。特に私は『緑の森の夜鳴き鳥』が心に響いた。主人公の井上緑のずっと隠してきた気持ちがひしひしと伝わってきた。私も同じようなこと思ってたときがあったなー、なんて思い出す。どこかで割り切るしかないんだよなー、なんて考えさせられた。 私には本を読む癖みたいなのがある。気にいるとその作家さんの作品ばかり読む。そして読み過ぎて飽きてしまう。という癖。今はブクログのおかげでその癖は回避できてる。加納朋子さんも前に読み過ぎて飽きてしまった作家さんの1人。加納朋子さんが好きになったきっかけがこの「レインレイン・ボウ」。今日読んで面白くてあっという間に読んでしまった。昔と今で好みが変わってないことに気づき、また加納朋子の読んだことのない作品を読んでみようと思った。

Posted byブクログ

2023/02/27

登場する25歳の女性7人それぞれの現状が語られている。かつてはソフトボール部だった仲間たちが色んな職業についている今、それぞれに悩みがあり葛藤している。登場する1人1人を把握するのに読み返したりしながら全てが繋がっていく。後半に向けてじわじわと面白くなっていった。

Posted byブクログ

2022/03/23

ソフトボール部に在籍していたメンバーのその後の人生が描かれている。平凡に暮らす女性達のエピソードはあまり心が動かなかった。根底に死というテーマがあるがあまりピンとこない。もう少しひとりひとりの人生を深掘りして欲しかった。

Posted byブクログ

2021/10/18

陶子さんシリーズの2冊目。 前作と話の作りは全く違って、陶子さんがキャプテンをしていた高校の頃のソフトボール部のメンバーが若くして亡くなり、その葬儀に集まった当時の部員が一人ずつ主人公になる話が7つ。 高校卒業から7年経って25歳になった彼女らの現在とそこに至るまでが描かれる。 ...

陶子さんシリーズの2冊目。 前作と話の作りは全く違って、陶子さんがキャプテンをしていた高校の頃のソフトボール部のメンバーが若くして亡くなり、その葬儀に集まった当時の部員が一人ずつ主人公になる話が7つ。 高校卒業から7年経って25歳になった彼女らの現在とそこに至るまでが描かれる。 専業主婦、編集者、保育士、看護師、プータロー、栄養士。主人公の置かれた立場と心情に応じて異なるタッチで書き分けられ、様々なテイストの話が楽しめる。 勿論この作者のこと、各話で“小さな謎解き”も散りばめられ、いずれも良い話だが、中でも変わり者の作家の妄想が楽しめる第2話やある社員食堂に派遣された栄養士がサラリと奮闘する第6話が好み。 それらが積み重ねられた最終話で、ただ一人葬儀に参列していなかったメンバーの失踪を巡ってここまで語られたメンバーが繋がってもうひと転がりするのもこの作者ならでは。 その中で、陶子さんに対して由美子や萩や祖母がかける言葉がなかなか良い。頼もしかったキャプテンの姿とは裏腹な陶子さんの胸の内を覗くことが出来、その姿を好ましく思った。

Posted byブクログ

2021/10/02

なんだかなぁ〜な感じでした。 いろんなドラマが散りばめられています。 そのストーリーを友人の死という出来事で 串刺ししてるけど、結末が・・・

Posted byブクログ