東京夜話 の商品レビュー
シュールな短編集です。 わたしは好きですが、不思議だから好みは分かれるかもしれません。 面白がったもん勝ち、みたいな印象です。
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東京の下町でおこる、不思議な出来事。そこに住まう不思議な人たち。地面の上をしっかり足で踏みしめて主人公は歩いていく。さまざまな掌編が収まった短編集。 「ぶらんこ乗り」に感銘をうけ、それ以降の作品に戸惑った僕に取って十分に楽しめた一冊。 読んだ人はきっと、愛着のわく作品をこのな...
東京の下町でおこる、不思議な出来事。そこに住まう不思議な人たち。地面の上をしっかり足で踏みしめて主人公は歩いていく。さまざまな掌編が収まった短編集。 「ぶらんこ乗り」に感銘をうけ、それ以降の作品に戸惑った僕に取って十分に楽しめた一冊。 読んだ人はきっと、愛着のわく作品をこのなかから一つ、見つけられるはず。
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東京の個性豊かな街ひとつひとつを舞台に描かれた物語18篇。 いしいさんがあたかも本当に目にしてきたかのように語られる物語はなんだか不思議な感じ。想像力豊かな人だー。 クロマグロとシロザケの純愛の物語に思わず涙してしまった(笑) いしいしんじさんやっぱり好き!
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あとがきにあった「境界を消しにくい人」にとても共感。人間て性別とか役職とか見た目とか年齢とか、そういったその人についてるいろいろを見て人に接するけど、いしいしんじにとっては会社の偉い人もおばあちゃんも浮浪者も同じ「人」というくくりなのだろう。 そうやって分け隔てなく人と接すること...
あとがきにあった「境界を消しにくい人」にとても共感。人間て性別とか役職とか見た目とか年齢とか、そういったその人についてるいろいろを見て人に接するけど、いしいしんじにとっては会社の偉い人もおばあちゃんも浮浪者も同じ「人」というくくりなのだろう。 そうやって分け隔てなく人と接することができる人がとてもうらやましい。境界を消したい人。うーん。素敵な響き。
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シュール。 もうそうとしか言いようがない。 ベガ星人。 夜のゴミ収集。 クロマグロとシロザケの恋。 彼の目には、世界がどんな風に見えているんだろう。 あまりのシュールさに圧倒され、★は3つ。 でも、一生手放したくない一冊です。
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率直に、ただ重く暗いイメージの本だった。ブラックというよりかはダークな話を集めた、読んでいて少し不安になるような感覚だった。
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いしい しんじさん初読み。 タイトルと表紙でなんとなく手に。 シュールだった…。シュールすぎた…。 ダッチワイフとゴールデン街で飲んだり、`池袋` がくだをまいたり、 鮭とマグロが恋したり…。 とにかくシュールでした。 もしくは酔っぱらいの話だ(笑) でもなんだかんだで最後...
いしい しんじさん初読み。 タイトルと表紙でなんとなく手に。 シュールだった…。シュールすぎた…。 ダッチワイフとゴールデン街で飲んだり、`池袋` がくだをまいたり、 鮭とマグロが恋したり…。 とにかくシュールでした。 もしくは酔っぱらいの話だ(笑) でもなんだかんだで最後まで楽しんで読んでしまった。 そう。まさしく「読んでしまった…。」という感じです。
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短編集でものによって好き嫌いが分かれる。嫌いというより、よくわからないという方が適切か。 個人的には「お面法廷」がとても好きだった。
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「ぶらんこ乗り」を読みたいと思って本屋に行ったのに、 この本に目が行き購入。 東京の様々な地を舞台にしたお話。 それぞれの「東京」を読みながら思い描くと、 なんとなく、その地名の雰囲気を感じることができる不思議な本。 現実と非現実を行き来していて、 果たしてそれが...
「ぶらんこ乗り」を読みたいと思って本屋に行ったのに、 この本に目が行き購入。 東京の様々な地を舞台にしたお話。 それぞれの「東京」を読みながら思い描くと、 なんとなく、その地名の雰囲気を感じることができる不思議な本。 現実と非現実を行き来していて、 果たしてそれが現実のことなのか?不思議な錯覚に陥ります。 いしいさんは、発想力や表現力が素晴らしいというより、 『妄想力』が素晴らしい・・・と言った方がしっくりくる。 1のことを10に広げられるし、 気が付いたら、100になっていて、 またそこから末広がりに様々な妄想が繰り広げられていく感じ。 その『妄想』の世界に入っていくのが、非常に心地よかったです。 だけど、どのお話も哀愁があって、もの悲しくて、 最後には、しっかりと私を現実に戻してくれるお話ばかりでした。
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こんな不条理でシュールな街歩きエッセイ風小説なんて他にあるかな。夜の浅草の仲見世、おれも好き。たしかに滑走路みたいだ。
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