東京夜話 の商品レビュー

いしいしんじ【著】

2011/02/27

もう少しで読み終わる。
恐ろしかったり愛しかったり切なかったり。
いしいしんじは変幻自在の男の巫女のような人だ。
目下、田町と池袋がグッときました。
池袋・・・。池袋ラバーの友人に読ませたい。

2011/01/21

いしいさんの作品は「夜」とゆうイメージをしてしまうものが多い。落ち着いた、淡々とした文体は夜にとっても似合う。だから自然に作品世界に引き込まれてしまう。歩調を合わせていってふと気づいたら違う世界。その事になかなか気づかない。それが「東京」とゆう実際の場所になるとさらに強まる。ほんとにこんな事あるんじゃないか、東京を歩きたくなる。不思議と読んでいて心地いい気分になれる作品。

2010/10/13

東京の様々な地区を舞台にした、不思議な話の短編集。
語り手が人間ではなかったりするのがおもしろい。
短編だが読み応えがある。
一番のお気に入りは｢クロマグロとシロザケ｣。
今後マグロとサケを食べられなくなりそう。可哀想で・・・。

2015/06/29

こ、これがいしいさん!?
『ぶらんこ乗り』『プラネタリウムのふたご』から入ったのでびっくり。
でも、面白いのでさすがです。

2010/10/08

現実と非現実をひょいと行き来できる人のおもしろおかしい東京津々浦々話。

いしいしんじさんの著書の中では正直これが一番好きです。

2010/10/12

「ぶらんこ乗り」があまりにもよかったので購入。
東京の土地にちなんだ短編集。
今まで何気なく通り過ぎていた東京の景色が違って見える。
ますますいしいさんの本が読みたくなりました。
この秋の楽しみです。

2010/08/26

東京を舞台とするシュールな短篇小説。

とにかく東京を舞台に、色々な奇妙な出来事が平然と展開する。
のっけから『ミュージシャン』や『学生』、『キャバクラ』たちが「ゴミ」として収拾されていく下北、宇宙人がこっそりと人間に混ざって生きている新宿…。

でも残念ながら、最後まで読み切れなかった。

また、時間を置いて読んでみよう。

2010/08/16

東京の色々な街を舞台にした短編集。
いしいしんじは自分の中で好きな話と嫌いな話が
はっきり分かれるんですが
これは本当どれも好き。雰囲気がいい。
「真夜中の生ゴミ」「老将軍のオセロゲーム」
「クロマグロとシロザケ」「お面法廷」が特に。
「お墓アンダーグランド」は長編でもいけそう。

2010/06/11

小説なんだけどエッセイみたいなファジーなかんじが好きです。一つの話を読むたびに、まったく違う気分になれる。

2010/06/07

この本を読んでから、東京の街を歩いてるだけで物語の世界にいる気持ちになれます。涙したり笑ったり、大満足の一冊！一貫して言えるのは、どのお話も温かい気持ちにさせてくれること。先生の話とダッチワイフの話が好きです！