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でっちあげ の商品レビュー

3.9

47件のお客様レビュー

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2013/09/16

モンスターペアレントという言葉が一般的になったのはココからなのでしょうか? マスコミというか、どれが真実か分からないまま一人歩きしてしまいとんでもない自体に発展してしまう…最悪のパターンです。 教職ではないですが、このような自分が状況になってしまうと本当にパニクってしまいます...

モンスターペアレントという言葉が一般的になったのはココからなのでしょうか? マスコミというか、どれが真実か分からないまま一人歩きしてしまいとんでもない自体に発展してしまう…最悪のパターンです。 教職ではないですが、このような自分が状況になってしまうと本当にパニクってしまいます…というか上司(本では校長・教頭)がしっかりしていないと自分の敵になってしまうというか、たまったもんでは有りません。 こんな妄想親に振り回されてひどい目にあったではすみませんし、クレーマーというのは自分勝手なストーリーを作ってしまう事が多々有ります。 自分の身を守るではないですが、防御壁を常に考えていないと今の時代生きられないのかもしれません、サバイバル現代社会。

Posted byブクログ

2013/02/25

全国で初めて教師による児童へのいじめと発表された事件の真相。 読んでいくと、事件の真相に驚かされるとともに、ニュースのあり方、自分自身のあり方について深く考えさせられた。 児童の立場に立って考えれば、そして、じっくり話を聞き出すことができたなら、これほど多くの人々を傷つけずに...

全国で初めて教師による児童へのいじめと発表された事件の真相。 読んでいくと、事件の真相に驚かされるとともに、ニュースのあり方、自分自身のあり方について深く考えさせられた。 児童の立場に立って考えれば、そして、じっくり話を聞き出すことができたなら、これほど多くの人々を傷つけずにすんだのではないか。なぜ、これほどまでに保護者の意見を人々は信じ、流されてしまったのか。学校の管理職から始まり、教育委員会、新聞記者、弁護士、精神科医……。冷静になって、どうして子どもと教師の話を聞くことができなかったのか。たくさんの何故?がわき起こってくる。 今でいうなら、モンスターペアレンツに周りの大人たちが振り回されたようにも見えるが、冷静な判断に欠いた他の多くの大人たちにもきっと原因はあるはず。この著者のように声を上げる人がもっと多くなれば、理不尽な制裁を受ける加害者が減っていく気がする。 そして、すぐに悪者を決めつけようとする今の社会の流れがここに凝縮されているよう。また、被害者に対して過度な感情を寄せ冷静な判断を欠いた大人たち、自分自身の非を認めない大人たち。本当に様々なことを考えさせられた。 たくさんの人にこの本を読んで、考えてほしくなる。

Posted byブクログ

2013/02/15

恐すぎ!恐すぎ!恐すぎ!!! …確かに記憶の片隅に「穢れた血」「殺人教師」等の報道の断片が。 でも、その後、こんな展開を遂げたとは知らなかった。 てか、この親。何者? なにがしたいの? こんなことって実際に起きるの? いや。起きるんだろうな…と、プチモンスターに出会った後なら...

恐すぎ!恐すぎ!恐すぎ!!! …確かに記憶の片隅に「穢れた血」「殺人教師」等の報道の断片が。 でも、その後、こんな展開を遂げたとは知らなかった。 てか、この親。何者? なにがしたいの? こんなことって実際に起きるの? いや。起きるんだろうな…と、プチモンスターに出会った後なら理解は出来るんだけど ホント酷過ぎ。 事件自体を知らない人も多いかもしれないけど、 私みたいに「殺人教師」のまま、情報が訂正されていない人も多いと思う。 どっちにしろ、「報道」というモノの怖さを考えさせられる。

Posted byブクログ

2012/11/26

これはね~、始めから驚愕の文章でね~、ムカムカさせられましたわ。 読んでる最中、ずーっと眉間にしわがよるのよ。 美容に悪いわ~。 福岡「殺人教師」事件の真相とい副題で冤罪のお話です。 教師が子供に毎日体罰をした。 子供が混血のため差別された。 という児童の両親に嵌められた教師...

これはね~、始めから驚愕の文章でね~、ムカムカさせられましたわ。 読んでる最中、ずーっと眉間にしわがよるのよ。 美容に悪いわ~。 福岡「殺人教師」事件の真相とい副題で冤罪のお話です。 教師が子供に毎日体罰をした。 子供が混血のため差別された。 という児童の両親に嵌められた教師の冤罪についてです。 あのね~、 この両親、絶対におかしいわよ。 モンスターペアレントなんて言われてるみたいだけど、 気違いとしか言いようがないわよ。 嘘八百でっちあげでね、 こういう両親が世の中にいること事態信じられないんだけど! そんな両親に育てられてる子供は絶対におかしくなるね。 またさ、校長も精神科の医師も教育委員会も馬鹿だね。 この教師の冤罪がみんなにわかってもらえただけでも 救いだけど、 本当は、こういう親から子供を救ってあげるのが 本当の終わりのような気がするわ。 いやー、言いたいことありすぎて書けない。 とにかく、恐ろしいでっちあげ事件の真相です。

Posted byブクログ

2012/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーむ、映画「羅生門」ではないが(ちと、例が古すぎるか!)、真実って一体何やろう?それぞれの当事者によって、事実のとらえ方が異なるのは、致し方ないことなのか?わからん、わからん。

Posted byブクログ

2012/07/10

[主な内容] 2003年6月、全国で初めて「教師によるいじめ」と認定される事件が福岡で起こった。 ”殺人教師”とまで報じられたが、しかし、この事件は児童両親によるでっちあげであった……。 [おすすめの理由] 「お前の血は汚れている」、この文言をきいたことはありませんか? 当時、...

[主な内容] 2003年6月、全国で初めて「教師によるいじめ」と認定される事件が福岡で起こった。 ”殺人教師”とまで報じられたが、しかし、この事件は児童両親によるでっちあげであった……。 [おすすめの理由] 「お前の血は汚れている」、この文言をきいたことはありませんか? 当時、私は中学生でしたが、この事件のことはいまだに覚えています。 アメリカ人のクォーターを混血というだけでいじめるなんて…と思っていたのですが、実は冤罪だったと知り、マスコミの恐ろしさを痛感しました。

Posted byブクログ

2011/10/28

 平成15年に実際に起きた事件のルポ。小学校の先生が,モンスターペアレンツに事実無根の体罰や差別発言を糾弾され,それを週刊文春が実名報道。こんな親いるのか…恐ろしい。親も親だが,校長が保護者に極端に迎合するタイプだったのが不幸の始まり。校長に「体罰は1回も50回も同じ」とか言われ...

 平成15年に実際に起きた事件のルポ。小学校の先生が,モンスターペアレンツに事実無根の体罰や差別発言を糾弾され,それを週刊文春が実名報道。こんな親いるのか…恐ろしい。親も親だが,校長が保護者に極端に迎合するタイプだったのが不幸の始まり。校長に「体罰は1回も50回も同じ」とか言われてありもしない事実まで認めされられてしまう。そのあとはほんとにあれよあれよという間に事が大きくなっていってしまう。学校,行政,「人権派」弁護士,マスコミ,視聴者,みんなの相互作用によってとんでもない方向へ…。  この本『でっちあげ』こそでっちあげだ,と主張するサイトもある。似たようなのがいくつもあるようだが,どれもあまり説得力がないと感じた。この事件については,この記事が要領よくまとまってると思う→ http://bit.ly/hhQc4t

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2011/08/06

当初報道されたように児童側が真実としても、 裁判で先生側が主張した事が真実にしても、 どちらが真実でも恐ろしい。 マスコミの責任は大きい。

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2010/11/06

数年まえ、アメリカ人と日本人のクォーターである9歳の男児が、その血を理由に教師から度重なる虐待を受け、あげく自殺を強要されるという前代未聞の事件が起こり、一時ワイドショーを賑わした。わたしもその報道をよくおぼえているが、このルポは、その裁判の行方を追いつつ、被告側の弁明に焦点をあ...

数年まえ、アメリカ人と日本人のクォーターである9歳の男児が、その血を理由に教師から度重なる虐待を受け、あげく自殺を強要されるという前代未聞の事件が起こり、一時ワイドショーを賑わした。わたしもその報道をよくおぼえているが、このルポは、その裁判の行方を追いつつ、被告側の弁明に焦点をあて、原告側のうそをあばいたものだ。そもそも男児にはアメリカ人の祖母も祖父もなく、差別の要因となったかれの血筋そのものが母親による荒唐無稽な作り話だった。章がすすむにつれ、母親のかなしい虚像があきらかになっていく。クヒオ大佐と被害女性たちのルポをよんだときも、ものがなしくうらさびしいきもちになったけれど、父(あるいは母、祖母、祖父)がアメリカ人で、幼少時を(ほぼ)アメリカで過ごし、小学生のときは優秀だったため1年生から3年生に飛び級したとか、原告の偽証はあまりに小市民的で、なんかもう殺伐とするしかない。虚言がみみっちくてしばしどんよりする。これもある種の激安犯罪(この言葉はだいきらいだが)ではないだろうか。そのうえ教師は教師で原告のうそがばれてなお、証言がいちいち偏見に満ち満ちているため(←原告の家のキッチンがきれいすぎるからって理屈で料理をしていないんじゃないかと邪推したりとか←ちなみにこれおれもやられたことがあります)どうにも信用できないし、被告側に偏り過ぎた著者の筆致もまた信用できない。まるで「薮の中」のようなはなし。というと一瞬おもしろげだが、これは傑作ミステリーじゃないし、ただひたすらすっきりしない読後感がのこるだけ。

Posted byブクログ

2010/10/31

この物語が事実であるということが、ただただ驚き。 学校も、マスコミも、保護者も、 誰もが病んでるように思う。

Posted byブクログ