水滸伝(七) の商品レビュー
漢達が死に場所を求める様に散っていく。 でも、その死に方は志半ばで倒れている訳ではないと信じたい。
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太原府山中に追い込められた宋江たち。 朱仝、雷横、林沖らに救われる。 雷横が宋江の身代わりになるが、カッコいい最期。 少華山の史進がいよいよ梁山泊に合流するも、阮少五が戦死。 うーむ、ツラい場面も増えてきたな。
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ようやく大長編との付き合い方がわかってきた。いろいろな人が梁山泊に魅せられて行く一方で、青連寺も戦力補強。大きな戦いが始まりそう。時せんさん、どんまい。
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聞煥章の登場により、青蓮寺の梁山泊包囲網が厳しいものになってきて、次々に梁山泊の同志達が命を落としていく。 主要人物が倒れていく中、悲しむ間もなく梁山泊対青蓮寺の戦いが本格化していく。 漢達の戦いに感動。次巻が楽しみ。
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原点の水滸伝と比べて、大幅な改訂が加えられているそうですが、原点を読んでいない俺にとってはどうでもええ事やな。 原点ら読んでなくても充分楽しめる!めちゃめちゃおもろい!! 原点では妖術とかの要素もあるらしいんやけど、北方版ではそれも省かれたあた。 俺は小説でそんな魔法とかファンタ...
原点の水滸伝と比べて、大幅な改訂が加えられているそうですが、原点を読んでいない俺にとってはどうでもええ事やな。 原点ら読んでなくても充分楽しめる!めちゃめちゃおもろい!! 原点では妖術とかの要素もあるらしいんやけど、北方版ではそれも省かれたあた。 俺は小説でそんな魔法とかファンタジー的な要素が入ったあるのは嫌いやし、ましてやこんな熱い話でそんな非現実的要素はいらん。 水滸伝のストーリを超端的にまとめると、梁山泊百八傑と言うように、108人の豪傑(女性含む)が織りなす一大叙事詩です。腐敗が進む宋において、『替天行道』の志のもとに集いし者達の熱い闘い。 最初108人の豪傑を全員書き分けれるんかよとか思いやったんですが、そんなんは杞憂でした。 108人全員が個性的でなおかつ熱い!! 『三国志』を読んだ時も思ったけど北方謙三という人は、豪傑とか漢とかを書かせると右に出るものはいないのではないだろうか。 また、全員死に様がかっこ良過ぎる。 漢とは死に様までカッコ良くなければならないと思いました。 豪傑達一人一人にすごい愛着が持てたので、そいつらが死ぬたびにものすごい落ち込んだ。
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いやー、前半は痛快。 中盤は胸が締め付けられる思い。 後半は敵方の巧妙さにハラハラ。ああ、僕の梁山泊軍、大丈夫か? そしてラストはあっと驚く展開。もう続きを読まないではいられない。
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遂に梁山泊をつぶそうと宋国側も全面対決の姿勢に変わってきた。梁山泊軍の士気は高いが、何しろ敵は圧倒的な人員・物量を持っているわけで、この先どうなっていくのか! それにしても以前に吉川英治先生の水滸伝読んでるはずだけど、全然思い出せない・・・
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数万の官軍に囲まれた宋江の奪還に、梁山泊の男たちが駆ける。その奪還に掛ける意気込みに、宋江の存在がどれほどのものかを思い知る。 次々と出てくる戦死者。 どうしても失いたくなかった同志なのにという思いが去来するけれど、それが物語にリアリティを与える。 馬桂が思いの外頑張ってる。...
数万の官軍に囲まれた宋江の奪還に、梁山泊の男たちが駆ける。その奪還に掛ける意気込みに、宋江の存在がどれほどのものかを思い知る。 次々と出てくる戦死者。 どうしても失いたくなかった同志なのにという思いが去来するけれど、それが物語にリアリティを与える。 馬桂が思いの外頑張ってる。もっと早くに離脱するかと思っていたけど。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
阮小五、雷横、そして時遷が 阮小五と雷横は最後まで果敢だった、笑顔で、死んでいった こんなに美しくて哀しい死があっていいのだろうか。 同志が次々と死んでいく。 そんな中、初めての宋と梁山泊の全面決戦を迎える。 宋江は「死ぬなよ。しかし、死を恐れるな。」と言う。 こんな短い言葉の中にも、死んだ同志への想いが詰まっていたのかもしれない。 (めも:宋江たちが少人数で戦うシーン、見事な石積みのシーンはとても楽しく読みました)
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追い詰められた宋江一行の脱出劇の巻。 少華山の面々と宋江もようやく梁山泊へ。 雷横と阮小五には泣きました。 特に阮小五…これからの軍師だったのに。うう。 そしてついに因縁の馬桂と、ちょ、時遷ー!のところで待て次巻。
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