裁判官の爆笑お言葉集 の商品レビュー
判決文の言い渡し後の、私見を述べた部分を集めた語録集。 爆笑は釣りだと思うけど、被告人に対する裁判長の思いが見えるという点で面白かった。 あと、合間のコラムが、司法の闇を感じる内容だった。
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「爆笑」ではないけれど、裁判官の血の通った言葉やその背景が紹介されていて非常に興味深く読んだ。 自分が見聞きした覚えのあるような、世間を大きく騒がせた事件も多く紹介している。 裁判所は単に法律に則ってお役所仕事的に無機質な判決文を出すところではなくて、一人一人の裁判官が苦悩したり...
「爆笑」ではないけれど、裁判官の血の通った言葉やその背景が紹介されていて非常に興味深く読んだ。 自分が見聞きした覚えのあるような、世間を大きく騒がせた事件も多く紹介している。 裁判所は単に法律に則ってお役所仕事的に無機質な判決文を出すところではなくて、一人一人の裁判官が苦悩したり情熱を注いだり親身になったりして対応されているーー当然かもしれないけど、そんなことを改めて思った。 裁判に関する雑学的知識も得られるし、おススメできる本。
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書評欄で見て図書館で予約したけれど、看板にいつわりありで少しも爆笑じゃない、普通のお言葉。読むのやめて返します。 50人予約あるけれど、みんな読むのかなあ。
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タイトルからどんな面白おかしいお言葉集なのかと思っていたら全然「爆笑」ではなかった。 判決を言い渡しての裁判長の言葉は重い。 それに裁判自体の詳細は記載されていないものの、それぞれの罪状は読んでいて気分が悪くようなものばかり。 日々このような罪を裁くにあたり向き合う職業に就いてい...
タイトルからどんな面白おかしいお言葉集なのかと思っていたら全然「爆笑」ではなかった。 判決を言い渡しての裁判長の言葉は重い。 それに裁判自体の詳細は記載されていないものの、それぞれの罪状は読んでいて気分が悪くようなものばかり。 日々このような罪を裁くにあたり向き合う職業に就いている裁判官達は一体どんな人達なのだろうととても興味が湧きました。 人が人を裁くことの重さや、「司法権の独立」といいながら国を負かす判決を下す裁判官へ起こるの不自然な現象。超多忙な職業ゆえか裁判官の評価が「判決や和解を出した数の多さ」に集約されることなど、コラムも読み応えがありました。 住基ネットや、井上嘉浩のことについても本書を読んでネットでさらに詳しく読んでみたりしました。
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話題に上がっていたので借りた一冊。様々な裁判の裁判官の人間味ある言葉を抜粋し、著者が簡潔に説明と意見を記してある本。朝ドラの影響もあって、とても裁判に興味が湧いた。
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右ページに裁判官の言葉、左ページに解説の形で構成されている。文体が軽いためか写真週刊誌を読んでいるような印象を受ける一方で、裁判官の言葉は重いものが多く、重責の大きさを感じた。 知らない世界の入り口にはよいと思う。深掘りしたものが読みたくなった。
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言うほど爆笑ではないけれど。言葉の使い方が厳格にならざるを得ない司法の場で、漏れてくる心情のきらめきよ。
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裁判はAIでしてはいけない。 ちゃんと人間が判断しなくてはいけない。 そう感じた。 竹中省吾判事の件に恐ろしさを感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私の中で新たなジャンルである新書にチャレンジしてみたいと思い本屋に立ち寄った。移動中に読む予定であったため、サクッと読めそうな本をチョイス。思った通りサクサク読めて、移動の時間がまだ全然余っている。本の感想としては、絶対的である法と人間である裁判官には、やはり多少なりの隙間があってそこからこの本に記載されているようなお言葉がでるんだろうなと感じた。タイトルの爆笑はなかったが、少し考えさせられる面白い本だった。
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4 ドラマのような長台詞は中々無いにしても、 被告人に叱咤激励を込めた一言や遺族の心情に寄り添うような言葉をかける裁判官は少なからず居るんだな。裁判の傍聴してみたいな。調べてみよー。
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