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燃えよ剣(下) の商品レビュー

4.4

560件のお客様レビュー

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このジャンルで「泣け…

このジャンルで「泣けます」とありますが、正確には「泣かされます」です。自分の生涯をかけて、士道を貫いた土方さんに涙、涙です。現代の日本人にこそ読んで欲しい話です。

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下巻は戊辰戦争におけ…

下巻は戊辰戦争における新撰組の活躍と衰退から五稜郭での歳三の絶命までを記す。大小さまざまな戦場を舞台に歳三の策士ぶりが臨場感豊かに語られ、それが魅力をなすのは上巻と同様である。戦死することを「戦場に散る」と表現することがあるが、彼の魂は死して逆に凝固し、日本近代への過渡期である幕...

下巻は戊辰戦争における新撰組の活躍と衰退から五稜郭での歳三の絶命までを記す。大小さまざまな戦場を舞台に歳三の策士ぶりが臨場感豊かに語られ、それが魅力をなすのは上巻と同様である。戦死することを「戦場に散る」と表現することがあるが、彼の魂は死して逆に凝固し、日本近代への過渡期である幕末の激流にのまれた数多の命のなかに落とされた一滴の油のように、奔流されつつも決して他と混じりあわず「男」土方歳三と新撰組の実存の確固たる象徴として、司馬遼太郎の小説世界を媒介に我々の心に浮上し続けるだろう。

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己の信念のみを見つめ…

己の信念のみを見つめて戦う土方がとても素敵です。もう一度「日本」という国を考えさせてくれる一冊です。

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時代に飲み込まれてゆ…

時代に飲み込まれてゆく新撰組。盟友、近藤勇を失った歳三は、単身、蝦夷に向かい最期を闘う。

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自分の生き方を貫くた…

自分の生き方を貫くため、新選組のために幾多の犠牲を払ってきた責任として、状況が悪くなる中、最後まで新撰組副長としての行き方を貫こうとする姿は感動的です。何かに命を掛けた人生というものは例外なく美しく、人を感動させるものなんですね。

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新撰組の活躍に胸が躍…

新撰組の活躍に胸が躍る作品です。はまります。土方歳三、最高です♪

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人生を変えます。この…

人生を変えます。この本を読んで何も感じないならそれでいい、、ただ何か変わるはずです

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読み終えて暫し抜け殻…

読み終えて暫し抜け殻になる程(笑)壮絶なストーリーで、全体的に切ないです。喧嘩師として戦い続けて北へ北へ…もう止めていいよと哀しくなりました。歳とお雪の優しくて不器用で純粋な恋も胸に痛いです。旧幕府側の情勢が転がる様に悪くなる中「時勢も勝敗も問題ではない、男は自分が考えている美学...

読み終えて暫し抜け殻になる程(笑)壮絶なストーリーで、全体的に切ないです。喧嘩師として戦い続けて北へ北へ…もう止めていいよと哀しくなりました。歳とお雪の優しくて不器用で純粋な恋も胸に痛いです。旧幕府側の情勢が転がる様に悪くなる中「時勢も勝敗も問題ではない、男は自分が考えている美学の為に殉ずるべき」と指揮を執り続けます。そして近藤との袂別。箱館でも天稟の才を発揮して戦いに明け暮れますが(宮古湾海戦は戦慄もの)元同士だった隊士を死なせたくないが為に逃がし、一人戦死を遂げようとします。己の信じた道を真直ぐ行く姿

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破滅に向かう事を承知…

破滅に向かう事を承知で貫かれた信念は、すべてを超えてただただ格好良い。憧れずにはいられません。

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彼らは時に「悪」とし…

彼らは時に「悪」として解釈されているけれども、常に信念に生き、自分の信じる道を突き進んでいく、その姿はまさしく「誠」そのもの。 沖田の最期、猫との一文もちゃんと司馬さんなりの文章でかかれていたので満足です^^

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