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燃えよ剣(下) の商品レビュー

4.4

552件のお客様レビュー

  1. 5つ

    296

  2. 4つ

    146

  3. 3つ

    67

  4. 2つ

    7

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2024/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新撰組の栄枯盛衰の中で土方がどう生きたか、というのが描かれていた。 新撰組というのは節義の集団であり、歴史とか変転するものに従うものではない。 勝てない戦でも戦だけに生きた人にとって死に場所を求めるために戦場に向かう。 とかが印象に残った点。

Posted byブクログ

2024/03/12

燃えよ剣」の映画を観に行って、岡田准一さん演じる土方歳三にすっかり心奪われました。 それから読み始めた「燃えよ剣」。 読んでいる間中、岡田准一の土方歳三、山田涼介の沖田総司、鈴木亮平の近藤勇、柴咲コウのお雪たちで脳内再生され、なんとも贅沢で臨場感あふれる読書体験となりました。 ...

燃えよ剣」の映画を観に行って、岡田准一さん演じる土方歳三にすっかり心奪われました。 それから読み始めた「燃えよ剣」。 読んでいる間中、岡田准一の土方歳三、山田涼介の沖田総司、鈴木亮平の近藤勇、柴咲コウのお雪たちで脳内再生され、なんとも贅沢で臨場感あふれる読書体験となりました。 時代の変わり目において、 時流に乗るか、乗れないか 広い見識、高い視点で物を見れるか。 時が過ぎて、どうすればよかったかと理解できるかもしれないし、誰だって上手に時流に乗って生きていきたい。 でも、渦中にいる時に時流に抗って信念を貫く生き方だってあっていい。 そんなふうに思います。 息子の試合応援でよくアミノバイタルフィールドに通っていましたが、この映画を観た後初めて、最寄りの西調布駅前に「近藤勇生誕の地」の案内があることに気付きました。 ああ、この辺りで近藤勇たちが過ごしていたのかとじーんときました。 函館にもぜひ行きたい。

Posted byブクログ

2024/03/03

下巻は京都新撰組が大政奉還により朝敵と変わるあたりから、江戸へ、会津若松、函館へと続く。 近藤、総司とかつての仲間を失いながらも、最後まで喧嘩師として生き抜いた。 どうしても山本耕史らがよぎるけど、この時代に名を残すだけの器だった。 46冊目読了。

Posted byブクログ

2024/02/08

「男の一生というものは」 と、歳三はさらにいう。 「美しさを作るためのものだ、自分の。そう信じている」

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2024/02/03

切なかった下巻。 戦い戦いの日々が続く中、別れ、亡くなっていく仲間達や愛する人を想う土方歳三の強さ、優しさ、人間味を感じられた。 最後まで士道を貫き、全くブレていない土方歳三の魅力しかなかった。 天晴れの一言。

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2024/01/30

「そういえば新撰組のこと何も知らないな」とふと思い、一番有名な小説を手に取ってみたのですが、これが最高すぎました。いや、なんでもっと早く読んでなかったんだろう。本当に最高の物語でした。 「男は美しいと思うもののために生きる。たとえ時代に取り残されても」そんな心情のもと、新撰組を...

「そういえば新撰組のこと何も知らないな」とふと思い、一番有名な小説を手に取ってみたのですが、これが最高すぎました。いや、なんでもっと早く読んでなかったんだろう。本当に最高の物語でした。 「男は美しいと思うもののために生きる。たとえ時代に取り残されても」そんな心情のもと、新撰組を強くするという信念のみに生きた、土方歳三の魅力的すぎる生き様に鳥肌が立ちまくり。あまりに物語に入り込みすぎて、沖田の最期、土方の最期は辛すぎてページを捲る手が止まってしまいました。 物語としては最高でしたが、あくまで小説ということで結構フィクションも多いみたいなので、新選組についてより知るために、別の本にも手を出してみようと思います。

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2024/01/25

続けて後半も! 北へ北へと逃走も、土方は闘う。 この作品は侍に憧れた若者の青春劇、そしてラブストーリーでした。

Posted byブクログ

2024/01/20

新選組土方歳三について書いた本で、竜馬が行くの本を読んだあとに読み終えた。 土方歳三は喧嘩屋で新選組を強くした。京都では逆賊を取り締まり、志士から恐れられていた新選組も、時代の流れで新政府軍に敗れ、逆賊となり近藤勇も土方歳三も沖田総司も儚く散ってしまう。 個人的には喧嘩屋土方歳三...

新選組土方歳三について書いた本で、竜馬が行くの本を読んだあとに読み終えた。 土方歳三は喧嘩屋で新選組を強くした。京都では逆賊を取り締まり、志士から恐れられていた新選組も、時代の流れで新政府軍に敗れ、逆賊となり近藤勇も土方歳三も沖田総司も儚く散ってしまう。 個人的には喧嘩屋土方歳三より日本の将来を考えた坂本龍馬の話の方が共感できることが多かった。

Posted byブクログ

2023/11/20

最高でした 土方歳三の生涯とはこんな素晴らしいものだったんですね 男の中の男自分の決めたことを必ず守り 愛するものを慈しむ 鬼と呼ばれたがそれも愛ゆえの鬼 新選組並びに司馬遼太郎の書籍読み漁ります

Posted byブクログ

2023/11/12

何度読んでも様々な言いようのない感情に包まれます 土方歳三が、新選組が最期まで戦い抜いた生涯は、見ていてしんどい部分もあるけれど、読み終えた時にはまさしく生き抜いたようなそんなすっきりとした思いになります 土方歳三と新選組の生き様を辿ることの出来る傑作です

Posted byブクログ