真夜中の五分前(side-A) の商品レビュー
出版社名 新潮社 出版年月 2007年7月 かすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。 あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。そして、かすみとその妹ゆかりを思い出させずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。物語は、驚愕...
出版社名 新潮社 出版年月 2007年7月 かすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。 あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。そして、かすみとその妹ゆかりを思い出させずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。物語は、驚愕のエンディングが待つside‐Bへ。 今日と明日をつなぐ五分間の隙間を破り、魂震わす極限の愛が生まれる。 なんといってもこのタイトル。 真夜中の五分前。素敵じゃないですか?? 本多さんの描く男性は格好良すぎます・・・。 必ずSide Aを読んでからSide Bを読んでくださいね。
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本多さんの本は、なんか節ないから良い。 かすみの苦悩も、主人公の想いも、 小金井さんの報われない想いも、 ぜんぶ切なくて哀しくて灰色で、 でも色鮮やかで。 2009/10/07/08
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【「金で買えないもにに価値はない」 「価値に換算できないから、金で買えないんだろ?価値のないものまで金で買えるなんて、そんな馬鹿な発想は最初からしていない」】 2部構成だとは。。side-Bを買わねば。 相変わらず文章がクリアで面白い。 side-Aは双子の姉妹が同じ人を好きに...
【「金で買えないもにに価値はない」 「価値に換算できないから、金で買えないんだろ?価値のないものまで金で買えるなんて、そんな馬鹿な発想は最初からしていない」】 2部構成だとは。。side-Bを買わねば。 相変わらず文章がクリアで面白い。 side-Aは双子の姉妹が同じ人を好きになった話と少々普通とは感性が違う主人公の話。 あとお金の価値についてのくだりが好き。
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扱っているテーマや設定が興味深かった分、 いざ読んでみるとそれが少々生かされてない感じがした。 side‐Aはあくまで前書き.....という感じです。
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2009.08.23 この文体を知ってる気がするが、そうでない気もする。 「度を過ぎた謙遜は嫌味ですし、タイミングを間違えた遠慮は周りが迷惑します」
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恋愛小説で久々の大ヒットです! 本作はside-Aとside-Bの二部構成になっています。電車の中でしか本は読まないと決めている私はside-Aを電車で読み終えた後、我慢できずに家でside-Bをあっと言う間に読み終えてしまいました・・・。 愛する人を失った後に来る感情は悲し...
恋愛小説で久々の大ヒットです! 本作はside-Aとside-Bの二部構成になっています。電車の中でしか本は読まないと決めている私はside-Aを電車で読み終えた後、我慢できずに家でside-Bをあっと言う間に読み終えてしまいました・・・。 愛する人を失った後に来る感情は悲しみでも、苦しみでもなく「のっぺりとした」人間らしい感情の喪失だった。そんな状況に置かれた主人公の前に一人の女性が現れますが、彼女は彼女で双子の妹と自分とがあまりに似すぎているため、自己の確立に病的なまでに思い悩んでいて・・。 というような内容です。 ネタバレになるのであまり詳しく書けないのが残念。 テーマとしては、愛する人の喪失、自分とは何なのか?という二大柱が最初から最後までどーんと立っている感じで何だか安心して読めます。 恋愛小説として一番盛り上がりを見せるのはside-Aのクライマックスです!!恋愛に飢えている人はここを読んだらクラクラしてしまうこと間違いなしです!! 気に入った本読み終えた後って寂しい。 そんな気にさせてくれる一冊でした。 あ〜いい小説だった。
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大学の頃にすごくはまって、何回も読み返した本。 途中の、かすみさんとランチに行ったときの 「たとえ君にお願いされても、このローストビーフをあげられない」 のところの会話が大好きで大好きで、 読んでは一人でにやにやしてました。 今読むと、「そう考える人もいるんだ」 という印象。...
大学の頃にすごくはまって、何回も読み返した本。 途中の、かすみさんとランチに行ったときの 「たとえ君にお願いされても、このローストビーフをあげられない」 のところの会話が大好きで大好きで、 読んでは一人でにやにやしてました。 今読むと、「そう考える人もいるんだ」 という印象。 今の私には、考え方や主張がちょっと 強すぎて苦手かもしれないです。
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sideAだけ読んだ現段階での感想は、普通。読みやすいけど、だから心にとりたてて爪を立てる一言もない感じ…。
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side-Aとside-Bに別れた薄い小説。 個人的には主人公の価値感への共感がもてたし、 登場人物の一人一人やその人たちの台詞が おもしろいので、5回も6回も読んだ。 好みの差が大きいかもしれないこの小説だが、 僕はとてもオススメします。
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社会人になってからビジネス書を中心に読んでいたのだが、久々に小説を読みたくなって手にした本。彼の本はいつも私の心をかき乱す。 すべての出会いは必然であるけれども、それをどう展開していくかは自分次第。 仕事とは。 愛することとは。 死とは。 彼の題材の根本はこの三点にあるように思...
社会人になってからビジネス書を中心に読んでいたのだが、久々に小説を読みたくなって手にした本。彼の本はいつも私の心をかき乱す。 すべての出会いは必然であるけれども、それをどう展開していくかは自分次第。 仕事とは。 愛することとは。 死とは。 彼の題材の根本はこの三点にあるように思う。 小説を通して自分とむき合わせてくれる内容。
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