入門!システム思考 の商品レビュー
まさに入門編というにふさわしく、システム思考の必要性や考え方を理解できる。最初、システム思考の図解が分かりにくく感じるが、いくつかの例を通して読んでいくとわかってくるようになる。ただ、パッと見て理解できるものではなく、じっくりとループの線をたどっていくと分かってくる。そもそも複雑...
まさに入門編というにふさわしく、システム思考の必要性や考え方を理解できる。最初、システム思考の図解が分かりにくく感じるが、いくつかの例を通して読んでいくとわかってくるようになる。ただ、パッと見て理解できるものではなく、じっくりとループの線をたどっていくと分かってくる。そもそも複雑な事象を説明するためのものだから一目でわかるものではなく、じっくりと呼んでじわじわと理解するには良い方法と感じた。実際の仕事や自分の普段の生活にも応用できそうに思ったので、さっそく使ってみたい。
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社内でシステム思考研修をトライアル的に始めていると聞いて、とりあえず…と思い手に取ってみた。 システム思考自体がどういうものか、とか、資料でふと目にしたループ図がどのような考え方で書かれているのか、といった基礎理論的なことは理解できた。 一方で、それ以外の記述が少なく、最後の...
社内でシステム思考研修をトライアル的に始めていると聞いて、とりあえず…と思い手に取ってみた。 システム思考自体がどういうものか、とか、資料でふと目にしたループ図がどのような考え方で書かれているのか、といった基礎理論的なことは理解できた。 一方で、それ以外の記述が少なく、最後の章は蛇足感あり…理論のさわりに触れた上で、どうやって使っていくか?の論調が不足しており、筆者の本業に関するメッセージになってしまっている印象… 『学習する組織』とか本格的な本を最初から読んだ方がよかったかも
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自分は無意識のうちに、システム思考を使いこなしていた可能性が高い。けれど、これを意識的にやっていけば、もっと効果的なのではないか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
システム原型:センゲら:the fifith discipline(訳本 最強組織の法則 には含まれていない。「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」に説明) (参考文献) 地球のなおし方 メドウズ 成長の限界 メドウズ しだ、け? なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?枝廣 市立336エ 第2種基礎研究 吉川・内藤 「産業科学技術」の哲学 吉川 こ 『デジタル技術の衝撃 内藤 県立
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"世の中を、短絡的な現象をとらえるのではなく、様々な視点から因果関係をつぶさに見つけて流れを追うように考えてみる。事象としての認識ではなく、システムとして認識する思考法。 システム思考の7カ条を記しておく。 1.人や状況を責めない。自分を責めない。 2.できごとではなく...
"世の中を、短絡的な現象をとらえるのではなく、様々な視点から因果関係をつぶさに見つけて流れを追うように考えてみる。事象としての認識ではなく、システムとして認識する思考法。 システム思考の7カ条を記しておく。 1.人や状況を責めない。自分を責めない。 2.できごとではなく、パターンを読む 3.「このままのパターン」と「望ましいパターン」のギャップを読む 4.パターンを引き起こしている構造(ループ)をみる 5.目の前だけでなく、全体像とつながりをみる 6.働きかけられるポイントをいくつも考える 7.システムの力を利用する 奥が深い。 専門書を探してみよう。"
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「問題が繰り返し起きるときは仕組みに原因がある」 システム思考の七か条 1.人や状況を責めない、自分を責めない 2.出来事でなくパターンを見る 3.「このままパターン」と「望ましいパターン」のギャップを見る 4.パターンを引き起こしている構造(ループ)を見る 5.目の前だけではな...
「問題が繰り返し起きるときは仕組みに原因がある」 システム思考の七か条 1.人や状況を責めない、自分を責めない 2.出来事でなくパターンを見る 3.「このままパターン」と「望ましいパターン」のギャップを見る 4.パターンを引き起こしている構造(ループ)を見る 5.目の前だけではなく、全体像とつながりを見る 6.働きかけられるポイントをいくつも考える 7.システムの力を利用する
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頑張っても頑張っても上手くいかないってことはよくある。 そういう時は、努力がダメなのではなく、システムというかメカニズムに問題がある。本書ではカレーが例に使われていた。カレーで最高の具材を集めて調理のフェーズで温めすぎて焦がすとまずくなるよね的な。 受験勉強なんかで考えてもわかり...
頑張っても頑張っても上手くいかないってことはよくある。 そういう時は、努力がダメなのではなく、システムというかメカニズムに問題がある。本書ではカレーが例に使われていた。カレーで最高の具材を集めて調理のフェーズで温めすぎて焦がすとまずくなるよね的な。 受験勉強なんかで考えてもわかりやすいかも。
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「人を責めない。自分を責めない」 システム思考は、構造に問題があることを気づかせてくれる。 でも、人は構造では無く、人に責任を押し付けてしまう。 構造を考えた犯人探しではないので、扱い方に注意しなければね。
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問題解決の一つの方法論として、興味深く読んだ。 問題を把握する具体的な方法として、時系列変化パターングラフや、ループ図があった。 また、さまざまな分野で共通して見られるパターン(システム原型)を知ることで、解決策を探れる、とも。 たしかに、分析的な思考と同時に、全体の仕組みを把...
問題解決の一つの方法論として、興味深く読んだ。 問題を把握する具体的な方法として、時系列変化パターングラフや、ループ図があった。 また、さまざまな分野で共通して見られるパターン(システム原型)を知ることで、解決策を探れる、とも。 たしかに、分析的な思考と同時に、全体の仕組みを把握するのはとても大事だと感じる。 ただ、自分でも実際にループ図を書いてみたけれど、やはりトレーニングをしないとうまくいかないようだ。 コツのようなものがあるのかもしれない。 システム思考を使いこなすところまでは無理かなあ。
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良く全体を見ろと言われることが多いのですが、漠然としていたその理由が補強できた一冊でした。一面性の思いつきですぐ仕事が発生してしまうのも、システム思考が不十分だからこそのような気が。「要素や組み合わせ」をもっと意識して取り組んでいきたいと思います。
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