グアテマラの弟 の商品レビュー
片桐はいりさん。 おもしろすぎる(笑) 彼女の魅力にどっぷりハマった一冊でした。 グアテマラの色を想像し、 人を想像し、 音を想像し、 遠い国に思いをはせ、楽しむことができる一冊。
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なにが良いって、「グアテマラの弟」があとがきを書いているところ。 片桐はいりさんによる描写を読む限り、グアテマラは日本での常識が悉く通じないような国。だけど、だからこそ面白いっていうのを全身全霊でおもしろく伝えてくれる本。 独特の視点も面白く、また現地の子供たちに好かれる様子も、片桐はいりさんの何とも言えぬ母性や親しみやすさを感じられて良い。 日本で時おり感じる窮屈さに嫌気がさした時に読みたい。
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グアテマラに暮らす弟を訪ね、旅したときのエッセイ。 旅に出たくなるような、家族に会いたくなるような心がほっこりするエッセイ。 淡々とした文章なのに、ときどきブッと吹き出しちゃうような話がちりばめられていて、なんとなくこの方のお芝居と似ている、と思った。
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母親から「まだ読んでないけど面白そう」と言われて借りた本。 はいりさんが、グアテマラに住む弟さん一家を訪ねる旅に出るエッセイ。 「ポコアポコ(少しずつ少しずつ)」って、楽譜上ではよく見るけど、スペイン語だったんだ、と初めて知った。 言葉が通じないはいりさんと小フェルナンドくんの...
母親から「まだ読んでないけど面白そう」と言われて借りた本。 はいりさんが、グアテマラに住む弟さん一家を訪ねる旅に出るエッセイ。 「ポコアポコ(少しずつ少しずつ)」って、楽譜上ではよく見るけど、スペイン語だったんだ、と初めて知った。 言葉が通じないはいりさんと小フェルナンドくんの、辞書と表情と身振り手振りを使ったコミュニケーションがほほえましい。
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読んでいくうちに、はいりさんの心がほどけていき ぱっーっと解放され気持ちよくなっていく 弟さんがあとがきを書かれている中で グアマテラは首都の道路が陥没したり、 火山が大爆発して5日間ほど空港が閉鎖されたりしたこともあり 良い事よりも、悪い事の方がニュースになりやすい この本のように明るい話が日本語の活字になるということは グアマテラに住んでいる日本人としては大変うれしいことだ とあり、いまこの本を読んだ事にも意味があったんだなぁと・・・
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同僚から面白いですよと借りた本だけど、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読み終わった。 日本人の感覚ではわからない、のんびり、ゆったり。 この本の前に読んだ本2冊に驚きのトイレの話があったけどこの本にもトイレに紙を流し詰まって大騒ぎした事がある。 日本のトイレ事情は最高なんだなと...
同僚から面白いですよと借りた本だけど、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読み終わった。 日本人の感覚ではわからない、のんびり、ゆったり。 この本の前に読んだ本2冊に驚きのトイレの話があったけどこの本にもトイレに紙を流し詰まって大騒ぎした事がある。 日本のトイレ事情は最高なんだなと変なところに感心した。
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出会ったひとたちの描写が軽やかでじんわりおかしい。 「『ポコアポコ』と言われると、ぽこぽこ歩いてればなんとかなるさと思うのがマジックである。」という件がいい。
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いろいろなできごとが絡まって、繋がっていく・・・ 末っ子の私は、何だか弟さんの気持ちがわかるなあ 特に最後に弟さんが書いた解説を読みながらそう思いました。 素敵な家族の姿に心が温まりました。
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ずっと交流のなかった弟さんとだんだんにつながり交流をもっていく過程もかかれていて、すごくほんわかした感じがいいです。 根底に流れる家族愛とグアテマラでの弟さん家族の様子や文化の違いにとまどいながらもなじんでいく作者の懐の大きさもすごくおもしろくてよかったです。
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とても読みやすい文章でさくさく読めた。 たくさんのおもしろい人に囲まれて人間くささがにじみ出てて、フッと吹き出してしまうよう所も多数、おもしろいことが起こるな〜と感心。 片桐さん自体が人を集める人なんだなと感じた。 読んでいると旅がしたくなるすてきな本でした。
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