グアテマラの弟 の商品レビュー
べたべたするでなく、距離感が程よくていい家族関係だなあと羨ましい。そこへいきつくまでにはいろいろあったらしいですが。文章も品が良くてはいりさん、上手だなあと思いました。小フェルナンドの行く末が気になります。楽しく読めました。
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はいりさん2冊目。 今回も、軽妙な語り口と、あふれ出る好奇心に彩られた旅行記。 はいりさんの人柄の良さがにじみ出ていて、とても素敵でした!
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家族の絆、生命力が伝わるはいりさんのエッセイでした。 はいりさんの家族愛・・・というのはあまりにも等身大でリアルで飾らなくて、でも揺るぎない、ご両親や弟さん、その周りの人々への愛情がとにかくリアルでとてもぐっときた。名女優さんらしい鋭い観察眼も面白い。はいりさんのエッセイ、いいな...
家族の絆、生命力が伝わるはいりさんのエッセイでした。 はいりさんの家族愛・・・というのはあまりにも等身大でリアルで飾らなくて、でも揺るぎない、ご両親や弟さん、その周りの人々への愛情がとにかくリアルでとてもぐっときた。名女優さんらしい鋭い観察眼も面白い。はいりさんのエッセイ、いいなあ。
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はいりさんの、実の弟が住む、グアテマラへの旅模様を 書いたエッセイ。 旅の始まりから終わりまで、とても読みやすく、 そして、転がる甥っ子の話では、お腹を抱えて笑ってしまった。 声高に叫ぶ訳ではないのに、はいりさんの家族に対する 愛情が至る所に感じられる、暖かく面白いエッセイだっ...
はいりさんの、実の弟が住む、グアテマラへの旅模様を 書いたエッセイ。 旅の始まりから終わりまで、とても読みやすく、 そして、転がる甥っ子の話では、お腹を抱えて笑ってしまった。 声高に叫ぶ訳ではないのに、はいりさんの家族に対する 愛情が至る所に感じられる、暖かく面白いエッセイだった。 2011-46
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個性派女優、片桐はいりさんのエッセイ。グアテマラに弟が住んでるっていうのにもびっくりだったけど、文章の上手さにびっくり。片桐さんをもっともっと知りたくなった。
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はいりさんの旅エッセイ2作目。 こちらはグアテマラに居を構える弟さんのところへ 訪問した時のお話。相変わらず面白い。 そしてどんなシチュエーションもはいりさんの 表情が想像できて更に面白い。 わたしのマトカが気に入った人は是非読んでほしいな。
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『わたしのマトカ』より、さらに生き生きと。 はいりさんの言い回しがおかしくて、つい声を出して笑ってしまいます。
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たなぞうのピックアップで知った本。こんな出会いを設定してくれるたなぞう、ありがとう!でございます。(*^_^*)片桐はいりさんって、好きな女優さんなのですが、文章も書かれる方だったのですね。彼女の「仲の良くない」弟が中米・グアテマラに住んでいて、なんということなしにその弟を訪ねて...
たなぞうのピックアップで知った本。こんな出会いを設定してくれるたなぞう、ありがとう!でございます。(*^_^*)片桐はいりさんって、好きな女優さんなのですが、文章も書かれる方だったのですね。彼女の「仲の良くない」弟が中米・グアテマラに住んでいて、なんということなしにその弟を訪ねてみたことからこの楽しいエッセイは書かれ始めたことになります。はいりさんが女優として活動されながら思うこと、そして、外国で所帯を持った弟と両親に関して、また、グアテマラという異国に対する驚きや共感がとてもストンと伝わってくる、優れ物エッセイだったと思います。どこの国でも国民性や歴史の違いはある、という認識は持ちながらも、グアテマラというある意味、唐突に出てきたお国のお話の面白いこと!しかも、ただの旅行者ではなく長年その地に住む身内を通して知るあれこれを私たち読者に伝えてくれる筆致がとても新鮮で、かつ、女優・片桐はいりをも語っているところがとてもよかった。(*^_^*)
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こんなに面白い本を知らなかったなんて。感想を書いてくれた方たちと、たなぞうに感謝! 「グアテマラ」と「片桐はいり」、何だか妙に似合っていておかしい。著者の言う通りコーヒーの銘柄以外にうかぶもののないラテンの国。そこで暮らす著者の弟さんがいい味わいなんだなあ。弟さんだけでなく、奥...
こんなに面白い本を知らなかったなんて。感想を書いてくれた方たちと、たなぞうに感謝! 「グアテマラ」と「片桐はいり」、何だか妙に似合っていておかしい。著者の言う通りコーヒーの銘柄以外にうかぶもののないラテンの国。そこで暮らす著者の弟さんがいい味わいなんだなあ。弟さんだけでなく、奥さんのペトラさんも連れ子のフェルナンド君も、もう本当に生き生きと描かれている。亡くなったお父さんを中心とする片桐家の話も面白かった。 芸(能)人の文章にありがちな臭みがなく、からっと知的で気持ちよく読める。ユニークな人だとは思っていたが、いっぺんにファンになってしまった。 終わりの方で、もうすぐグアテマラを離れる著者に小フェルナンド君が日本語で書いてくれた言葉は、「ようこそオレてくたさいまけこ」。いやあ笑いました笑いました。ちょっと涙も出た。それは、飛行機の中で片桐さんが流した涙と少し似てたんじゃないかと思う。「寂しいわけでもないんです。でも寂しくないわけでもないんです」そうそう、そんな気持ちのときってあるよねえ。
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想像以上におもしろかったです。強烈な日ざしのなかで、はいりさんが出会うグアテマラの人々は、ものすごく明るく楽しい。何度も読み返したいような、私のオアシス的な本になりそうです。
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