真夏の島に咲く花は の商品レビュー
この島には、今までの人生で知らなかったものが、絶対にある―。2000年の フィジークーデターで人種の違う四人の若者は、何を見つけたのか。日本から 両親と移住してきた良昭、ガソリンスタンドで働くフィジアン・チョネ、父の お土産物屋を手伝うインド人・サティー、ワーキング・ビザで...
この島には、今までの人生で知らなかったものが、絶対にある―。2000年の フィジークーデターで人種の違う四人の若者は、何を見つけたのか。日本から 両親と移住してきた良昭、ガソリンスタンドで働くフィジアン・チョネ、父の お土産物屋を手伝うインド人・サティー、ワーキング・ビザでフィジーに来た茜。 「地上の楽園」を探し始めた男女の青春群像。
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南国のフィジー島で起こる、フィジー人・日本人・インド人の恋愛小説?。植民地時代の過去を持つフィジー人、イギリス植民地時代につれてこられたインド人、そして中立の立場である日本人。 素直に「好き」だけでは成就しない恋。それぞれの中にある、過去の根深い民族としての感情・・・そして最後...
南国のフィジー島で起こる、フィジー人・日本人・インド人の恋愛小説?。植民地時代の過去を持つフィジー人、イギリス植民地時代につれてこられたインド人、そして中立の立場である日本人。 素直に「好き」だけでは成就しない恋。それぞれの中にある、過去の根深い民族としての感情・・・そして最後は・・・。 垣根涼介は結構好きなんですが、この本は、いつもと雰囲気が違う。もっとハードボイルド的な要素を期待していただけに、あまり面白くありませんでした。
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楽園フィジーで暮らす人々の生活が、先住民系武装軍団の反乱により一変する。この事件をきっかけに学生時代からの仲間の関係までおかしくなってしまう。南国フィジーの歴史や美しさがすごく伝わってきます。
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フィジーに住む人々の話。 その島の人々の民族的な性格、それに伴う体形(笑)、ほかにもたくさん住んでいる多種族との違いなど、フィジーについてもっと詳しくなれた気がしました。資本家としては生きていけないけれど、周りの人と助け合って生活する穏やかで親しみやすいフィジー人の愛すべきところ...
フィジーに住む人々の話。 その島の人々の民族的な性格、それに伴う体形(笑)、ほかにもたくさん住んでいる多種族との違いなど、フィジーについてもっと詳しくなれた気がしました。資本家としては生きていけないけれど、周りの人と助け合って生活する穏やかで親しみやすいフィジー人の愛すべきところがたくさんわかる一冊。 でも、最後はちょっと悲しかったです。。
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南国の島、フィジーを舞台にした話。ハードボイルドというよりはフィジーという島の歴史や、そこに住むフィジー人とインド人、その他の人種の問題を日本人の視点から描いている話。舞台が南国だけあって、何となく小説にものんびりムードが漂っている感じで、読了後はフィジーに行きたくなった。
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面白かった。 フィジーを舞台に何気ない(クーが起こるケド)日常の中の、様々な心の葛藤を綺麗に書き出している感じです。 いつも思いますが、垣根さんは文章が読み易い。上手いんでしょうね凄く。大ファンなんです。
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フィジー原住民チェネ、 日本からの移民ヨシ、英国植民地時代に連れて来られたインド人サティー 旅行代理店で働く日本人OLアコ インド人が裕福にフィジー人は貧乏に クーデターで観光客が激減 日本料理屋も閑古鳥。 現在、ヨシはサティーと付き合っているが、サティーはチェネと付きあっていた...
フィジー原住民チェネ、 日本からの移民ヨシ、英国植民地時代に連れて来られたインド人サティー 旅行代理店で働く日本人OLアコ インド人が裕福にフィジー人は貧乏に クーデターで観光客が激減 日本料理屋も閑古鳥。 現在、ヨシはサティーと付き合っているが、サティーはチェネと付きあっていた。インド人の父はフィジー人との 交際に反対し別れた。アコはそれを 知らずにチェネと付き合っていた。 ひょんなことからばれてしまう。 フィジー人の不満が爆発し中華料理屋 を襲撃。首謀者のチェネは実刑1年8ヵ月。サティー一家はオーストラリアへ引っ越した。アコもビザが切れて 帰国。
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フィジーでクーデターが起こる。翻弄される日系・インド系・中国系とネイティブのフィジアンたちの物語。主人公は日系でも所詮は外国の話だし、描かれるフィジアンは日本人から見ると異質で感情移入できない。「ワイルド・ソウル」を超えるのは難しそうですよ、垣根さん。
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