真夏の島に咲く花は の商品レビュー
フィジーという国がどこにあるのか、どんな国なのかわかりませんが、この本に書かれているように底抜けに明るく能天気な人々が住んでいるところなのでしょうか? 日付が変わる島。少しだけフィジーという国に興味が湧くような、価値観の違いを感じるような1冊。 でも、島は基本的に苦手なので訪れる...
フィジーという国がどこにあるのか、どんな国なのかわかりませんが、この本に書かれているように底抜けに明るく能天気な人々が住んでいるところなのでしょうか? 日付が変わる島。少しだけフィジーという国に興味が湧くような、価値観の違いを感じるような1冊。 でも、島は基本的に苦手なので訪れることはないのでしょうが・・・
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フィジーを舞台とした若者たちの交錯する青春 フィジー人のチョネ インド人のサティー 旅行代理店で働く日本人のアコ 日本料理屋で働くヨシ 小説の内容とは別に本編中で解説されていたフィジーという国の背景が興味深かった。 舞台となるフィジーでは、バナナやタロ芋といった食べ物...
フィジーを舞台とした若者たちの交錯する青春 フィジー人のチョネ インド人のサティー 旅行代理店で働く日本人のアコ 日本料理屋で働くヨシ 小説の内容とは別に本編中で解説されていたフィジーという国の背景が興味深かった。 舞台となるフィジーでは、バナナやタロ芋といった食べ物が いくらでも自生しており、元々あくせく働かなくても生きていけるために 人々は総じて大らかで勤労意欲には欠ける。 そんなフィジーをイギリスが植民地とした時に 働かない現地人にしびれを切らして大量のインド人を 労働力としてフィジーに連行してきた。 現在でもインド人はフィジーの人工のかなりの割合を占め、 働き者な彼らは総じてフィジー人よりは裕福である。 一方でフィジーでは土地などは昔ながらの村落共同体の管理下にあり そこに含まれないインド人だけが高い金を支払って土地を借りているという不平等もある。 そして最近増え始めた中国人は強引すぎる商売のやり方で両方から疎んじられている。
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図書館 フィジー オセアニアにある島国 かつてこの島にはフィジー人だけが暮らしていた。 食べ物はそこらじゅうに生えているし簡単に捕まえられる。 だから、勤勉とか努力が美徳とされていない。 この島にイギリス人がやってきて植民地化し、 サトウキビのプランテーションを作ろうとした...
図書館 フィジー オセアニアにある島国 かつてこの島にはフィジー人だけが暮らしていた。 食べ物はそこらじゅうに生えているし簡単に捕まえられる。 だから、勤勉とか努力が美徳とされていない。 この島にイギリス人がやってきて植民地化し、 サトウキビのプランテーションを作ろうとした。 しかしフィジー人の働かないのに嫌気がさしたイギリス人は 別の植民地インドからインド人を半強制的に連れてきて インド人を奴隷として働かせたのだった。 現在フィジーにはフィジー人とインド人がほぼ半々で住んでいるという。 勤勉なインド人は裕福に、フィジアンは貧乏になっているが… 政治的にも勢力を増してきたインド人に対し一部のフィジー人が起こしたクーデターを背景に 小説は進んでいく。(クーデターは実際にあった話) フィジーに移り住んだ日本人男性、ワーキングビザで働く日本人女性、 貧乏なフィジー人男性、裕福な生まれのインド人女性の4名を中心としたお話。 様々な価値観が提示され、頭がすっきりする。
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「地上の楽園」フィジーで暮らす日本人やインド人、そしてフィジアンの4人の若い男女。 遠い街で起きたクーデターから 彼らの暮らしも少しずつ変わっていく。 自由とは・幸せとはを問いかける青春群像。 面白かったんだけど、ラストがあっけなかった。 【図書館・初読・8/9読了】
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リゾートアイランド、フィジーが舞台。 フィジー人、インド人、中国人、日本人の若者の青春群像が2000年のクーデターを背景に、描かれる。 南の島大好きなので興味深く読みました。 一番印象的だったのは日本食レストランを経営する良昭がフィジー人との価値観の違いで色々苦労するとこ...
リゾートアイランド、フィジーが舞台。 フィジー人、インド人、中国人、日本人の若者の青春群像が2000年のクーデターを背景に、描かれる。 南の島大好きなので興味深く読みました。 一番印象的だったのは日本食レストランを経営する良昭がフィジー人との価値観の違いで色々苦労するところ。 民族性の違いを上手に描いていました。 私も「マジメ、勤勉」を美徳とする「典型的日本人」。でも「今」を大切にするフィジー人の感覚もとても豊かだと思います。すりあわせることができればいいんですけどね。 「生きることは損得勘定ではないんじゃないかな。そのときの素直な 気持ちに従うこと、それが大事だと思う」−−このチョネのモノローグは心に残りました。 のんびりした南国にも「マネー」の波が押し寄せて、民族の軋轢をうむようになっていく・・若者の恋愛模様もそれに影響されて・・ラストはせつなかったです。
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○2008/07/07 垣根さん2冊目なんだけど、ずいぶん雰囲気というか感じが違った。どっちがどうなんだ? 最初はだらだら長いかなと思ったけどそんなこともなく。フィジーって全然知らない国が舞台だったけど、なんていうか違う世界が見れた感じ。フィジーの人が日本に来たらどうなってしま...
○2008/07/07 垣根さん2冊目なんだけど、ずいぶん雰囲気というか感じが違った。どっちがどうなんだ? 最初はだらだら長いかなと思ったけどそんなこともなく。フィジーって全然知らない国が舞台だったけど、なんていうか違う世界が見れた感じ。フィジーの人が日本に来たらどうなってしまうのやら。 フィジーに限らず、前情報があってこそ理解できる、ってとこもあると思うのでちょっと残念だった。やっぱり知識は多いに限る。 クーデターだとか荒いものもあったけど、終始ほのぼのとした雰囲気というか、せかせかした感じがなくてゆったりだったな、と。
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垣根涼介の話にしてはおとなしめな作品です。実際にフィジーで起こったクーデターと話を交差させて、現地での問題や登場人物の友情などを描いている作品です。フィジー人って何考えてるんでしょうね?育った環境が違いすぎて、もう考え方も違いすぎて全然理解出来ない!!てほどではないんですけど、ほ...
垣根涼介の話にしてはおとなしめな作品です。実際にフィジーで起こったクーデターと話を交差させて、現地での問題や登場人物の友情などを描いている作品です。フィジー人って何考えてるんでしょうね?育った環境が違いすぎて、もう考え方も違いすぎて全然理解出来ない!!てほどではないんですけど、ほんまに東南アジア系の人達はのんびりしてるんやなって読んでて思いました。んまぁここで書かれている人らがほんまもんの東南アジア系の人らの本質を描いてるかどうかは分かりませんけどw 俺もフィジーという国に行ってみたいって思いました。いっぺん行ってみたいなぁ☆誰か連れてってくれ!!社員旅行はフィジーに連れてってくれw
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最後はちょっと取ってつけたような気がしないでもないけど、Cooの島は単なる楽園ではないのだなと思わせてくれました。 今までの作品より穏やかな雰囲気だったけど、現実と寄り添ったストーリ展開がちゃんとこの人の持ち味を出していると思います。 2/15読
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フィジーが舞台のこの作品。2000年に起きたクーデターを背景に、そこで暮らす異なる人種の仲間同士の友情や恋…少しずつずれ、すれ違う彼ら。「立場の違いは、どこまでも人を残酷にさせる。」クーデターの前と後とでは何か変わったのだろうか。「楽園は、周りの人間と作り上げていくものだよ。場所...
フィジーが舞台のこの作品。2000年に起きたクーデターを背景に、そこで暮らす異なる人種の仲間同士の友情や恋…少しずつずれ、すれ違う彼ら。「立場の違いは、どこまでも人を残酷にさせる。」クーデターの前と後とでは何か変わったのだろうか。「楽園は、周りの人間と作り上げていくものだよ。場所なんかじゃない。」民族性、100年前の植民地時代からの積み重ねられた人種間のわだかまり、今まで私が漠然と抱いていた「フィジー」のイメージはこの作品を通して変わった。それから今まで私が垣根さんの作品を読んで抱いていたイメージも変わる1冊だった。(ま)
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フィジーを舞台にした作品。『あれ?こういうのも書くんだ?垣根さん』ってのが正直な感想でした。楽園モノ(何?w)とか嫌いではないのだけれど、イマイチな感じが否めず・・;
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