フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 の商品レビュー

佐藤友哉【著】

2009/10/04

どこかいっちゃってる主人公“鏡公彦”が起こす殺人事件・・・

時代としては、漫画の『多重人格探偵サイコ』なんかが話題になった頃だからなのか、あれに近いような作品。

作品としては面白いと思うけど、二度三度と読み返そうとは思わない

2009/10/04

妹が首を吊った、とイカレた母親からの電話。
愉快そうな侵入者は、
妹の陵辱ビデオを見せたうえ、レイプ魔たちの愛娘が
どこにいるのか教えてくれる。
僕はスタンガンを手に捕獲を開始。
でも街には７７人の少女を餌食にした
＜突き刺しジャック＞も徘徊していた──。
世界を容赦なく切り裂くメフィスト賞受賞作！
（「ＢＯＯＫ」データベースより）　　

いや、凄い作品です。
破天荒ぶりといったら、類をみない。
何をどのように言い表せば、
本書のレビューになるのか…
簡単に思いつかない。
ちょっと眩暈を感じる、読後状態（苦笑）。

2010/03/08

2007/3/17購入. 2008/2/24~3/1
２００１年のメフィスト賞受賞作。独特の狂気あふれる世界の話。キーとなる能力のひとつが先日読んだ実況中死とかぶっていたのが奇遇であった。この作品にも登場してきた鏡一族の話が続くようなので、文庫本の発売が楽しみである。

2009/10/04

改訂してあるところもあるのだね、でもおもしろい　妹を殺されて始まる物語　ときどきはげしいくておええええってなる　いもうとの犯されるときとかとくにおえええええええげろおおおおってなるます　いやだな　センチメンタル過剰かつ激情がかなり過剰　過剰過剰過剰過剰過剰　引き算をしらないのか！っと思うけどどうもと強しほどでもないです　そんな過剰な感じに恋してしまう、どうしても　鏡公彦くんの殺人のはなし　ここには感情というより激情があるっていう感じで、泣いたりっていうのが別のところにあるのが面白かった　えいぞうではありえないチャレンジとかが、活字のひとだとおもう　わくぐみとにくづけ

2009/10/04

メフィスト賞受賞作とかにはもう騙されるまい！！と思ってたのに買ってしまった･･･。ぶっちゃけ言えば舞城王太郎の劣化版。ハチャメチャな設定の上に「なんじゃこりゃぁああ！！！」と思わず叫んだ（心の中で）トリック。反則だよー反則。コレがニューエイジ？メタ新本格？これでいいんだ、メフィスト賞･･･。でもそれなりにちょこっと面白かった。

2009/10/07

あはははは。もう正々堂々（？）メフィスト受賞作でした。どこからどう読んでも講談社、メフィスト発作品。若い大学生ぐらいのどこといって普通（だと思い込もうとしている）青年が主人公で訳分からないうちに制服姿の女子高生や溺愛する妹、姉（たち主人公が逆らえない女の子たち）があらわれて事態が変なほうにどんどん捩じれていって最後は綾辻囁きシリーズみたいなアンフェアな結末で、尚且つ現在の科学技術を無視したメタSF的要素で味付け終了。ええと。割りに好きですこういうの。西尾維新のほうが価格とつりあっているとは思いますが。

2009/10/04

妹が首を吊った、とイカれた母親からの電話。愉快そうな侵入者は、妹の陵辱ビデオを見せたうえ、レイプ魔たちの愛娘がどこにいるか教えてくれる。僕はスタンガンを手に捕獲を開始。でも街には77人の少女を餌食にした＜突き刺しジャック＞も徘徊していた――。世界を容赦なく切り裂くメフィスト賞受賞作！

2009/10/04

長編。

妹が自殺した。そして、謎の男が現れビデオを渡された。そこに映っていたのは3人の男に陵辱される妹の姿だった！！復讐を決意した兄は、男たちの娘の捕獲を開始する・・・。

文庫になったばかりで、前から読みたいと思っていたので買いました。しかし・・・。

え？？(；＿；？） なんだこれ？ミステリーかと思ってたのに、そうじゃない。買ってきてすぐにあとがきを読んだ時点で嫌な予感はしてましたが・・・。なんていうか、わけわかんない。シュールすぎて・・・。乙一さんの作品を彷彿とさせるシュールさ。一体何が言いたいのかも皆目わからず。

わざ×2本屋に行って、新刊で買ったのに・・・。これなら古本で買ったとしても損した気がしそうなのに、それを新品で買ったとなりゃ・・・その心情は推して知るべしですね(笑)

この人、きっともう読まないでしょう。最初で最後の佐藤友哉作品となる可能性大(笑)

ただ、乙一さんとかが好きな人には受けがよさそう。好き嫌いがはっきり別れるタイプの本じゃないかと思います。