スコーレNo.4 の商品レビュー

宮下奈都【著】

2013/01/13

メロディ・フェアでも思ったけれど、
主人公が職場（今回なら靴屋）での在り方を見つけていく部分が優しくて暖かくてすき。
逆に最後の章の恋愛部分はただ流されているようで相手役に好感も持てなくて、
説得力が感じられずすきになれなかった。

2012/11/30

これいいですねっ！好きです、この感じ！！最初はもたもたした感じだったけど、展開が意外すぎて・・・ｗ　途中からは、ぐわーっと一気に読んじゃいました♪

2012/11/12

学生時代はもう共感できず。
でも主人公が社会人になると少し近しく感じ、読み終わったあとに学生時代があったからこそ、主人公の人物像が捉えられたんだなと妙に納得。
最後には、しっくりきた1冊。

2012/11/14

家族、姉妹、仕事、恋愛。どの事に対してもまだキチンと向きあえない主人公の思春期～社会人になる過程を丁寧に書いた一冊。ひとつひとつ、確実に前に進むと、パチン、パチンと音を立ててパズルのピースがピッタリ合うかのように、人生の歯車がかみ合ってくる。どんどん素敵になっていく主人公が、初々しく羨ましく思えましたねぇ。２０歳前後の女子が読むといい作品かな、と。

2012/09/30

なんて爽やかで満たされた読後感！どうしても忘れられないもの、拘ってしまうもの・・・自分を取り巻く、小さくてなんて事の無いものたちを愛おしく思える。初恋・家族・仕事というスコーレ(学校)と通して自分を見つめて成長していく過程と最後に過去の足跡が結びついていく構成が素晴らしい。文章も丁寧で綺麗でとても好きです。

2015/08/17

以前から気になる作品だったが、今回、小路氏とのコラボもあり、単独作品を読んでみようかと購入してみました。

2012/09/23

少女時代の筆致の瑞々しさ。個性的とも言いにくい文体にここまで魅せられたのはこの作品が初めて。ただ３章以降の密度が明らかに下がってて話自体も地の文での補強が薄いからよくある再生自分探し小説に感じられたのが少し残念。にしてもそれを差し引いてあまりある１，２章の面白さ。素晴らしい。

2012/07/21

気持ちいい

やさしい気持ちがする文面です。
なんだろう、春な感じがします。

冬、そして春がやってくる。
そんな香りがする本です。

2012/09/25

人の手を巡ってくる物の価値や愛情、執着。
そういった一貫したテーマの中での一人の少女の成長物語でした。
展開に派手さはないものの、ゆるやかで優しい読後感が残ります。
序盤は、姉妹の中でのコンプレックスに比重が向いてたので妙にリアルでキツかったですが、麻子が社会人になってからはページを捲る手が止まりませんでした。
最後は穏やかなハッピーエンドで女性受けする作品だと思いました。

2012/06/12

前半読むのに時間かかった。タイトルもしっくりこない。出張に行かされることに何か含みがあったように思えたけど関係なかったのか？もやもやが残る作品。