四季 春 の商品レビュー
真賀田四季の幼少時代を描いた話。やっと文庫になったので読みました。ここまで,SMシリーズ,Vシリーズと順番に読んできて良かった。懐かしい登場人物が次々と登場しておもわず笑顔になってしまいました。最後で「おおお,ここかあ」と叫んでしまいました(笑)
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H19.2.4 読了 天才真賀田四季の幼少時代を描く。 外の世界は自分の内にある。基志雄は自分の中のことなのか、外なのか、どこまでが中でどこまでが外なのか… 天才を描く森博嗣は天才だと思う!
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1月 四季の思考。 読んでいてこちらの頭がぐしゃぐしゃになりそう。 この思考が小さい脳に収まっているかと思うと、人間の思考は本当に光速を超えているのが明らかだ。 次回作が楽しみ。 そして…、時間軸において大きな思い違いをしていたことに気づく。
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S&Mシリーズで強烈なインパクトを与えた天才、真賀田四季の半生を追う番外編シリーズ第一弾。 生まれたときのことから覚えている。天才少女四季と彼女の兄、そして彼女の中の人格である基志雄。内との対話ばかりが目立ち、周囲から浮いた存在であった幼少時代。
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四季四部作、第1弾。真賀田四季5歳。/待望の四季シリーズの文庫化。‘僕’の目線で進む話。/それには気付くのだけど、トレースしきれない・・・(汗) 既知の場面が出てきたりして、ついにやにや(笑)
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2009/10/22 外回りの電車内で読了 森氏のデビュー作「すべてがFになる」で衝撃の登場をかざった天才・真賀田四季の幼少時を描く。天才はいかに天才になったか?四季の感覚はある程度理解できるような気がする。瀬在丸紅子や赤ん坊の西之園萌絵なども少し登場する。デビュー作を書き、それ...
2009/10/22 外回りの電車内で読了 森氏のデビュー作「すべてがFになる」で衝撃の登場をかざった天才・真賀田四季の幼少時を描く。天才はいかに天才になったか?四季の感覚はある程度理解できるような気がする。瀬在丸紅子や赤ん坊の西之園萌絵なども少し登場する。デビュー作を書き、それぞれのシリーズを書いているときから、この構想を描いていたとするなら、森氏こそある種の天才であろう。続編も楽しみである。
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これほど天才と呼ばれる人間について鮮烈に描いた作品は他にはないのでしょうか。彼女は「何か」の天才なのではなく、他の誰が、どんな手段を用いても為し得ないことができる唯一無二の存在。アウトプットはあまりにも遅い、というのは凄まじいですね。彼女の兄にずっと前に組み込まれていたプログラム...
これほど天才と呼ばれる人間について鮮烈に描いた作品は他にはないのでしょうか。彼女は「何か」の天才なのではなく、他の誰が、どんな手段を用いても為し得ないことができる唯一無二の存在。アウトプットはあまりにも遅い、というのは凄まじいですね。彼女の兄にずっと前に組み込まれていたプログラム。それが『夏』そして『F』のルーツになっていると考えるのは穿ち過ぎでしょうか。
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相変わらず難しいです。すべてがFになるを読んだのが随分前だったので、いろいろな設定を忘れてて、それを思い出しながら読みました。最初は、わけがわかりませんでした。話だけがトントンと進んでいく感じでしたが、読んでいくと真賀田四季という人物について解かってきました。冬まで読み終わったら...
相変わらず難しいです。すべてがFになるを読んだのが随分前だったので、いろいろな設定を忘れてて、それを思い出しながら読みました。最初は、わけがわかりませんでした。話だけがトントンと進んでいく感じでしたが、読んでいくと真賀田四季という人物について解かってきました。冬まで読み終わったら、もう一度すべてがFになるを読もうと思わせるような一冊だったように思います。
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すらすらっと読めた。四季がどれだけ天才だったのかという過去の話で、それは多重人格であるということに顕著に現れてる…のかな?一人称で書かれているので、誰が誰なのかわからなくなって紛らわしい、多分私のような凡人が再読することを前提に書かれているんだろう。
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真賀田四季。「天才」という概念を用いて「それ」を評価するのは、あまりにも安直で、あまりにも不適切な判断だ。森博嗣氏は「それ」を表現する手法の一つとして、あえて「多く」を語らない。そこにあるのは、計算と、想像と、いくつかの未だ不確定な概念。
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