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1ポンドの悲しみ の商品レビュー

3.5

249件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

    83

  3. 3つ

    97

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

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2009/10/04

数百キロ離れて暮らすカップル。久しぶりに再会したふたりは、お互いの存在を確かめ合うように幸せな時間を過ごす。しかしその後には、胸の奥をえぐり取られるような悲しみが待っていた―(表題作)。16歳の年の差に悩む夫婦、禁断の恋に揺れる女性、自分が幸せになれないウエディングプランナー…...

数百キロ離れて暮らすカップル。久しぶりに再会したふたりは、お互いの存在を確かめ合うように幸せな時間を過ごす。しかしその後には、胸の奥をえぐり取られるような悲しみが待っていた―(表題作)。16歳の年の差に悩む夫婦、禁断の恋に揺れる女性、自分が幸せになれないウエディングプランナー…。迷い、傷つきながらも恋をする女性たちを描いた、10のショートストーリー。 今回は30代女性の恋愛短篇集。 短篇集だから読みやすい。

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2009/10/04

誰かと出会いたくなる、そんなあったかいお話がたくさん詰まっています。石田衣良ワールド。あぁ恋したい。

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2011/07/18

石田衣良の1ポンドの悲しみを読みました。スローグッドバイと同じような素敵な恋物語の短編集でした。30代前半の普通の女性が普通の男性に恋をする、という瞬間をみずみずしく描き出しています。気に入っているボードゲームのコンポーネントのような愛しい物語たちでした。一番気に入ったのは、やは...

石田衣良の1ポンドの悲しみを読みました。スローグッドバイと同じような素敵な恋物語の短編集でした。30代前半の普通の女性が普通の男性に恋をする、という瞬間をみずみずしく描き出しています。気に入っているボードゲームのコンポーネントのような愛しい物語たちでした。一番気に入ったのは、やはり本好きの女性の物語「デートは本屋で」でしょうか。好きな作家は、と聞かれた男性がル=グインと答えるところも、好きな作品は、と聞かれて「闇の左手」や「所有せざる人々」と答えるところも、そうこなくっちゃ、と思ってしまいます。

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2009/10/07

石田衣良さんの恋愛短篇集(10作品)。 とても読みやすいし、「らしい」作品です。 あとがきに書かれているように、「30代の恋愛」がテーマになっていますが、微妙な「心の揺れ」を表現するのがうまい石田さんだからこそ描ける世界が、そこにはあります。 大感動!・・・というのはな...

石田衣良さんの恋愛短篇集(10作品)。 とても読みやすいし、「らしい」作品です。 あとがきに書かれているように、「30代の恋愛」がテーマになっていますが、微妙な「心の揺れ」を表現するのがうまい石田さんだからこそ描ける世界が、そこにはあります。 大感動!・・・というのはないかもしれませんが、やっぱり、じ〜んと来ちゃうのです。 また、石田ワールドにやられちゃったかなぁ。

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2011/07/25

読み始めてから、この本は以前に読んだことがあることに気がついたけれども、その時に持っていた本がこれ1冊だったので、最後まで読み通しました。ウェストゲートパークシリーズも好きだけど、石田衣良は短編も巧みでなかなか面白い。

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2009/10/04

30代の恋愛を書いた本、文庫本がでました。すぐに買って読んじゃいました、この人の本は性的な内容が全く下品に感じない。色々な大人の恋です。

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2009/10/07

たまにはこういった恋愛短編集もいいんじゃないかと思います。 劇的な展開のないそこらにありふれている恋愛の形。 決して派手さはないけれど、心に染み入る何かがある。 恋の始まりという言葉がしっくりくる短編集です。 恋愛ってこういった風に始まっていくんだろうな。 幸せかどうかは分か...

たまにはこういった恋愛短編集もいいんじゃないかと思います。 劇的な展開のないそこらにありふれている恋愛の形。 決して派手さはないけれど、心に染み入る何かがある。 恋の始まりという言葉がしっくりくる短編集です。 恋愛ってこういった風に始まっていくんだろうな。 幸せかどうかは分からないけど、心が少し温かくなりますね。 一気に読み進めるのではなく、1日1編ずつ読みたいですね。 1つずつ少しずつ少しずつ読み進めていきたくなりますね。 日々に疲れた人、恋愛から離れて久しい人にオススメします。 ちょっとした活力が湧いてくるかもしれないです。 女性の作者の書く恋愛小説とはまた違う印象を受けます。 男性の作者だからこそ描ける世界なんじゃないでしょうか。 読み終わったあと、まだその余韻に浸り続けていたくなります。 男女問わず、オススメできる作品ですね。

Posted byブクログ

2009/10/04

「1ポンドの悲しみ」&「デートは本屋で」◎ささいな恋愛体験とダブった。 引用:p248 スラーティング・オーバー 「そうかもしれない。だけど、エッチはあまりうまくなくても、功成さんはそのあとでずっと手をにぎってくれるタイプだと思う」

Posted byブクログ

2009/10/04

表題作がいちばんすき。 石田衣良の恋愛小説は、すきだな。 30代がいいものに思える、そんな気がする。 あと、本屋でデートする話、あれもいいな。

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