羅生門・鼻・芋粥 の商品レビュー

芥川龍之介【著】

2012/10/23

羅生門は面白かった。それに読みやすかった、ぼくには読みやすいと言うのは大事でして、表題以外は少し読みにくさを感じた。けれど素晴らしかった。

2012/10/12

普通に面白い。同時代もの以外はニガテなんですが、これはかる～く読み終えられました。

昔噺のように簡潔ながら含みのある、サラッとしていながら心に残る話です。
教養としても読むべき本かと思いますが、素直に楽しめるあたり流石文豪の筆ですね。

2012/09/16

「羅生門・鼻・芋粥」芥川龍之介
教養小説。枯茶色。

ひととおり読了して、正直なところどこが読みどころなのか分からないんです。芥川龍之介。
巻末に収録されている解説を読んで、「芥川の読みどころ」みたいなものを知って、初めて感心するところに気付く感じです。
「羅生門」は国語の授業で取り上げられた記憶がありますが、やはり学校でやるだけのことはある、のかな。
老年／ひょっとこ／仙人／羅生門／鼻／孤独地獄／父／野呂松人形／芋粥／手巾／煙草と悪魔／煙管／MENSURA ZOILI／運／尾形了斎覚え書／日光小品／大川の水／葬儀記

『葬儀記』は、芥川が記す漱石の葬儀の模様。当時の世人が大勢描写されて、芥川の心持ちも描写されて、なかなか。(3)

2012/08/29

実は芥川龍之介を読んだことがなかったので買ってみた
ほんとはこの装丁ではなく
天野喜孝の絵がのってるやつだけど
見当たらないのでこれで

羅生門はなんとなく知っていたけど
あぁそうそうこんな話だったと確認しつつ読んで
他のはまったく知らなかった・・・

分相応がテーマなのか？な？と思いながら読んだけど
よくわかんない短編も入ってた
芥川龍之介ってこんなの書いたのかー

よくわかんないのもあったけど
最後まで読んだし
イイナとオモウ短編もあったので
星は３つにギリギリ届かない２つで

2012/07/26

鼻はすごく面白く読めました。
羅生門は初めて読むと結構重い気がします。

短編集だったからわりに気軽に読めたけど、読み返そうと思うと勇気がいる一冊…な気がする。

2012/07/04

短編が読みたくなったので。

私にとって、短編と言えば芥川・内田・星！
夏は芥川、秋の夜長に内田、星新一は年中オッケー。
根拠は……ない！！

12.07.04　再読

2012/05/13

鼻や芋粥は芥川初心者な私でも共感しやすくて読みやすかった。
他にはエッセイのような話もあったりしたけど、後味がなんとなく悪いような話が多かったように思った。
注釈多過ぎてびっくり。しかも注釈読んでも意味がよくわからなかったり、逆に「注釈別にいらないんじゃないか？」と思ってしまう事もあったりした。

2012/03/04

角川文庫版の表紙はとても奇麗だと思いました。
芥川龍之介は好きで、ほとんど読みましたが、羅生門だけは、好きになれませんでした。

京都があまり好きでなかったからかもしれません。
天災や飢饉という時代背景が後ろ向きだと感じたからかもしれません。
荒れはてた羅生門という場所設定が暗いと思ったからかもしれません。
死人の髪の毛をひきぬいている老婆という話が苦しいのかもしれません。

男が生きのびる道を見つけるところはよかったと思いました。
それでも、全体として暗い印象だけが残っています。

2011/12/30

＊青空文庫

どの作品にしても心理を見事に描写している。
善悪の概念やコンプレックスに対しての心理の移り変わりが事細かに描写されており、スッと引き込まれる。

2011/08/23

表紙の天野さんの絵に惹かれて買った。
ただのコレクションにしたかっただけだと気付いた。

内容は、高校の授業で読んでいたので、理解もしていたし、文系だったので古語も大丈夫だった。

奥が深い。