としょかんライオン の商品レビュー

ミシェル・ヌードセン(著者),福本友美子(訳者),ケビン・ホークス

2022/05/20

渋谷にある、“森の図書館”というカフェ(?)
で出会った絵本。

「しずかにできる、おぎょうぎのいいライオンなら、もちろんあしたも　おはなしのじかんにきていいですよ」

・図書館でのルールを覚える
・ルールを守るだけが全てじゃない

対極する２つのことを学べる絵本。
ライオンかわいい…こんなおぎょうぎのいいライオンなら
地元の図書館にも是非いてほしい。

2022/05/10

おとなも楽しめる絵本。
図書館には、きまりがあって…。
でもライオンが入ってはダメというきまりはなくって。
ただ、静かにすればきてもいいよ、と。
ライオンは、おはなしの時間だけではなく、朝早くから来てお手伝いもするようになり…
ある日、メリウェザー館長のお手伝いをしているときに館長が踏み台からころび倒れてしまい、ライオンは、走って助けを呼ぶために大きな声でほえました。

きまりを破ったライオンほ、あくる日から来なくなり…。

とうとう、マクビーさんは、ライオンを探しに…
そして、図書館のきまりが変わったことを伝える。
大声で吠えてはいけないけれど、ちゃんとわけがあれば別です…と。

わけがあって決まりを守れないことだってあるということを伝えるとても良い絵本。

2022/04/10

ライオンはすごいと思った。
読み聞かせが大好きで、早く来て図書館のお手伝いをし、徐々にライオンがいて当たり前になり、館長さんの為にルールをやぶり大声で吠えた後に出ていってしまった。
ルールは大事だけど、理由があって守れないときもあると気付かせてくれる１冊。

2021/12/26

本好きの皆さんは、きっとお気に入りの図書館をいくつかお持ちだと思います。
私も国内にいるときは、木のぬくもりのある市立図書館、モダンで明るい県立
図書館を根城にしていました。

マンハッタンにあるニューヨーク公立図書館（NYPL）、正面入り口には2体の大きな
ライオン像があります。FortitudeとPatience不屈の精神と忍耐。クリスマスシーズンにはリースも纏っています。物語の舞台はここなのかな？とも想像してしまいます。

この本を読むとき、子供たちの想像の世界は豊かに広がっていきますね。ふわふわの暖かな毛皮にもたれて
お話しを聞いたり、図書館の中をライオンにまたがってお散歩したり。　”図書館の中で騒いではいけないのがルールです”メリーウェザーさんに叱られしょんぼりするライオンがほほえましい。

クリスマスの自分へのギフトに、作者Michelle　Knudsenサイン入りの、Special
EditionをNYPLから購入しました。大きなライオンのマグカップと一緒に。

Merry Christmas　＆　Happy New Year！

2021/12/06

大好きな絵本。
ライオンが図書館にいるなんて奇想天外だけど、本当に居たらいいなあ。
静かに本を読んでいるならOK だね。
誰にでも図書館の扉を開いているメリウェザーさんはカッコいい❗
その理想をちゃんと理解しているマクビーさんもいいね

2021/11/24

とても真面目な娘に読んでもらいました。
ルールを守るとは、柔軟性、多様性をライオン賢いねってまとめて説明してもらいました。

2022/10/19

◆わけあって、きまりを守れないこともあるの◆
突然、図書館に来たライオン。きまりに厳しいメリウェザー館長ですが、きまりを守ることを約束にライオンの来館を認めます。みんなと仲良くなった数日後のある日、ライオンは、とある事情できまりを破ってしまうのでした。そのことに館長は…図書館は誰でも利用できて、きまりによって心地よく過ごせます。でも、ときには、きまりを守れない事情があり柔軟な考えを持ち対応していくこと、きまりより大切なことが解る一冊です。

2021/10/06

3歳娘と5歳の息子に。
ライオンが可愛い。文字多めだけれど、最後までしっかり聴いてくれ、何度も読んだ。

2021/08/16

6歳娘。色々な所でおすすめされていて、気になっていた一冊。
ライオンと図書館の人々との交流に、とても心温まる作品。大好きになりました。

2021/05/24

ライオンが図書館で人間と仲良くなっていく話。ほんのり心が温かくなる。また、場合によってはルールを柔軟に運用すべきであるという考え方を、子どもたちが学ぶきっかけになる本。