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クレオパトラの夢 の商品レビュー

3.4

109件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2011/03/23

シリーズ第一作「MAZE」で非凡な才能を見せた神原恵弥。その彼が北国のH市を訪れた。不倫相手を追いかけていった双子の妹の和見を連れ戻すためだが、もう一つ重大な目的があった。それはH市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。――なんか常に疑心暗鬼な感じでイ...

シリーズ第一作「MAZE」で非凡な才能を見せた神原恵弥。その彼が北国のH市を訪れた。不倫相手を追いかけていった双子の妹の和見を連れ戻すためだが、もう一つ重大な目的があった。それはH市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。――なんか常に疑心暗鬼な感じでイーッ!ってなる。けど、それ故に先が気になって仕方がなかった。読みながら何度も、恵弥は男、男、ってなった。

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2011/01/01

MAZE の続編。 個人的にはMAZEの方が好きでした。ドキドキ感が足りないというか、どこか物足りなくて… でもこれはこれで、全く別作品と考えればありかな、とも思います。

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2010/12/16

「クレオパトラの夢」恩田陸 ミステリ。鈍色。 「MAZE」の主人公、神原恵弥が活躍する行動派ミステリ。シリーズ2作目です。 妹の家出をめぐる事件の推理劇と、彼自身が担った使命=トレジャーハンターとしてのミッションが巧妙に絡み合っていきます。 例によってトーン低めの語り口...

「クレオパトラの夢」恩田陸 ミステリ。鈍色。 「MAZE」の主人公、神原恵弥が活躍する行動派ミステリ。シリーズ2作目です。 妹の家出をめぐる事件の推理劇と、彼自身が担った使命=トレジャーハンターとしてのミッションが巧妙に絡み合っていきます。 例によってトーン低めの語り口と舞台設定、そして多彩なキャラクターに引き込まれます。 前作は結構派手めというか、海外の魔境を舞台とした冒険小説風でしたが、今回は日本の地方都市を舞台に割と紀行ものっぽい雰囲気の物語。 推理小説としては若干物足りない感もあるところは残念。 とっつきやすい恩田節、というところで星3つ。(3)

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2011/02/18

何度も読み返してる本。 情景が描きやすく函館に行ってみたくなる。 少々、無理矢理感がなくもないけど恩田陸だと思えば 気にならない。 実際にあったことのような気がしてつい調べてしまいたくなる。 テンポもよく読みやすい。

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2010/10/26

MAZEの続編。 主人公の家族とその恋人たちと陰謀が渦巻く争奪戦。 お話の終わり方が賛否あるかもしれないが、色々と考えさせられるので、私は好き。

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2010/10/18

キャラが立っていて読みやすかった。 テンポも良かった。 合間に入る主人公の思考が良かった。 2009.10.18

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2010/10/10

神原恵弥シリーズ第二弾です。 字だけ読んでると完全に派手な女性をイメージしてしまうので、「こいつは男!もうすぐ中年男性!」と念じながら読んでました(笑) 「MAZE」の時も思ったけど、いい性格してるなあ~(笑) 訪れる危険の緊迫感と、どことなくゆるい恵弥の台詞がかっこいいな~と思...

神原恵弥シリーズ第二弾です。 字だけ読んでると完全に派手な女性をイメージしてしまうので、「こいつは男!もうすぐ中年男性!」と念じながら読んでました(笑) 「MAZE」の時も思ったけど、いい性格してるなあ~(笑) 訪れる危険の緊迫感と、どことなくゆるい恵弥の台詞がかっこいいな~と思ったり。 真相も「さもありなん」な感じがいいなあと思いました。面白かった。

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2010/08/16

人間関係が二転三転します。 誰が味方かわからないので翻弄される。 あまり納得しきれないうちに流れてしまった感じ。

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2010/05/10

割と地味目な話ですが・・・。 ミステリィそのものではなく、人物描写を楽しむ作りですね。 場面場面によって、様々な面を見せる彼らの本性とは・・・。 読み始め直後と読後では、作品とキャラクターに対する印象が全く変わりました。

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2010/03/26

医学博士が研究していたクレオパトラとは何か? その謎を軸として二転三転するストーリー。大ブロシキを広げきる前に、そそくさと畳んでしまって、おや? と思っていると視点をずらされ別の物語が潜んでいたことに気付かされました。これが恩田陸の怖さであり、魅力ですね。 美形の切れ者、しかし口...

医学博士が研究していたクレオパトラとは何か? その謎を軸として二転三転するストーリー。大ブロシキを広げきる前に、そそくさと畳んでしまって、おや? と思っていると視点をずらされ別の物語が潜んでいたことに気付かされました。これが恩田陸の怖さであり、魅力ですね。 美形の切れ者、しかし口を開けば女言葉という主役の恵弥のキャラクターも良かったですね。

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