ロリータ の商品レビュー
少女特有のあやうい魅…
少女特有のあやうい魅力や色気があるのは、万人が認め得るところだと思う。けれどそれが直接、色欲に結びつくかはまた別の話で…色々な意味で、冒険小説。
文庫OFF
ロリータという言葉の語源にもなった小説 いつか読みたいと思ってたがついに読了。前半はユーモラスで、後半からシリアスな展開だが通じて面白かった。ロードムービー的な雰囲気がいい
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学生時代、大久保康雄・訳を読んだ際は 普段読書ペースが異様に遅いというのに ほぼ一気読みくらいの勢いで、面白かった~! と声に出したほどだった。 で、昨年ふと思い立って、この新訳版を購入。 しばし寝かせ、手に取ったところ……むむむむむ。 被告ハンバート・ハンバート(仮名)は ...
学生時代、大久保康雄・訳を読んだ際は 普段読書ペースが異様に遅いというのに ほぼ一気読みくらいの勢いで、面白かった~! と声に出したほどだった。 で、昨年ふと思い立って、この新訳版を購入。 しばし寝かせ、手に取ったところ……むむむむむ。 被告ハンバート・ハンバート(仮名)は いかにして罪を犯したか――という手記。 彼は恐らくサイコパスで、 他者への思いやりに欠けた冷血なナルシストなのだが、 紆余曲折を経て真実の愛に目覚めたけれども 時すでに遅し……といったところ。 一人の人間の目の前の靄が晴れるまでに払われた 犠牲の大きさに眩暈を覚えた。 詳しいことは後でブログに書きます。 https://fukagawa-natsumi.hatenablog.com/
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ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。“Lolita, light of my life, fire of my loins. 非常に有名な1文から始まる本作は、ロリータ(ドロレス・ヘイズ)という12歳の少女を30代後半の中年男が好きになり、執着していくという物語。一...
ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。“Lolita, light of my life, fire of my loins. 非常に有名な1文から始まる本作は、ロリータ(ドロレス・ヘイズ)という12歳の少女を30代後半の中年男が好きになり、執着していくという物語。一人称視点で語られており、信用ならない語り手であるため、ロリータの心情だったり、自己正当化、高い自己評価といった文言が多々見られる。序では、この語り手であるハンバート・ハンバートが実に信用ならない語り手であること、しかし、非常に読ませる文章を書いていることが明記されており、我々読者に対する一種の挑戦状とも読み取れる。 古典なのも相まって、翻訳特有の読みずらさがあり読み解くのにいささか時間が掛かるが、ページをめくる事にロリータへの愛と情熱、そして執着さが浮き彫りになっていき、ページをめくる手が止まらないほどである。 ロリータとそれ以外の登場人物に対しての語り口調の温度差が激しいのも面白く、特に大佐とロリータ母への描き方は中々面白い(特に、この2人の呼び方が何種類かあるのがとてもいい)
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途中途中よくわからない部分があったが、自分の教養の浅さゆえなのだろうと考えてまた何年か後に読み返せればいいなと思った。 自分の嗜好を理性で押さえつけてられる範囲を趣味と呼び、抑えられないと病気の領域になるのだと感じた。 最後の方で存在がいないことが悲しいんじゃなくてそこに加わって...
途中途中よくわからない部分があったが、自分の教養の浅さゆえなのだろうと考えてまた何年か後に読み返せればいいなと思った。 自分の嗜好を理性で押さえつけてられる範囲を趣味と呼び、抑えられないと病気の領域になるのだと感じた。 最後の方で存在がいないことが悲しいんじゃなくてそこに加わってないのが悲しいみたいなセリフがあって、親っぽい一面が少し育まれていることがわかる点はよかった
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長かった…!なかなか読み進まなくて、なんとか2月中に読み切るぞ!と頑張って読破した。 すごく大変だったけど、この作品をただ「難解」「気持ち悪い」で片付けてしまうのは違うと思う。それはこの膨大な注釈で解説してくれている若島正先生の偉大な仕事への敬意からだ。すごすぎる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
友人Tからのプレゼント。読みにくいしなぜロリータをそんなに魅力的に感じるのか良く分からなかった。読みにくさは、表現が分かりにくいのと、よく海外文学の文章を引用して使うがそれらに馴染みがないから真意が伝わりにくいからだと思った。そして最後の方は誰が誰だか分かりづらく、なぜクィルティを殺したのかあまりよくわからなかった。最後の方は、ロリータの姿かたちも変わり望んだ再開ではないところに、少しハンバートの哀愁を感じる一方で、それでも全て通して結局一貫して一人の人をこれだけ愛せるのはすごいことだと思った。ここまで書いた後にチャットに色々自分の理解の確認や意見を求め、クィルティの部分を聞き、「ハンバートにとって彼は『自分の歪んだ欲望の完成形』なのです。そのため、クィルティを殺すことは、自分自身の欲望を殺す行為でもありました。」と書かれたのを見たときに、『火の鳥』のクローン人間の話が彷彿とさせられ、チャットに聞いてみると関連性があると言われた。ただ読んでいる時は良く分からないが、チャットと意見交換したり、理解を進めることで面白いものが見えてきたように思う。
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私の個人的な悲劇は、むろん誰の関心事であるはずもなく、またそうであってはならないが、私が生得の日常表現や、何の制約もない、豊かで際限なく従順なロシア語を捨てて、二流の英語に乗り換えねばならなかったことで、そこには一切ないあの小道具たちさえ魔法のように使えれば、燕尾服の裾を翻しなが...
私の個人的な悲劇は、むろん誰の関心事であるはずもなく、またそうであってはならないが、私が生得の日常表現や、何の制約もない、豊かで際限なく従順なロシア語を捨てて、二流の英語に乗り換えねばならなかったことで、そこには一切ないあの小道具たちさえ魔法のように使えれば、燕尾服の裾を翻しながら、生まれついての奇術師は独特の流儀で遺産を超越することもできるはずなのだ。 ──ウラジーミル・ナボコフ
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性倒錯者の話かと思ったらさにあらず。古典的名作と言われているようだ。文学的言及(他の小説や詩の引用)はついていけない豊富さとひねりがあり、注釈がないと、ほぼ読み飛ばしてしまう。再読したら理解が深まるやも知れぬ。最後の殺人シーンの描写は圧巻。2026.2.10
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難しいのに、この本好きすぎる。 文章が綺麗すぎるし、まるで本当に存在したみたいに本の中の体験が気持ち悪くて、悍ましくて、紳士的で、愛に近いもので、丁寧な作品だと感じた。 あたしの心をめちゃめちゃにしたのはあの人なの。あなたはあたしの人生をめちゃめちゃにしただけ。
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