ピカルディの薔薇 の商品レビュー
思い出して脳みその気持いい小説一位。図書館でみつけて喜び勇んで借りてきたら思いがけず伯爵&猿渡さんシリーズでアーイ!と握りこぶししました。面白い…面白いよこれ…私的には読んでるときより後から思い出して「ああアレはアレだったんだ!」と気づくときにこの本の素晴らしさを見出しました。こ...
思い出して脳みその気持いい小説一位。図書館でみつけて喜び勇んで借りてきたら思いがけず伯爵&猿渡さんシリーズでアーイ!と握りこぶししました。面白い…面白いよこれ…私的には読んでるときより後から思い出して「ああアレはアレだったんだ!」と気づくときにこの本の素晴らしさを見出しました。こんなに思い返して脳みそが心地よい本は無い。ちょっとしたトランス状態に入れます。なんだこれ、不思議だ。一体何が作用してわたしをこんなにしてしまうんだ。どれどれが面白かったです、といいたい所なんですが、どれも面白くて何と言って良いのか判らないです。感想も言いづらいです。すごく中に作用している、という印象。一篇一篇が最大瞬間風速。ペニスと綺譚集がよみてぇよー。
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2007.2.18金子國義の表紙になつかしい思いを感じます 図書館で借りました 人が死んでばかりですが それがあんまり軽くって たべもののおはなしもでてくるんですが たべものと、しぬことと、 あんまり変わらないような。 語彙がややこしくって 耽美なかんじのご本かとおもいましたが...
2007.2.18金子國義の表紙になつかしい思いを感じます 図書館で借りました 人が死んでばかりですが それがあんまり軽くって たべもののおはなしもでてくるんですが たべものと、しぬことと、 あんまり変わらないような。 語彙がややこしくって 耽美なかんじのご本かとおもいましたが、 いや ミステリーなんだなっておもいなおしました。 笑っちゃうところがいっぱいある。 結構気に入ってしまった。
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『蘆屋家〜』よりはやや開かれた雰囲気になった気がします(前作はわりと陰めいた作が多かったような…)。『フルーツ白玉』の中の「従兄の話」が妙に印象的。でもこの手の話は直接聞くより「人から聞いた話」として間接的に聞く方がいい。よく考えるとここに収録された話は、すべて又聞きの密やかな楽...
『蘆屋家〜』よりはやや開かれた雰囲気になった気がします(前作はわりと陰めいた作が多かったような…)。『フルーツ白玉』の中の「従兄の話」が妙に印象的。でもこの手の話は直接聞くより「人から聞いた話」として間接的に聞く方がいい。よく考えるとここに収録された話は、すべて又聞きの密やかな楽しみを含んでいるように思う。どこか、都市伝説のような…。
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