1,800円以上の注文で送料無料

ウェブ人間論 の商品レビュー

3.6

93件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    31

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2009/10/04

『ウェブ進化論』の著者である梅田氏と小説家の平野氏によん対談形式の本。 非常に売れた『ウェブ進化論』について語った内容で、その本に言及したりさらに掘り下げて論を進めている。 しかし、内容的には『ウェブ進化論』の方が衝撃や新鮮さがあるように思えた。 本は完全に電子化され...

『ウェブ進化論』の著者である梅田氏と小説家の平野氏によん対談形式の本。 非常に売れた『ウェブ進化論』について語った内容で、その本に言及したりさらに掘り下げて論を進めている。 しかし、内容的には『ウェブ進化論』の方が衝撃や新鮮さがあるように思えた。 本は完全に電子化されるのか、その問題点などに関しては面白いと思いました。

Posted byブクログ

2009/10/04

ウェブ進化論の梅田望夫と芥川賞作家平野啓一郎の対談録。 ウェブ進化とは少しずれるかもですが、通信手段の発達での身近な変化の例として、妹がいます。 女子高生なんだけど、家にいると5分に一回くらいメールがきています。 その中勉強に集中できんのかなと、心配になったりします。あとはテス...

ウェブ進化論の梅田望夫と芥川賞作家平野啓一郎の対談録。 ウェブ進化とは少しずれるかもですが、通信手段の発達での身近な変化の例として、妹がいます。 女子高生なんだけど、家にいると5分に一回くらいメールがきています。 その中勉強に集中できんのかなと、心配になったりします。あとはテスト範囲とかは全然気にしなくて後からメールで聞いたりしてんだろうなって。 でも、「一人で何かやる能力は少し前の人達の方が優れてるけど、みんなでなんかを生み出すのは今の人の方が長けてる」という記述を見て、なるほどと思ったり。 また、想像するに好きな子の家に電話にかけるドキドキ&スリル感を知らないんだろうなと思ったり。 そうやって人間関係の隙間隙間に入り込むはずの邪魔者を徹底的に排除できる環境なんだなぁと。 そんな風に支離滅裂だけど色んな想いが去来しました。 そういった状況をポジティブにとらえれる人間か、ネガティブにとらえる人間か。結局はそのどちらしかないんでしょう。 せめて自分は前者でありたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

確かに、インターネットがなかった頃の生活を思い出すことは、平積みになった本の中から目当ての本を見つけ出すぐらいの労力を要するようになった。情報が信じられないぐらいの速さで手元に届き、調べられないことなどないような気さえする。人格にも少なからず影響を及ぼしているだろう。しかし、個人...

確かに、インターネットがなかった頃の生活を思い出すことは、平積みになった本の中から目当ての本を見つけ出すぐらいの労力を要するようになった。情報が信じられないぐらいの速さで手元に届き、調べられないことなどないような気さえする。人格にも少なからず影響を及ぼしているだろう。しかし、個人的にはインターネットに生きるつもりはなく、ほとんどの人がそうであろうと思った。梅田氏はやはり、ネットの人なのだ。ある意味井の中の蛙であるとも言える。平野氏の言葉は、インターネットを生業としているこの自分の胸に深く突き刺さってきた。自分を騙している部分を顕わにされた気分だ。しかし、何を語ろうが、このネット社会は確実に広がっていき、自分の子供や孫の世代にはもっと生活に根差したものになるだろう。我々はそれを想像することしかできないのだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

【070902】 リアル/ウェブの世界に線を引いて、リアル=表、ウェブ=裏という認識を持っていたような気がするが、 ウェブの世界によって、人は、たった一つの身体という物理的な呪縛から開放されて、リアルもウェブの世界もひっくるめて、生きているということなんだと認識した。 リアルとウ...

【070902】 リアル/ウェブの世界に線を引いて、リアル=表、ウェブ=裏という認識を持っていたような気がするが、 ウェブの世界によって、人は、たった一つの身体という物理的な呪縛から開放されて、リアルもウェブの世界もひっくるめて、生きているということなんだと認識した。 リアルとウェブとで、どう生きていこうとするのかを決定するのは自分自身であるけれど、ウェブの世界に対してネガティブな感覚を持ち続けるのは、マスで見たウェブ世界が広がれば広がるほど、「気づけば自分は限られた世界で生きている」ことになるのかなと思った。 この過渡期に生きていることは、50年後に向けた楽しみになる。

Posted byブクログ

2009/10/04

ネット社会に人間はどうすべきかを対談形式で論じている。ウェブの正解で生きる術、匿名社会でサバイバルをテーマに論じている。

Posted byブクログ

2009/10/04

2007/05/13購入。対談は内容を噛み砕きやすいから比較的読む。いい例えが出てきて納得しやすかったり、噛み合なかったり、そこらへんが生っぽくて好きみたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

『WEB進化論』の続編。梅田さん(IT業界)と平野さん(作家)の対談形式で、WEBのもたらす新しい変化についてが書かれている本。 手に取った理由は、前書『WEB進化論』が面白かったから。今回面白いなと思ったのは、『WEB進化論』がユートピア的な話が前面に出ていたのに大して、WE...

『WEB進化論』の続編。梅田さん(IT業界)と平野さん(作家)の対談形式で、WEBのもたらす新しい変化についてが書かれている本。 手に取った理由は、前書『WEB進化論』が面白かったから。今回面白いなと思ったのは、『WEB進化論』がユートピア的な話が前面に出ていたのに大して、WEBがインターネットを如何に変えてゆくのかと言う話を中心に据えながらも、それは全てがばら色ではなくて。現実に生きてゆくにはお金も必要だし、それを稼ぐにはリアルが一番であると梅田さんが言っている点。 ネットとリアルのバランスという言葉は言い古されているけれど、最先端の分野での変化に引き吊られる形で社会が変化してゆくには、どうしても時間が掛かるのだなとの感想を持ち、 新しい世界を無条件に受け入れるんじゃなくて、そことの付き合い方を自分なりに考えて行く姿勢が21世紀では大切と、この本から学んだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

『ウェブ進化論』の梅田さんと、作家の平野さんの対談形式で展開されている作品。ウェブ社会の今後についてそれぞれの視点から語っており、観念的にウェブの世界を捉えるとこんな話になるのか… と思う作品である。

Posted byブクログ

2009/10/04

対談形式なので4時間くらいで読めました。内容も非常に素敵です。ウェブってどうなるんでしょ?ってことを非常に冷静に話していられるように僕は感じました。

Posted byブクログ

2013/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

片やウェブビジネスに生きる人、片や文学の世界に生きる人。 まったく違うジャンルの世界に生きる人が対談している様子がとても面白い。 最初はなんか微妙に話がかみ合ってない感じがしたんだけど、 最後はけっこうしっくりきてたな。 むしろ、異なる考え方を持つふたりの対話では、よい相乗効果が出ていた。 考え方が違うからこそ、話が膨らんでいった。 双方ともやはり知性があり、かしこい人だ。 専門用語になりがちなウェブの世界を分かりやすい言葉で説明できる人たち。 とても勉強になったぞ!!

Posted byブクログ