秘密の花園 の商品レビュー

三浦しをん【著】

2009/10/04

カソリック系女子校に通う三人の話、って、自分と何の共通点も無いけど大丈夫か、と思いつつ読んだら、これがまぁ面白いのさ。さすがシヲン。一話目は男としてかなり痛いけど…。

2009/10/04

ミッション系の女子校に通う那由多、翠、淑子をそれぞれの語り手に進む物語。
それぞれどこか欠落した部分がある少女たちの秘密が静かに日々に埋もれている様子が描かれている。
キャラ設定はおもしろいけど、イマイチラストが微妙。ハッキリしない終わり方に少々がっかり。

2016/08/16

ネットの上では、私には多くの女性の友人が居ます。その影響もあって、昔に比べ女性作家の作品を沢山読むようになりました。そして、結構好きな女性作家も見つかりました。
でも、この本はダメでした。
単に女性作家というだけでなく、女性作家が描いた多感な女子高生が主人公なせいでしょうか。これが、元気な女子高生ならさほどでは無かったのでしょうが。
何となく感覚が合わないまま読了です。ちょっと私の年代の男性にはきつい感じです。タイトルもですが。。。。

2009/10/04

女子校に通う高校生3人の視点から描かれたお話。
3人それぞれの考え方に共感する部分があった。
思春期独特の、友達への距離感、恋愛の仕方、周りのものの空気感……。
通り過ぎてしまった何かを、思い出したような。
最後まで読んでも、続きが気になる終わり方。

2009/10/04

大爆笑のエッセイばかり読んでいて、この本の存在を忘れてました。思い出したので読んでみた。ものすごい繊細な物語。３人の少女がそれぞれ心に抱える少女時代ならではの感受性というか。淑子の気持ちが少し分かる。普通の女の子としての感性というか。別に学校で劇的な恋愛をした事はありませんが。友達に対する感情っていうのがすごくよく分かるなーと。

2009/10/07

一章読後、積ん読中。六月中には読み終わりたい……けれど、あまりにも内容がショッキングで読めないかも……うーん。

2009/10/04

三浦しをんっぽくないということで、
あまり好きでない人も周囲には多いのですが・・・私は好きです♪
むしろこの人、こんなちゃんとした小説も書けるんじゃん！って思いました！！

2009/10/04

女子高に流れるどこか独特で非日常的な空気。そして高校生のときの痛々しいけど捨てられない過剰なほどの自意識。

2009/10/04

清楚とされる女子校に通う３人の女性を、それぞれの視点から描いた３つの話で構成された小説。いや、正直はじめの二つはつまらないなと思ったんだけど、最後のがかなり良かった。つながっている話なので、結局面白い本だということになる。解決しない問題もあるけれど、まぁそれもいいか。

2009/10/04

ぐるぐる巡る、永遠に続く階段のなかで逸脱した３人。

そんな印象の三人を個性的に書き分けていて凄く素敵なお話。ただ、ある少女のその後がとても気になってしょうがない(笑)

一体どこに・・・！？それが分からないからきになるっっっ。

それ以外でも、大人になる3人を見守れるだろうか。私ならばちょっと難しすぎるかもしれない。

あの教師のようにはなりたくはない。でも、　ただ見ていたい。卑怯かもしれないけれど永遠に見ていたくなる、魅力的な主人公達だった。