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ラスト・イニング の商品レビュー

4.1

167件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

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2009/10/04

『バッテリー』のその後のお話?本編があんな終わり方だったので続きがあると聞いて無条件で読みましたが、なぜだか本編より気に入りました。瑞垣贔屓だから?(笑)あぁ、でもやっぱ海音寺も捨て難いです。(主役の二人は?・笑)まだ続きそうな感じでしたが、どうなんでしょう・・・。

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2009/10/04

バッテリーの続編かと思ったが、最後の試合以降の門脇や海音寺など最終学年の話。それでも、この人の作品は15歳にもどりたくてたまらなくなる。自意識過剰でまっすぐで、うらやましい。バッテリーのその後のほうが読みたかった。

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2009/10/04

バッテリー?が終わった後のお話が入ってる本でした。 巧が意図してないのに、周りが振り回されて変わっていってるのがわかりました。 新田東だけじゃなくて、横手メンバーすら巻き込んで。 個人的には海音寺は何をしてんだと思いましたが(笑) 自分と向き合う事の大切さって言う事を感じました。

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2010/03/07

バッテリー?のその後のお話。作品は瑞垣くんの視点から描かれている。バッテリー?のその後として補完の意味も持ち合わせていたけれど、更にその後が気になるような描き方で終わっていて…瑞垣くんを主人公にもっていった事で、まわりの巧への執着ぶりがより解り易く描かれていたのが良いと思った。

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2009/10/04

『バッテリー』最終巻の試合経過を瑞垣が語る。 瑞垣の秀吾に対するこだわりや、海音寺と妹の交流、進学後の虚脱感、推薦を蹴った秀吾の家族に対する周囲の批判など、周辺のエピソードが盛りだくさんに書き込まれていた。 作成日時 2007年07月04日 20:52

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2009/10/04

新田東のバッテリーではなく、瑞垣の物語が中心です。 巧と豪も出てきますが中心は横手です。 これを読むと、巧と豪の二人、瑞垣と門脇の二人の違いがよくわかります。 巧と豪が複雑なのに対し、瑞垣・門脇は前作『バッテリー』で道を違ったのに、あっさり収まる様子。 巧と豪の二人とは本当に違...

新田東のバッテリーではなく、瑞垣の物語が中心です。 巧と豪も出てきますが中心は横手です。 これを読むと、巧と豪の二人、瑞垣と門脇の二人の違いがよくわかります。 巧と豪が複雑なのに対し、瑞垣・門脇は前作『バッテリー』で道を違ったのに、あっさり収まる様子。 巧と豪の二人とは本当に違います。それが幼馴染だからか、バッテリーでないからかはわかりませんが。 試合の結果もわかりますし、ストンと綺麗に終わっている印象です。 続編ではなく、『ラストイニング』までが『バッテリー』だと思います。

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2009/10/04

バッテリー6以降の門脇の話と瑞垣の話。 読んでいてやっぱりキモチイイ。このシリーズが一番描写がすきかも。 時間軸に沿わない試合の回想でちょっと混乱しかかりもしたけど。 ぐるぐるしてるのもあるけど、不意になんでもないはずのシーンで泣きそうにもなったけど。 共感と、懐古と、羨望…かな...

バッテリー6以降の門脇の話と瑞垣の話。 読んでいてやっぱりキモチイイ。このシリーズが一番描写がすきかも。 時間軸に沿わない試合の回想でちょっと混乱しかかりもしたけど。 ぐるぐるしてるのもあるけど、不意になんでもないはずのシーンで泣きそうにもなったけど。 共感と、懐古と、羨望…かな。 あと、最後の豪への瑞垣の言葉も、届いているといいな。

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2009/10/07

息抜きにあさのあつこ。ずっと春樹じゃ頭疲れる。。本屋で見かけて『やっベー、読みたい』と思ってた本をブックオフで発見。ラッキー。 あの6巻での試合後の瑞垣メインな横手二中。ただ、たまに他の人の視点がすっと入り込む辺りが、私があさのあつこを苦手とする理由。でも、それ以外の文章、言葉遣...

息抜きにあさのあつこ。ずっと春樹じゃ頭疲れる。。本屋で見かけて『やっベー、読みたい』と思ってた本をブックオフで発見。ラッキー。 あの6巻での試合後の瑞垣メインな横手二中。ただ、たまに他の人の視点がすっと入り込む辺りが、私があさのあつこを苦手とする理由。でも、それ以外の文章、言葉遣いは好き。と思ったら今回気づいた。この人の言葉の飾り方は、多分私のやり方と似ているんだ。いや、本業作家にめっちゃ失礼な発言ではあるけど、多分そう。私の書き方・言葉の飾り方に似ている。だから気になるし、そのくせ案外あっさり読み飛ばしてしまう。野球を無闇に綺麗に言葉で書くあたりなんかホントそう。…そう思って、余計に心に残ってしまった。 野球に魅せられた少年達。私はそんな人達を3年間傍で見てきた。勿論、部活みたいにガッツリやるわけじゃないけど、だからこそ余計に野球が好きで仕方ない気持ちを見ていた。このシリーズを読んでると、無性にダックスに顔出したくなるんですよね(笑)私の近くにいる野球に魅せられた奴らに会いたくなる。しまったなぁ、今日の試合、やっぱり行けばよかったかも。。 そして瑞垣を通じて、豪のことが少し補足されている。豪の覚悟。そこもまた心に残った。この本では、巧にスポットなんて全然当たっていない。本編で注目された門脇でもない。その影で牙を潜めていた瑞垣をメインに、そして瑞垣を通じて他のキャラクターを描く。やっぱりこの人、少年達を描くことに関してはむっちゃ上手いわ。。だからこそ成人女性の視点とか読んでみたかったんだけどねぇ。

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2009/10/04

バッテリーは言うまでもなく、原田巧を中心に話が進むが、 このラストイニングは、瑞垣(おみず)視点から描かれている。 何事もななめに考えるおみずの生き方、みたいなものが つまっていて、共感できる部分もあり、少し苦しくなる。 個人的にはやっぱり野球を続けてほしいので、なかなか満足...

バッテリーは言うまでもなく、原田巧を中心に話が進むが、 このラストイニングは、瑞垣(おみず)視点から描かれている。 何事もななめに考えるおみずの生き方、みたいなものが つまっていて、共感できる部分もあり、少し苦しくなる。 個人的にはやっぱり野球を続けてほしいので、なかなか満足。 一部抜粋  「悪いな。妄想しなきゃいけねえほど女に餓えてねえよ」     「野球には?」  「え?」     「野球には餓えてねえのか」

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2010/08/16

「おれは少しでも自由になりたかった。枷を外したかった。夕陽を弾き唸ったあの一振りを目の当たりにしたとき、たぶん背負い込んでしまったのだろう重石を降ろしたかった。それだけなのだ。」 「バッテリー」の後日談。瑞垣の青臭さが…どうしてこんなにリアルに描けるんだ、ってくらいにリアル。にし...

「おれは少しでも自由になりたかった。枷を外したかった。夕陽を弾き唸ったあの一振りを目の当たりにしたとき、たぶん背負い込んでしまったのだろう重石を降ろしたかった。それだけなのだ。」 「バッテリー」の後日談。瑞垣の青臭さが…どうしてこんなにリアルに描けるんだ、ってくらいにリアル。にしても、門脇が推薦蹴ってるとは思わなかったな。 で、私はやっぱり豪が好き。うん、もっと笑って欲しいー。

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