6ステイン の商品レビュー
久々に心にグッとくる小説です。 多少軍事もの好きなら「福井晴敏」はハズレがないですね。 戦争や医療とか、「命」が掛かってる物語は登場人物が活き活きと輝いて見えます。 魂の叫びが出やすいのですかね? 作者の腕ですかね? そう穿った見方をしてしまうほど、この作者の切り口は見事です...
久々に心にグッとくる小説です。 多少軍事もの好きなら「福井晴敏」はハズレがないですね。 戦争や医療とか、「命」が掛かってる物語は登場人物が活き活きと輝いて見えます。 魂の叫びが出やすいのですかね? 作者の腕ですかね? そう穿った見方をしてしまうほど、この作者の切り口は見事です。 非日常の中で見せられる、親として、子として、男として、女としての気持ちが、読み手の心の中にあるモノと共振するんですかね。
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福井作品は『亡国のイージス』をきっかけに読むようになりました。この6つの短編もテーマは一貫して人と人との絆に重点を置いており、力強い文章と相まって感動させられ、さらには読後清涼感も味わえる。大藪春彦賞を取った作家というのはこういう作品を書くのか?と、良い意味で戸惑わされた。大藪さ...
福井作品は『亡国のイージス』をきっかけに読むようになりました。この6つの短編もテーマは一貫して人と人との絆に重点を置いており、力強い文章と相まって感動させられ、さらには読後清涼感も味わえる。大藪春彦賞を取った作家というのはこういう作品を書くのか?と、良い意味で戸惑わされた。大藪さんが生きていたら何と言うのだろう?
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短編集。6作品あります。面白かったです。堪能できました。どの話も主人公がかっこよすぎます。市ヶ谷とか赤坂とか、独特の言い回しもたまりません。「媽媽」が一番よかったかな?
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佳作。 一つ一つの短編は悪くないが。 できれば、その6つの短編をひとつの長編に編み上げてもらいたかった。 一部の短編同士がつながっているのも、気を持たせた。
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「畳算」が最高。女としてその生きる姿勢、芸をもつ艶やかさ、やりきれなさは胸に迫るものがあった。どうしても待ってしまう老女の姿は人間はかくも切ないものかと思わせる。「マーマー」は様々な役割を一生懸命こなそうとしつつその葛藤に苦しむ母であり、妻であり、働き手である彼女。自分が自信をな...
「畳算」が最高。女としてその生きる姿勢、芸をもつ艶やかさ、やりきれなさは胸に迫るものがあった。どうしても待ってしまう老女の姿は人間はかくも切ないものかと思わせる。「マーマー」は様々な役割を一生懸命こなそうとしつつその葛藤に苦しむ母であり、妻であり、働き手である彼女。自分が自信をなくしたときに元気がでそう。でも人間はかくも経験をすると後悔や自身の穢れに絶望し、また希望を得られるものなのかな。年を経るって奥が深い。
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短編集だと思ってなかった… 最後に話がつながるんだ、と思って読み進めていたのでした。 なかなか面白かったので、つなげて欲しいなぁ。でも、この後亡国のイージスにつながるのなら、この短編をつなげるのは難しいかも。
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あらすじに惹かれて読んでみた本。結論。これが長編だったら・・・・・・。それなりに伏線や繋がりはあるのですが、それがもっと繋がり長編になっていれば、もっともっと面白かったと思います。短編になっている分、少し軽くなっていた感が。よかったですが、それが残念。
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本屋で平積みされてて ついつい購入 長編だとお思っていたので、 短編集に思わず 驚いてしまった
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短編集。 最後の「920を待ちながら」は920は出てきません。 それほど920の動向を期待してたわけでもありませんが、それでもやっぱりがっくりきました。 ちなみに「木村」が誰なのかは、ちょっと読めばすぐに分かる(笑)
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これだけ徹底して世界観統一してる人も珍しいような…最後にイージスのキャラが出てたんですが、時期的にはいつ頃なんだろう。
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