闇の守り人 の商品レビュー
第二段! 私的には精霊の守り人よりもこっちのほうが好き♪ 今回はやけに登場人物が多くて誰だっけ?となったけど精霊の守り人での土台があるからかスッと話に入っていけた★ さて夢の守り人も手元にあるので早速読みますか!!
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守り人シリーズ2作目。 今回はバルサが故郷に帰り、過去との因縁に対峙します。 捻じ曲げられていた真実、カンバル王国の地下に存在し〈山の王〉が治める山の底の国、そして〈山の王〉の家来である〈闇の守り人〉・・・ ドキドキしながら読んでしまいました>< 前作『精霊の守り人』も好きですが...
守り人シリーズ2作目。 今回はバルサが故郷に帰り、過去との因縁に対峙します。 捻じ曲げられていた真実、カンバル王国の地下に存在し〈山の王〉が治める山の底の国、そして〈山の王〉の家来である〈闇の守り人〉・・・ ドキドキしながら読んでしまいました>< 前作『精霊の守り人』も好きですが、今作のほうが私はより好きです。
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上橋さんの本は、最初から面白いことがわかっているのでわくわくして開いて、 ハラハラしながら読んで、 ニコニコしながら読了できます。
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守り人シリーズ第二弾。 バルサの昔にまつわるお話。なかなかテンポよく読みすすめられました。 精霊よりも私はこっちのほうが好きです。
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守り人シリーズの第二弾。第一弾よりはすんなりとストーリーに入って楽しめた。でもやっぱり固いなぁ。 ストーリーの中では、バルサが故郷を訪れる中で自分の過去と向き合い、乗り越えて行く物語。自分を育ててくれたジグロに対して、「私の事を恨んでたのは知っている」と言い切った場面にはびっくり...
守り人シリーズの第二弾。第一弾よりはすんなりとストーリーに入って楽しめた。でもやっぱり固いなぁ。 ストーリーの中では、バルサが故郷を訪れる中で自分の過去と向き合い、乗り越えて行く物語。自分を育ててくれたジグロに対して、「私の事を恨んでたのは知っている」と言い切った場面にはびっくりした。ジグロはバルサを守るために追われる身となり、かつての友人を何人も殺さざるを得なくなったわけやから、バルサを恨む気持ちがあって当然っちゃ当然やけど、たいていの物語では「愛してるから」の一言で綺麗に纏めてまうからな。 俺は基本的にネガティブな記憶は忘れていく性質で、思い出すのも嫌、っていう思い出がないんやけど、実は心の奥底に眠っていて行動に影響を与えてたりするんかな…。
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一人の男の策略によって、過酷で悲しい運命を背負わされたバルサとジグロ。しかし、ジグロは既に亡く、男の陰謀も長い月日の中で過去のモノとなってしまった…はずなのに! 策略は別の者に引き継がれ、新たな過ちを犯そうとしていた。バルサの今と過去が明らかになる一冊。是非、映像化を希望!!
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「精霊の守り人」の続編ですが、今回は短槍使いバルサが因縁のある故郷に舞い戻る話。 命を守り、養い育てて、槍も教えてくれた養父ジグロの汚名を晴らすべく、20数年ぶりに闇に閉ざされた洞窟を抜けて故郷へ。 その洞窟の中での事件と出会いが、やがて運命の歯車を回し、国家の行く末を左右す...
「精霊の守り人」の続編ですが、今回は短槍使いバルサが因縁のある故郷に舞い戻る話。 命を守り、養い育てて、槍も教えてくれた養父ジグロの汚名を晴らすべく、20数年ぶりに闇に閉ざされた洞窟を抜けて故郷へ。 その洞窟の中での事件と出会いが、やがて運命の歯車を回し、国家の行く末を左右する「闇」を浮かび上がらせる…。 もうとにかくバルサの人間臭さ、強さに同調し、今は亡きジグロに感動し…子供ではカッサとジナの兄妹を応援したくなり…とにかく楽しい一気読み!!!! 風景、国土、文化の描写がすごく丁寧なので、想像し易くのめりこんでしまうのは相変わらず上橋さんの技。 早くも続編を読みたくて仕方ない…文庫化を待てなかったら図書館だ!大人が読んで、子供に薦めるべき本。
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- ネタバレ
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これはすごいよなー。うん、すごい……! 生きている者の思惑もだけど、既にこの世にいないジグロという人物の感情が、こんなに生々しく伝わるものかと思う。人間の機微を描くことが文学だとしたら、この作品は間違いなく一流の文学作品だと思うのです。ジグロ、惜しい人を亡くしました。 あとバルサがタンダのことをときどき思い返すところなんか、きゅんきゅんしますね。
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2008/02/26読了 おおお、前作「精霊の守り人」に比べて、全然面白い。前作は、ファンタジー児童文学のお約束というかステップを丁寧に踏んでいるという印象が強かったのだが、今作はちゃんと作者の情熱とか描きたいこととかが伝わってきて、胸にせまるものがあった。やっぱり、ファンタジー...
2008/02/26読了 おおお、前作「精霊の守り人」に比べて、全然面白い。前作は、ファンタジー児童文学のお約束というかステップを丁寧に踏んでいるという印象が強かったのだが、今作はちゃんと作者の情熱とか描きたいこととかが伝わってきて、胸にせまるものがあった。やっぱり、ファンタジーはこうじゃないとな〜 痛みと癒しはファンタジーの永遠のテーマである。
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年が明けたと思ったらもう2月。今月も月の初めはこのシリーズでと、先週も丸々二日休めた土日で読了。 木々の蒼さや水の碧さ、岩の堅い感触や洞窟の闇の深さを感じさせる世界の中で、今回はバルサが25年振りに故郷へ帰る洞窟をくぐるところから始まる物語。 「精霊の守り人」で登場したときには既...
年が明けたと思ったらもう2月。今月も月の初めはこのシリーズでと、先週も丸々二日休めた土日で読了。 木々の蒼さや水の碧さ、岩の堅い感触や洞窟の闇の深さを感じさせる世界の中で、今回はバルサが25年振りに故郷へ帰る洞窟をくぐるところから始まる物語。 「精霊の守り人」で登場したときには既に亡くなっていたけどとても印象的な人物だったバルサの養父ジグロ。 そのジグロとの逃避行とそこで着せられた汚名の経緯が明らかになる時、物語はただジグロの汚名を雪ぐだけでなく、その昔から諮られたユグロの奸計に行き当たる。 丁寧に積み重ねられる過去の始終と現在の出会いの中でバルサの葛藤とそれを包み込む家族の氏族の物語は、今回も一気に読ませる。 暗闇の中での<槍舞い>の静謐な激しさ。全てが明らかになった時のなんというとても優しい感触。 『彼らは、ヒョウル<闇の守り人>たちが青い光となって、そっとふれていった、あの感触を一生忘れないだろう。…青い光となって、彼らが別れをつげたとき、男たちは多くのことを感じとった』 牧童に姿を変え地上の民を見つめ続けている<山の底の民>。全ての民がそれぞれの則を守り生きて行く姿の尊さ。
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