闇の守り人 の商品レビュー

上橋菜穂子【著】

2009/10/04

良いです☆☆

3冊目ともなると、どんどん世界観が深まってきていて、一ページ目からこの世界にどっぷりです♪

ジグロかっこいいです☆

惚れそうでした♪

バルサの過去もこの本でかなりすっきりします！！

バルサの方が主人公に近いはずなのに、トロガイの過去が分かる方が先なんだ。。。とちょっと不思議ですけど。。。

2009/10/04

１作目の『精霊〜』もかなり面白かったが、こっちの方がさらに面白かったっ！

主人公の女用心棒バルサが、自分の過去を清算するべく、
生まれ故郷のカンバルへ帰郷。
そこでさまざまな事が起こり、最後はヒョウルと呼ばれる“闇の守り人”と
向き合う事になるのですが・・・と言う話。
本当になんと言うか、この作者の細かい部分まで創造する力には感動します。
貧しい民の、１本の腰ひもでさえ、用意に頭に思い描くことが出来ます。
自分が今カンバル人となって、実際にバルサを遠巻きに見ているような、
そんな錯覚に陥ります。

ラストでは、ＣＧのようにくっきりと、そして絵画のように幻想的な世界が待っていて、
感動の波に包まれるのでした。

2009/10/07

「精霊の守り人」以上におもしろかった。
物語最後のバルサの戦いでは、きれいごとだけでは終わらない掘り下げ方に驚いた。
驚いて、その深さに納得。

2011/08/06

まいった。『精霊の守り人』は「あー、おもしろかった」。こちらは「すごい」。舞台となる異世界がここまでしっかり作りこまれていれば、面白くなること間違いなし。しかもその世界観がすごく好き。十二国記やライラの冒険に負けない力がある。

2009/10/04

シリーズ第２作。かなり大人向けの内容だと思います。こんなに早い段階でバルサの内面に触れた話が出てくるとは思ってなかったので、今後の展開が気になります。

2009/10/07

女用心棒バルサは２５年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、養父ジグロの汚名を晴らすために。「守り人」シリーズ第二弾。

「精霊・・」に比べるとオトナ向けということですが、私は「精霊・・」のほうがよかったかな？
でもルイシャ（青光石）、ヒョウルに関する設定など十分楽しめました。
ジグロの色んな想いが表現されたラストがよかったです。
少年カッサが自分の存在と自分の仕事を受け入れていくようになる成長モノとしても楽しめました

2009/10/07

[守り人]シリーズ第二弾。第一弾をアニメ・漫画で見て続きが気になり購入。牧童、ティティ・ラン、地下世界の記述にとても心惹かれると同時にジグロの汚名が晴れるのか気になりどんどん世界に引きずり込まれます。こんな世界が見て見たい･･！期待以上に面白かったです。次はバルサの幼馴染タンダが関わってくるお話しみたいなので楽しみです。

2009/10/04

「守り人」シリーズ第2弾。前作が日本を意識させる世界設定だったのに対して、今回は山岳の王国が舞台になっています。相変わらず、物語の世界観はしっかりしています。階級社会への苦言など深読みすれば、相当ハードな内容です。でも、冒険ものとして単純に読み進めても面白さは保証付きです。もとともは児童書なので、子どものいる人は、是非、お子さんに買ってあげて欲しいなと思いました。

2009/10/04

だんだん明らかになってくる、ジグロの男気にやられます。

自分が男ということもありますが、信じる人や信念のために生きる男の話には弱いです。

もちろん作者は冷静なので、それに振り回されてしまう周囲の苦労と悲哀にも目を配っているところがさすがです。

2009/10/04

精霊の守人に続きこの闇の守人もとても面白かったです。
ﾊﾞﾙｻの過去が明らかになり、運命の多きな力を感じました。
精霊の守人から変わらないファンタジーの力！！
とても満足しました。