お縫い子テルミー の商品レビュー
何度も読み返してる1冊。表題作の「お縫い子テルミー」は、自由に生きていながらも変わりゆく環境に翻弄されて、大人になっていく少女の話。そもそも、テルミーがお縫い子になった理由ってなんどろう。好きな人の服を縫いあげるのはどんな気持ちだろう、と、考えながら読んでしまいます。私もお縫い子...
何度も読み返してる1冊。表題作の「お縫い子テルミー」は、自由に生きていながらも変わりゆく環境に翻弄されて、大人になっていく少女の話。そもそも、テルミーがお縫い子になった理由ってなんどろう。好きな人の服を縫いあげるのはどんな気持ちだろう、と、考えながら読んでしまいます。私もお縫い子さん、名乗りたいな。
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あっさりと、無頓着に、きっぱりと生きる栗田有起さんの小説の登場人物たち。 孤独であるがゆえの自由と、自由であるがゆえの孤独と共に生きようとする彼らは 清々しくて、痛々しいほどまっすぐで、どこか憧れも感じます。 http://matsuri7.blog123.fc2.com/blo...
あっさりと、無頓着に、きっぱりと生きる栗田有起さんの小説の登場人物たち。 孤独であるがゆえの自由と、自由であるがゆえの孤独と共に生きようとする彼らは 清々しくて、痛々しいほどまっすぐで、どこか憧れも感じます。 http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-181.html
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お縫い子テルミー、長編だったら良かったのに。 先が知りたいとても知りたいと思った。 「お縫い子テルミー」「ABARE DAICO」 全ての登場人物が魅力的だった。 テルミーも母も祖母もシナイちゃんも信田さんも オッチンもコマも酒井さんも。
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人との出会いによって自分自身を見つめ直し、自分にしか出来ないこと、好きなことを大切にするテルミーの生き方は迷いがなく真っ直ぐで、稀有な美しさだなあと思う。シナイちゃんかっこいい。
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最初に読んだときは、「お縫い子テルミー」はさらっとで、一緒に入ってる「ABARE・DAICO」に惹かれた。 淡々となのに、勢いあって面白いなーと。 でも読み返すと、「お縫い子テルミー」もとてもよかった。 じわじわと攻めてくる感じで。 シナイちゃんがいて、テルミーがいて、交わってる...
最初に読んだときは、「お縫い子テルミー」はさらっとで、一緒に入ってる「ABARE・DAICO」に惹かれた。 淡々となのに、勢いあって面白いなーと。 でも読み返すと、「お縫い子テルミー」もとてもよかった。 じわじわと攻めてくる感じで。 シナイちゃんがいて、テルミーがいて、交わってるわけじゃない世界。 個人と個人がいて、生きてて、その延長線上が世界なのかなあとか思った。 そのうち、また読む。そんな気分の本。
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きっかけは表紙が可愛かったから!つまりジャケ買い?でも良い出会いでした★お縫子という可愛らしい仕事とせつない恋の物語。作家さんごと好きな作品となりました。
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流しのお縫い子、テルミー。 不思議な美しさを持つシイナちゃんと出会い、取りつかれたように彼(彼女)の服を縫い上げる・・・ 短くてさらりと読める作品です。 不思議だけど、不思議ではない、不思議な世界観。
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お縫い子としての誇りを強く感じた。 自身の運命をがっぷり受け入れた上で、それでもすべてをわしわしと素足で踏みしだいて進む!という!気合。 ファンシーな装丁を全力で裏切る!
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表題作と「ABARE・DAICO」の2作。 どちらもちょっと物足りない。 感覚が合わないのか。 そこまで割り切れない。
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依頼主の家に住み込み、服を仕立てる「流しのお縫い子」として生きる、テルミーこと照美。生まれ育った島をあとにして歌舞伎町を目指したのは十五歳のとき。彼女はそこで、女装の歌手・シナイちゃんに恋をする―。叶わぬ恋とともに生きる、自由な魂を描いた芥川賞候補作の表題作。 アルバイトをして...
依頼主の家に住み込み、服を仕立てる「流しのお縫い子」として生きる、テルミーこと照美。生まれ育った島をあとにして歌舞伎町を目指したのは十五歳のとき。彼女はそこで、女装の歌手・シナイちゃんに恋をする―。叶わぬ恋とともに生きる、自由な魂を描いた芥川賞候補作の表題作。 アルバイトをして「ひと夏の経験」を買う小学五年生、小松君のとぼけた夏休みをつづる『ABARE・DAICO』収録。 私は、「お縫い子テルミー」の話の方が好みでした。 本屋で“ジャケ買い”くらいの衝動で購入したのだけれど、とても良かったです。あまり恋愛ものは好きではない私ですがテルミーの淡い・せつない恋には、読み終わった後少しきゅんとなりました。 お勧めです。
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