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お縫い子テルミー の商品レビュー

3.9

104件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

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2010/10/10

本質的でシンプルなことばが心地よくて、 元気がでる。 でも現実はこんなエッセンシャルには進んでいかなくて あたしもここまで本質的に割り切ることはできなくて だからきっと夢物語。あこがれ。

Posted byブクログ

2009/10/04

かっこいい話。気負わずに、がんばる女の子が一番だ。 当たり前にしかならないことは当たり前に受け止めてみる。 疑問や不服をちょっと、面倒だなあ、と思って放る。 残ったことだけ、黙々。

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2009/10/04

とってもかわいらしくてしかたがないおはなし。 照美の飄々淡々としたイメージも、シナイちゃんに対する愛情も、とにかくまっすぐでためいきがでてしまう。 照美にいつか逢えたら、お洋服をつくってもらいたい。

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2009/10/04

お縫い子のすごくかわいいお話。この世界観は結構好きだな。テルミーがお縫い子で、布を愛している感じもよかった。自分がハンドメイドにはまっていた時だったから、また良かった。

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2009/10/29

ついつい頭の中で「歌舞伎町の女王」がBGMで流れてしまうのは・・・ 安易ですね(笑)私。 「お縫い子」 「テルミー」 タイトルに使われたどちらの言葉も 不思議な響きと存在感をもって呼びかけてくる。 中身もまさにそんな感じでした。 ひっそり単館上映されてる良質な、けど全く派手で...

ついつい頭の中で「歌舞伎町の女王」がBGMで流れてしまうのは・・・ 安易ですね(笑)私。 「お縫い子」 「テルミー」 タイトルに使われたどちらの言葉も 不思議な響きと存在感をもって呼びかけてくる。 中身もまさにそんな感じでした。 ひっそり単館上映されてる良質な、けど全く派手でない映画みたい。

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2009/10/04

すっぱりと短くテンポのいい文体が気持ちいい。地に足つけずに軽やかに生きる登場人物たちの強さが格好いい。凄く好きな本です。

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2009/10/04

「ABARE・DAICO」がどこかの昔の入試で使われてたです。 「お縫い子テルミー」の方は、まだあの頃はよく意味が分からなかったとです……(遠い目)

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2016/01/05

 表題作は好き。テルミーの葛藤は恋愛と仕事どちらをとるかの葛藤、と単純には言い切れないとこがステキ。おそらくそういう一口に言ってしまえるような単純な理解を、作者はにくんでいる、というか、恐れているかのようだ。  恋する相手は、仕事そのものに恋しているような女装の歌手シナイちゃん。...

 表題作は好き。テルミーの葛藤は恋愛と仕事どちらをとるかの葛藤、と単純には言い切れないとこがステキ。おそらくそういう一口に言ってしまえるような単純な理解を、作者はにくんでいる、というか、恐れているかのようだ。  恋する相手は、仕事そのものに恋しているような女装の歌手シナイちゃん。このネーミングすごいよなぁ。「しようか」と聞くけど、結局しないからシナイちゃんなのかなーとか思った。  「ABARE・DAICO」はだいぶおもしろいはずなんだけど、要素が多すぎてちょっとキレがないように感じました。  表紙は可愛いけど、私としてはテルミーの扱う布のイメージじゃなかった。

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2023/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一応、手作りを趣味とする身なので、タイトルに惹かれて買いました。 が…………。 う〜ん、もうなんか「居候の身でずーっと暮らしていた」という設定だけでやや拒否反応が……。 なんども読んではやめ、読んではやめして、やっと読み終えました。 テルミーが、型紙も取らずに洋服を作れる、という技術はうらやましかったな。 表題作より、「ABARE DAICO」の方がおもしろかったかも。

Posted byブクログ

2011/08/01

10代の子ども(と呼んでいいのか)二人を主人公にした中編2作入り。表題作「お縫い子テルミー」は昭和初期の設定かと思った。小学校にも通わずに祖母と母と3人で居候をしながら転々としていた って設定がどうしても現代とは思えなくて。テルミーは依頼主の所に居候しながら身に付けるものを縫う。...

10代の子ども(と呼んでいいのか)二人を主人公にした中編2作入り。表題作「お縫い子テルミー」は昭和初期の設定かと思った。小学校にも通わずに祖母と母と3人で居候をしながら転々としていた って設定がどうしても現代とは思えなくて。テルミーは依頼主の所に居候しながら身に付けるものを縫う。出来上がると次の依頼主を探す。お金が足りないと水商売をする。それで16歳っていうから驚き。そんなテルミーが出会ってしまう恋。これが切ない。想い過ぎて関係をもてない感じがしみじみ伝わる。枕を持たなかったテルミーが初めて手に入れた枕 きっとずっと一緒に旅を続けるんだろうな。2作目のABARE・DAIKOは12歳の小学生男子が主人公。ひと夏の大きな出来事で一歩オトナになる。簡単に言うとジュブナイル小説なんだけど、これ すっごくいい。これだけで1本映画が出来るよ。子どもが入り込むことのできない、子どもの価値観では計りきれないオトナの世界に片足を突っ込んでしまったときには思いっきり子どもの鎧で闘えばいい。そう ピンポンう○こ 攻撃のように!!痛快だ。

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