雨月物語 改訂版 現代語訳付き の商品レビュー
高2の選択古典の授業でハマった作品。 吉備津の釜の思い出が強くて忘れられない。 物語は、少しゾクゾクする場面があって面白くて、次へ次へとページをめくっちゃう♪
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日本・中国の古典をベースに上田秋成が著した怪奇・怪異小説9編がまとまったもの。心温まる話があったり、教訓に満ちた話があったりと、ただ怖いだけではないホラー小説集。
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端正な和漢混交文。迫真の情景描写。全編にあふれる人間の愚かさや情への慈しみを込めたまなざし。日本発の怪奇小説の元祖という枠を超えた、奇跡の古典。このような書物を原語で読み味わえることの幸せ。
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短編集。ホラーを読むのであればまずコレから。上田秋成の雨月物語です。現代語訳本はいくつか出ているようですが、これが一番わかりやすいかなぁと。幽霊や妖怪の話もありますが、人の二面性、そして多重人格性についても描かれており、高い文学性によって現代においてもその恐怖は決して古臭さを感じ...
短編集。ホラーを読むのであればまずコレから。上田秋成の雨月物語です。現代語訳本はいくつか出ているようですが、これが一番わかりやすいかなぁと。幽霊や妖怪の話もありますが、人の二面性、そして多重人格性についても描かれており、高い文学性によって現代においてもその恐怖は決して古臭さを感じさせないでしょう。特に物語の中に登場する女性、「磯良(いそら)」の恐ろしさは現代にも通じるものとされ、作家・貴志祐介は「十三番目の人格(ペルソナ)」という小説のサブタイトルとして「ISOLA」の名前を使っています。純粋に文学としておもしろいので、是非。
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高校の国語の先生に、「読みやすくて面白い古文を教えて下さい」と聞いたら勧めてくれたのがこれ。 しばらくいろいろな所で本を探していたけれど、結局現代語訳を手に取ってしまいました・・・。 怪奇小説、なんだけど、綺麗な印象。
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